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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
【祓ノ血族】-本編-
190/193

【真奈の性格】

真奈

「いつもの私って何なのよ。」


千颯

「いつもの真奈は、面倒臭いと言いながら節度は守ってた。」


琴音

「いつもの真奈なら、ただ逃げてるだけ。」


琴音

「落ち着いたら帰ってたわよ。」


灯子

「いつもの真奈なら、ドリンクとスナックだけ食べて、駄べって終わり。」


灯子は、煙草を消した。


???

「いつもの真奈なら、連絡はくれるわよね~~。」


その声に驚いて、三人は後ろを振り向いた。


そこには、髪をアップにした女性が立っていた。


琴音

「來ちゃん!」


千颯

「來華!」


灯子

「早かったじゃないか。」


來華

「誰かさんの後始末が早く終わったのよ。」


來華

「誰かさんのおかげで。」


來華は、真奈を見た。


真奈

「お前……どうやって来たんだよ。」


來華

「普通にタクシーよ。」


來華

「灯子さんから、仕事が終わったタイミングで連絡もらったの。」


來華

「だから社員全員、リフレッシュ休暇で休んでもらったわ。」


真奈

「は?」


來華

「で?」


來華

「昼間っから酒飲んで。」


來華

「つまみ食べて。」


來華

「何を隠してるのよ。」


來華

「何から逃げてんのよ。」


真奈

「別に逃げてない。」


真奈は、顔を全員から背けた。


真奈

「ただ……。」


琴音・千颯・灯子・來華

「ただ?」


真奈は、拗ねたまま呟いた。


真奈

「じいちゃん家にいたくなかった。」


真奈

「それだけよ。」


四人は、顔を見合わせた。


琴音

「家で何かあったわね。」


千颯

「今まで、こんなことなかったよ?」


灯子

「家大好き人間が?」


來華は、しばらく考えてから口を開いた。


來華

「誰か……来た?」


その言葉に、真奈の肩がピクッと動いた。


四人は、その動きを見逃さなかった。


すかさず、琴音が口を開く。


琴音

「灯子さん、VIP席空いてる?」


灯子

「空いてるよ。」


灯子

「使いな。」


千颯

「ありがとう。」


來華

「上行くわよ。」


真奈

「は?」


真奈

「嫌だ!」


真奈

「どうせ色々聞く気じゃないか!」


來華

「当たり前でしょ。」


來華

「とことん付き合うわよ。」


真奈

「私は付き合わなくていい!」


琴音

「はいはい。」


千颯

「抵抗しない。」


來華

「諦めなさい。」


真奈

「お前ら本当に最悪!」


真奈は、ほぼ連行状態で、三人に引きずられるようにVIP席へ連れていかれた。


灯子はそれを見送りながら、クスクスと笑った。


灯子

「いい仲間を持ったねぇ。」

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