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〖異変〗
雅
「……で?」
雅
「今日は何があったの?」
会議室の空気が変わる。
修一は静かに目を閉じた。
そして。
修一
「結界に綻びが出始めている。」
沈黙。
その瞬間。
全員の空気が変わった。
先程までの穏やかさが消える。
孝臣
「……場所は。」
修一
「複数。」
修一
「ここ一ヶ月で急激に増加。」
茂夫
「ほっほ……。」
茂夫
「遂に来たか。」
雅が静かに笑みを消した。
雅
「歪み?」
修一
「あぁ。」
修一
「境界が不安定化している。」
修一
「異形の流入も確認済みだ。」
空気が重くなる。
孝臣
「こちらでも確認している。」
孝臣
「下位妖が、
人間社会へ流れ始めている。」
雅
「うちもよ。」
雅
「西側の霊脈が少し崩れてる。」
茂夫
「東は地脈が荒れておる。」
茂夫
「狢共が落ち着かん。」
修一
「やはりか。」
全員が静かに考え込む。
そして。
修一
「今回集まって頂いたのは――」
修一
「各領域の現状共有。」
修一
「及び。」
修一
「今後の対策についてだ。」




