第60話 御神託
解体匠機νガンダムがまた買えませんでした。
当日16時からの予約開始に対し、おれごんは悠長に昼寝を敢行。どうせ2時間も寝ないから目覚ましなんて必要なし、自然と起きるでしょと。
こんなの死亡フラグに決まってるじゃないですか。もちろん寝過ごしましたよ、起きたら16時半。時すでに遅し。
こちら13万円の商品なのですが、Amazonのマーケットプレイスやメルカリですと28万円で出品されています。そんなの富豪以外は買えませんぜ。そしてご愁傷さま、その値段じゃ一生売れませんぜ。
徹頭徹尾寝坊したおれごんが悪い。これは間違いない。気を取り直して、楽天BOOKSで行われるという抽選販売に応募します。
それはそれとして、こちらの商品にはもしかしたらご縁がないのかもしれませんね。と言いますのも、徹底的に縁がないと本当に巡り合わないという事象は存在します。
例はラーメン屋の話になるんですけどね。
おれごんがこよなく愛する地元のラーメン屋さんがありましてね。こちらの支店が車で1時間半ほどの距離に出店されたという情報を入手して、さっそく参ったのです。
ところが閉まってる。食べログでは17時開店とあり、お店の扉には17時半開店と書いてある。なのでおれごんは30分くらい待ちましょうと提案したのですがこれを待てぬと同行者に言われ泣く泣く店舗変更。
思い起こせばあれがラストチャンス、けちのつき始めでした。本当ならわずか30分待つだけで食べられた。
その後訪れるも店主急病のため、あるいは店内改装中。
あるときなどは営業中のはずの曜日と時間に訪れたのになぜか休み。たぶんこれは麺かスープが売り切れたか。
おれごんが5年間の渡米から戻り、コロナ禍を経ても逞しく存命であった彼の店に敬意を表しつつ、勇んで向かえば『本日をもちまして閉業しました』の貼り紙。
なんと2日遅れですよ、閉業ホヤホヤ。コロナ禍を耐えて耐えて耐え抜いて、やっと貫いた先での閉業。お疲れ様でございました。
察することすらできない。だっておれごん一度も店内にすら入れていない。地元を離れても人気の実力はいかほどだったのか、賞味する機会は結局与えられず。
未だ熱気の残る気がする店内には調理器具がまだ在り。寸胴はコンロの上に乗ったままでした。
でもね、地元に帰れば食べられるんです。いつだって食べられる。帰りさえすれば、ね。
ラーメンが食べられるからと実家を蔑ろにするなという神託でしょうか。ひとつの店舗を潰す理由としてはあまりにも酷。
とにかく縁がないとトコトン縁がないというお話でした。解体匠機はおそらくそれ。
ロイ・フォッカーのアーマードバルキリーも3回抽選を外したのでした。んう? 単におれごんの運が悪いだけ?
楽天BOOKSの抽選結果に注目してくださいね、たぶん駄目です。




