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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第2章 〖日常〗
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〖異変〗


「……で?」



「今日は何があったの?」


会議室の空気が変わる。


修一は静かに目を閉じた。


そして。


修一


「結界に綻びが出始めている。」


沈黙。


その瞬間。


全員の空気が変わった。


先程までの穏やかさが消える。


孝臣


「……場所は。」


修一


「複数。」


修一


「ここ一ヶ月で急激に増加。」


茂夫


「ほっほ……。」


茂夫


「遂に来たか。」


雅が静かに笑みを消した。



「歪み?」


修一


「あぁ。」


修一


「境界が不安定化している。」


修一


「異形の流入も確認済みだ。」


空気が重くなる。


孝臣


「こちらでも確認している。」


孝臣


「下位妖が、

人間社会へ流れ始めている。」



「うちもよ。」



「西側の霊脈が少し崩れてる。」


茂夫


「東は地脈が荒れておる。」


茂夫


「狢共が落ち着かん。」


修一


「やはりか。」


全員が静かに考え込む。


そして。


修一


「今回集まって頂いたのは――」


修一


「各領域の現状共有。」


修一


「及び。」


修一


「今後の対策についてだ。」

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