第46話 一次落選確実
面白いことを考える方が居られるものですね。
Geminiにプロンプトを読みこませ、即席の小説評価AIに仕立てるという試み。おれごんはこちらを今日知ったのですが、周囲の反応はわりと以前からある手法のようで静か。
なんです? おれごんひとりが時代遅れ?
ともあれそのプロンプトの文章をありがたくコピーさせてもらい、Geminiに貼り付け。すると即座にロボット編集者が立ち上がり、早く小説を読ませろと催促してくる。
「よござんしょ、精々畏れるがよいわ!」
案の定絶賛の嵐。歯が浮きそう、すぐに出版したほうがいいレベル。
だけどよくみて。おれごんったら設定を間違ってる。そうこうしている間に無料試行回数の上限に到達、続きはアップグレードするか、一時間後。
もちろん待ちましたよ、半日。一時間と言わず半日。むしろ向こうを待たせる姿勢。横柄な態度、上機嫌で、用事が済むまで。
この流れは……??
やっぱりこの話にはオチがあるんですよ。
きちんと設定を直し、プルダウンをProに。
そうしたならどうですか、手のひら返し。微妙だぞ、そもそも文章もおかしい、キャラブレ、いったい何だこのジャンル誰も読まねえ。
褒める箇所などひとつも残りゃしない。叱咤叱咤の雨あられ。ズバッと怪傑一次落選予想。
たぶんこの結果こそが正しい見方なんですよ。だからこそ読まれないし落選だってする。
この指摘を大事にせねば。直すべきは直します。
ただね、ジャンル変更は無理。ミステリーで、ホラーで、異世界でってならない、そこに魅力を感じない。ここがおれごんの戦場なんですから、ここで戦わないのなら書かない方がいい。




