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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第2章 〖日常〗
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〖綻びと歪み〗

修一


「それぞれの被害状況。」


修一


「改善、

及び修復状況を確認したい。」


会議室が静まる。


最初に口を開いたのは、

雅だった。



「近畿は西側霊脈に乱れ。」



「特に京都、

伏見周辺。」



「結界補修は終わってるけど、

流入数が少し増えてるわ。」


孝臣


「下位妖か?」



「えぇ。」



「まだ処理出来る範囲。」



「ただ……。」


雅の目が細くなる。



「妙に統率が取れてる。」


空気が少し変わる。


次に。


孝臣が資料を開いた。


孝臣


「中部。」


孝臣


「山岳部で結界歪曲確認。」


孝臣


「監視網強化中。」


孝臣


「白山、

飛騨、

木曽。」


孝臣


「霧の発生頻度が異常だ。」


修一


「霧か……。」


孝臣


「住民被害は無い。」


孝臣


「だが烏共が騒がしい。」



「あなた達、

鳥が騒ぐと嫌よね。」


孝臣


「当然だ。」


小さく笑いが漏れる。


次。


茂夫が茶を飲みながら話した。


茂夫


「九州は地脈異常じゃ。」


茂夫


「火山周辺、

温泉地帯。」


茂夫


「地下流動が不安定。」


茂夫


「狢達総出で修復しとる。」


修一


「進捗は。」


茂夫


「七割程かの。」


修一は静かに頷く。


そして。


修一


「冠崎。」


全員が見る。


修一


「中国・四国。」


修一


「綻びは最も多い。」


沈黙。


修一


「神域と異界が隣接している。」


修一


「封印維持、

補修、

浄化。」


修一


「全員投入で対応中だ。」

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