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スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~  作者: まんじ(榊与一)


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第144話 沈黙

ただ、面倒な事には変わりない。

目の見えないメンツは戦い様がないだろうし、話せない聞こえないだと戦闘中の連携も取りづらいからな。


一応対策を……って、そういや俺にはテレパシーがあったな。

まあ言わざるの呪いが念話にも影響する可能性もあるけど、とりあえず試しに使ってみるか


『聞こえるか?今スキルで話しかけている。聞こえたなら、全員片手を上げてくれ』


テレパシーを使って語り掛けると、全員が手を上げる。

どうやら大丈夫な様だ。


『今俺達は、見えない、聞こえない、話せないのデバフがランダムでかかっている状態だ。取り敢えず、話せない、聞こえない対策として、皆も俺のスキルの念話でやり取りしてくれ。やり方は強く念じるだけでいい』


テレパシーは俺とのやり取りだけでなく、連合を組んでる範囲までならそれで自由にやり取りさせる事も可能となっている。

これで意思疎通をすれば、言わざる聞かざるは完封したも同然だ。

まあ見えないのだけはどうしようもないが。


『こんな感じかな?皆聞こえたらジャンプで!』


天魔輪廻の言葉に従い、全員がその場で軽くジャンプする。


『おー、いけてるいけてる』


『とりあえず……これで話せない事と、聞こえない事はクリアですね』


『恵みっち。残念ながら、そうとは言えないかなー』


『どういう事でしょう?』


『魔法が使えない。大事な事だからもう一度言うね。言わざるの効果で魔法が使えなくなってる。試してみたからほぼ間違いないよ』


言わざるに魔法封鎖の効果が?


『まあ沈黙だからって事じゃないかな、と。想像だけどね』


確かにゲームとかだと、魔法の詠唱を沈黙が妨害して魔法が使えないって設定があったりもするが……探索者の使う魔法は別に詠唱なんてないんだが?


そう、強力な魔法は発動までが遅い等はあるが、別に詠唱などないのだ。

なのでスキルと大差ない仕様となっている。


『まあなんにせよ、魔法が使えない事には変わりないね。一応、他の話せない子達も魔法を使って確認してみてよ』


何人かから、魔法が使えないと返事が返って来た。

なので言わざるで魔法が使えない事が確定する。


天魔とエデンさんが魔法使えないのかよ……

魔法使いとヒーラーが揃って魔法封鎖喰らうとか……


特にヒーラーが潰れたのがきついな。

パーティー戦における、回復要因の有無は滅茶苦茶でかい。

ヒーラー無しとか、普通ならありえない状態だ。


幸い大城恵は沈黙を喰らっていないので、彼女を中心にパーティーを組みなおすしかない。

目の見えない彼女一人に、両パーティーの回復を任せる訳にも行かないし。


『ヒーラー無しはきついので、パーティーを組みなおす必要があるな。目の見えないメンバーも戦えないだろうし』


『目が見えなくとも、俺なら問題ない』


そう返して来たのは竜崎守だった。


『おじさん、いけるの?』


『ああ。目が見えない程度なら問題なく戦える』


天魔の問いに、竜崎が自信満々気に答えた。

まじかコイツ。

目が見えなくてもマジで戦えるのか。


勇気が震える。


『天才なら……目が見えない程度のハンデ、なんて事ありませんよ。私だってそうです』


目が見えなくても大丈夫なのか。

天才おそるべし。


『まあでも流石に、目に加えて耳まで潰されたらどうしようもありませんけどね』


なんで目が見えなくても戦える奴が、耳が潰れたらダメになるんだ?

意味が分からん。


『目が見えない状態で戦うには、それ以外の五感をフル活用する事になります。そしてその中で最も重要なのは耳ですから。流石にその二つが潰されたら戦えませんよ。流石に天才でも』


俺の考えを読んで、勇気が説明してくれる。


まあでも確かに、俺は天才じゃないけど、音で背後の敵の攻撃に気づいたりするから、それの凄い版と考えるとって所か。

納得だ。


取りあえず……最大戦力である竜崎の奴が戦えるのは万々歳だ。

コイツさえ無事なら、なんとかなる感が凄いから困る。



拙作をお読みいただきありがとうございます。


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