第75話 からくりサーカス
からくりサーカスをようやく今日読み終えました。
Amazonで見かけたのです、大判に変わっての新発売を。ほんとに本当に極めて高価でしたけども、思いきって買いました。
昨夏に。
インテリアとして鎮座していた全巻セット、それをまるまる一周季節を超えてからやっと手をつけ読破しました。
おれごんは連載当時『うしおととら』リアルタイム購読のうしとら原理主義者でしてね。次に始まったからくりサーカスは合わなかったのです。
年齢の近いナルミ視点で物語を追っていたのが悪かったのです。ナルミは早々に(一度)退場、いつも事件の火種である小学生にバトンタッチしてしまった。
さもありなん、少年誌ですからね。そこから読まなくなってしまいました。
それからほぼ30年が経ちまして。ようやく、再び手に取りました。
何よりの後押しは名作と名高いこと。そして老眼にやさしい大判での新発売。
とッてもよかった!
泣けた!
ナルミが、フランシーヌ人形が、コロンビーヌが、エレオノールが、アルレッキーノが泣けた!
もちろん、手放しに褒められる部分ばかりではありません。うしおととらでもTATARI breakerは必要なかったんじゃないかと思いますもん。
黒賀村でこちょこちょやっている時間はさすがに冗長かと。43巻もかからずに半分の20巻で終われるじゃないかと。
思いついた部分を全部書いて載せるのではなく、きちんと取捨選択をしてほしい。濃縮200パーセントで読みたかった。
むぅ?
この指摘は痛烈に自分にも刺さりますねえ。
そんなマイナスを差し引いても、やはり名作。
物語に一貫して通っている背骨が最後まで安心して導いてくれた。
30年の食わず嫌いを克服した瞬間でしたね。




