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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第2章 〖日常〗
17/193

〖綻びと歪み・それぞれの状況〗

修一


「現在確認されている異形流入。」


修一


「その多くが下位。」


修一


「だが問題は――」


修一


「人間へ取り憑き始めている。」


沈黙。



「……憑依?」


孝臣


「人間社会まで落ちたか。」


茂夫


「ほっほ……。」


修一


「既に複数確認済み。」


修一


「暴行。」


修一


「失踪。」


修一


「精神異常。」


修一


「各地で発生している。」


空気が重くなる。



「人為的……ではないの?」


修一


「現段階では不明。」


修一


「だが。」


修一


「昨日。」


修一


「中国・四国担当区域で一件事件が発生した。」


全員の視線が向く。


修一


「冠崎胡桃。」


沈黙。


孝臣


「……娘か。」


修一


「あぁ。」


修一


「下位異形憑依体へ遭遇。」


修一


「その後。」


修一


「第三者介入。」



「……第三者?」


修一


「不明。」


修一


「だが。」


修一


「胡桃はその現場へ遭遇している。」


空気が止まる。


茂夫


「ほっほ。」


茂夫


「偶然では済まぬの。」


修一


「私もそう見ている。」

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