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ロボ人おれごん未来の第6作執筆もよう悶々エッセイ  作者: おれごん未来


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第47話 のび太の新海底鬼岩城

 行って来ましたドラえもん、のび太の新海底鬼岩城。


 これまでで一番の丁寧なリメイクだったかもしれませんね。今風に作り直しただけ、良い面も説明不十分なところもそのままでした。

 それで浮き彫りになったのは原作の緻密さ。あれだけ込み入った話を児童作品でやる、作者の矜持に脱帽でした。まあ、魔界大冒険しかり、小宇宙戦争しかり、鉄人兵団しかり、極論F先生作品全部しかりなんですけどね。


 そういう意味では作者の伝えたいことは常に一貫していました。児童向けだからって一切手を抜かない。一己の個人として向き合って自己の作品を提示している。エンタメの中にきちんと学びがある。


 今作はそれが色濃く残っていたように思います。かつて旧ドラの鬼岩城で受け取ったパトスをそのまま、リメイクにトッピングしたのだと。

 戦中生まれの方の薫陶を受けた世代としては正しくバトンを渡さねばですよね。新しい監督やスタッフはそれを見事に為しました。


 世界の中枢たる数少ない常任理事国のうち、なんと2カ国が小国に攻め入っている状況下にある21世紀の初頭です。何を考えて何を為すのかは個人レベルでも考えていかねば。それをF先生が作品を通して子どもたちに問いかけているのだと思います。

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