第64話 フィンディルの感想は空振り
フィンディルの感想にトライしてみようと思いました。
以前から伊藤調先生やひだまりのねこさんより薦められてはいたのですが、これまで実際に応募することはありませんでした。自信がないのはもちろんのこと、なにより規定の1万字に収まることがなかったからです。
もちろん短編はあります。でもそれはおれごんの真骨頂ではない。しかし長編の冒頭でドカンと強めの一発をかましつつ、必要な情報を過不足なく提示することもまた、これまでなかった。いいえ、出来ていなかった。作法を守らず、ダラダラ新情報を垂れ流すのがおれごんの作品群。
でも今回は違うのです。第6作は出来上がった当初こそいつもと同じに不親切でしたが、その後の改稿でずいぶん増しになったと自己評価している。
これなら、フィンディルさんにお出ししても恥ずかしくない。
いえ、恥ずかしいままなのは変わりません。最初に筆をとった時と変わらず、いまだに目指した流麗な美文は影も形もない。
なぜなら知らないから。調べないから知らないままなので書けない。でもそれって、いま使えば長年かけて染みついたものではなく借りてきたもの。それじゃだめなんです。
わたしは徹頭徹尾、自分から発した文で魅せたいのです。付け焼き刃でなく。滲み出でた汚らしい汗こそ見てほしい。
まあでもこれはおれごんの独りよがり。フィンディルさんによってバッサリ斬って捨てられる可能性は十分、いえ、8割がたヌッコロされるでしょう。
でもなんて言うか、ヌッコロされたくなったのかも。ヌッコロされたくなったから応募してみたくなったのかもしれません。
これまでは規定にも達しない状態でしたからこそ出せませんでしたが、6年間の集大成はやっと応募できるかたちに整えることができた。なので応募する、応募して叱咤してもらう。
そのためには1万3千字を1万字に縮めねばなのですよね。これができたならすぐに応募したいと思います。
さあて、どんな感想が戻ってくるやら。
と思ったら、なんとフィンディルさんでは長編の一部だとお呼びでないご様子。規約をよく読むと、短編でないと駄目。おれごんの真骨頂……。
手をつける前で良かったとは思いましたが、これで応募ができなくなりました。
他の感想者さんを探すのは大変です。どこがよいのかわからない。
やはり星海社さんでしょうか。またお手数をかけることになりますが。
これまでで一番出来の良くなった冒頭を読んでもらいたい。読んで褒めてもらいたい!
「まだまだアカンとこばっかやけど、まあまあ読めるようになったで自分」




