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ロボ人おれごん未来の第6作執筆もよう悶々エッセイ  作者: おれごん未来


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第62話 メタルマックス3

 半年に一度は携帯ゲーム機の充電日です。それをゴールデンウイークの最終日にやっていました。可もなく不可もない穏やかな1日を、至極ぼんやりと過ごしました。


 多くの携帯ゲーム機はリチウムイオン電池搭載なのですよね。これは充電せねばやがて完全放電してしまい、二度と使えなくなるというなんとも厄介な存在。それで定期的にプレイもしないのに充電だけして仕舞う無駄な作業をしております。


 いつか訪れる、ふたたびプレイする日のために。


 そうとは知らず全ゲーム機を丸5年ほど放置していた期間がありましてね。その間に3台も電池がお亡くなりになっておりました。泣く泣く他メーカーの互換電池を買って補填しましたが、それらも充電せねばまた完全放電の憂き目に。

 それでせっせと定期的に充電をしております。


 そんなこんなで今回も充電だけするつもりが、ちょっとだけやってみたくなりました。メタルマックス2リローデッドを。


 最近小耳に挟みましてね、どうも2周目以降は追加要素があるのだとか。スーファミ版は5周するくらいプレイしたものの、こちらは1周してそのまま。

 人気の理由が追加要素にあるというので、よい機会だと引っ張り出してプレイすることに。


 始めてすぐ、他のソフトからのアイテム転送という機能があることが判明しました。そのソフトとは、同じナンバリングタイトルのメタルマックス3。

 冒険の助けになるであろう強力な武装を得るべく、ソフトを入れ替えて起動します。ところが。


 セーブデータがぜんぜんラスダン前の雰囲気じゃない。まだまだ先がある気配がプンプンします。

 どうやらおれごん、このソフトをクリアしていないっぽい?


 由々しき事態ですよ、まさか全クリしていないとか。高1のときに初代を猛プッシュされて借りて、「今さらファミコンとか」などと悪態をつきつつプレイするとどハマりして、続く2もリターンズも定価1万円以上で買い、その後の亜流をふくめたシリーズも手元に置くおれごんが、あろうことかナンバリングタイトルをクリアしていないとか。決してあってはならない。


 2リローデッドを放置して3をさっそくプレイです。

 ところが記憶を失っている。

 ソフトはもちろん記録が適切に保存されてあります、記憶を喪失したのはわたし。ポンコツはわたし。

 調べたら発売は2010年らしいんです、およそ15年前。おれごんごときの記憶なぞ風化して当然と言うべき時間が流れた。


 そのため、どこまで進んでいたかを探る旅に出ました。ゴールデンウイーク最終日に相応しい、昔の自分探しのインドアな旅。

 この小さな小さな無駄な旅に、実に12時間を費やしました。これだからゲームは時間泥棒。

 しかして突きとめました、あの頃の冒険の最前線。


「あー、ここで詰まってたのね」


 そこから6時間くらいですかね、無事クリアしました。


 当時行き詰まっていたのは間違いないです。もはや思い出せやしませんが、明らかに手詰まり感を見てとれたので。そして2010年は、ちょうどおれごんがゲームをやらなくなったころ。


 忙しかったですからね当時。公私ともに。時間を占拠してしまうゲームは、自然とやらなくなってしまいました。

 でもいつかまたやろうと。ダンボールに仕舞い、冷暗所で保管。


 それから15年が経ち、状況は変わりました。またゲームをやろうと思えばできます。そのための時間はある。でもたぶんやらない。今はまだね。

 だってわたしは物語を消費するだけでなく、自分でも編めるようになったんです。つまりは小説を書くようになった。こちらに飽きがこないうちは、ゲームの順番はまだ回ってこないということです。

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