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【一時の結界】
修一
「とりあえず、ここ一帯に結界を張る。」
修一
「総本家に連絡を入れて、相談してからまた連絡する。」
修一
「それまでは、あまり出歩かないように。」
真奈
「……だな。」
玲央
「分かった。」
玲央
「詳しいことは?」
修一
「また後日だ。」
修一
「早急に連絡する。」
玲央
「分かりました。」
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翌日から、冠崎家は一気に動き出した。
修一は玄三へ連絡を入れた。
総本家への移動。
神崎組の保護。
黄泉連・骸。
そして、空から響いたあの声。
伝えるべきことは、山ほどあった。
真奈は、各方面へ連絡を入れた。
妖狐。
烏天狗。
狢。
鬼。
結界に関わる者達へ、情報を流す。
杏奈と胡桃は、仕事の引き継ぎを始めた。
長期休暇の申請。
急な不在に備えた調整。
陸斗と隼人も、同時に動いた。
必要なものを揃え、移動の準備を進める。
雄一、伊織、和真は、夏休みを利用する形で総本家へ向かうことが決まった。
冠崎家は、それぞれの場所で、総本家へ向けて動いていた。
一方。
神崎組では、静寂が続いていた。
だが、それは穏やかな静けさではない。
気味の悪い静寂だった。




