表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第2章 〖日常〗
15/193

〖役割〗

修一


「現在、

冠崎家でも対応に追われている。」


雅が静かに目を細めた。



「真奈ちゃんが動いてるの?」


修一


「あぁ。」


修一


「現在、

真奈が前線指揮を執っている。」


孝臣


「ほぉ。」


茂夫


「相変わらず化け物じゃの。」


修一は苦笑した。


修一


「否定は出来ませんな。」


修一


「結界核は真奈。」


修一


「杏奈が霊脈と結界を繋いでいる。」



「繋ぎ役……。」


雅が小さく息を吐く。



「なるほど。」



「だから冠崎の結界は崩れないのね。」


修一


「前線防衛は陸斗、隼人。


雄一と伊織も既に実戦へ入れている。」


孝臣


「……子供までか。」


修一


「現状、

年齢を選んでいる余裕はありません。」


空気が少し重くなる。


修一は静かに続けた。


修一


「そして。」


修一


「治癒と浄化は、

胡桃、和真、由美が担当している。」


その瞬間。


雅の瞳が僅かに揺れた。



「……由美さんまで?」


修一


「あぁ。」


茂夫


「ほっほっほ。」


茂夫


「相変わらず、

冠崎家は家族総出じゃの。」


修一


「元々、

冠崎はそういう家です。」


沈黙。


そして。


孝臣が静かに呟いた。


孝臣


「……一つの術式だな。」


空気が止まる。


修一は否定しない。


孝臣


「真奈が核。」


孝臣


「杏奈が霊脈接続。」


孝臣


「防衛が陸斗達。」


孝臣


「治癒が胡桃達。」


孝臣


「家そのものが、

巨大結界になっている。」



「怖い家族ねぇ。」


クスリと笑う。


だが。


その目は笑っていなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ