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【代償】
玲央
「先に、俺達の血筋を調べるのではないんですか。」
玄三
「それは後じゃ。」
玲央
「後?」
玄三
「ああ。」
玄三
「今のお前達は、濁りが濃い。」
玄三
「その状態で奥を覗けば、何が本来のものか分からん。」
海斗
「本来のもの……。」
玄三
「血の力なのか。」
玄三
「穢れなのか。」
玄三
「黄泉の連中に触れられた影響なのか。」
玄三
「それらが混ざって見える。」
一樹
「つまり、先に不純物を落とす必要がある……。」
一樹
「そういう事ですか?」
玄三
「そういうことじゃ。」
修一
「濁った水じゃ、底が見えないんだ。」
修一
「まず澄ませる。」
修一
「それから底を見る。」
紫苑
「……。」
蓮
「俺の封印は?」
玄三
「それも後じゃ。」
蓮
「なんでだ。」
玄三
「お前のものは、特に深い。」
玄三
「無理に触れば、お前自身が呑まれる。」
蓮
「……。」
玄三
「焦るな。」
玄三
「まずは、お前が自分を忘れんようにすることじゃ。」
玲央
「つまり、穢れを落とすかどうかは、俺達が選ぶ必要がある。」
玄三
「ああ。」
玄三
「強制はせん。」
玄三
「自分達の人生じゃ。」
玄三
「よく考えなさい。」
玄三は、玲央達をみて更に伝えた。




