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【わたくしと】あなたが死ぬか私が死ぬかですわ【我慢比べしますの?】

思い出したかのようにスパチャを入れていく


また同じことやったらしい。反省の色が見えないね

「黒狐ちゃん。まだ、動くことはできますの?」

「だいじょーぶ!久々に使ったからちょーっと疲れただけ!まだまだいけるよおにぃ!」

「それじゃあ、こいつを倒すために一緒に頑張りますわよ?もちろん、消耗があるのですからこれ以上は最上位魔法の使用は厳禁でしてよ?」

「善処するー。約束はできなーい。……おにぃを一人で死なせる気はないしね~?」


うん、我が妹は非常に頼もしいことで。そいじゃあ……武装解除して……こいつ地上から引き剝がすとしますかね。俺は今ジジを憑依中だ。つまり土属性の攻撃が行える。まぁ敵本体には効果薄いだろうが、それはあくまで本体を攻撃したらの話。俺はありったけの力で大地を踏みつける。


:なんでただの足踏みで大地が割れてんだww

:綺麗に黒狐ちゃんのいる位置は避けてるから無造作に割ったわけじゃないのがまたww

:土属性の魔法使いってこんなこともできるん?

:できなくはないぞ。ここまで広範囲かつ意図的に割る場所を制御できるかつったら無理だが


今砕いた地面に手を付け、魔力を流し込む。すると今度は砕いた春虫秋草を中心とした大地が隆起し始める。まずは物理的に地面からの距離を離す。そうすりゃそれに連動してあいつの根っこも引きずり出せる。


(無理やり再生して長さを無限に延長するやもしれんぞ?)

とかげのしっぽ切りってか?そんなことできんだったらお手上げだよ。大人しくご先祖で消し飛ばして葵抱えて急いで逃げるわ


よし。目論見通り本体の高度が上がれば付随して根っこも引っこ抜かれてきている。ってか何本根っこあんだよ。パッと確認できるだけでも全方位に対して1,2本くらいは伸びてるように見えるが?


「お~……派手に打ち上げたねぇおにぃ。首痛めないと見えなさそー」

「登りがいのある小山になりましたわね」


:なんで当事者の白狐さん他人事なん?w

:そりゃ他人事よ。打ちあがってるのは自分じゃねぇからなw


「さて…黒狐ちゃんにはライと共に下から根っこをどうにかしてほしいですわ。本体は私が叩きますの。」

「おけけ~。頑張るよ!」「全て燃やしてしまってもかまわんのだろ~?」

「頼みますわね。フウ!一緒に来てくださいまし!」「お~まかせ~」


:あっ!見え……見え……

:そうだった今の白狐さんはお嬢様系魔法少女!つまりッ!

:ガードがしっかりしてやがったぜ……謎の煙めェッ!


フウを肩に乗せてせりあがった土の柱(というには太いが)を駆け上る。当然相手も俺の目論見が理解できたのだろう。根っこも蔦も使って妨害に来る。


「フウ、憑依に切り替えますわ!」「りょ~」

「【憑依転換】フウ」


蔦の迎撃しようにも逐一フウに指示を出すより憑依した方が早いので憑依に切り替え。まぁ打ち漏らしは下の二人がどうにかするでしょの精神で行く。


(出来うる限り葵の負担は減らすのじゃ~!)

着いてきてたんだねご先祖。まぁいいや。フウを憑依したことでスキルによらない風の塊の生成が可能になった。ので、風の巨大カッターを生み出して蔦を刻む。その作業を数回繰り返して俺はとうとう頂上へたどり着いた。


***

(葵side)


「うひゃ~、もうおにぃ見えなくなっちゃったよ。さ~て、私もお仕事に励みますか~!ライちゃんも力貸してくれんだよね?」「イエ~ス。主のめーれー。いっしょがんばる~」


:くそう、俺達は白狐さんの活躍見れへんのか!どうやって倒すのか気になるんやけどぉ⁉

@友人A:ここはあいつを信じて黒狐ちゃんの応援をすればいい。だろ?

:おっ、そうだな


さっきの最上位魔法の影響で今の私の魔力は大体6割くらい。そうなると、光属性でも闇属性でも上級魔法は封印した方がいいね。ま、根っこを燃やすんだし、光魔法スキルで充分だけどね!私の眷属はおにぃの子達とは違ってあくまで魔法の補助。要するに召喚している間は対象属性の魔法の効率と威力を上昇させるだけのもの。


「ライちゃんは私の反対側をおねが~い」「りょー。【迅雷】」

「私は私で……セン、力貸してね~?中級光魔法【光雨】」


:光の雨だ!ぐわぁ眩しい!!

:バ〇ス!

:目がァ、目がァ~~~~!

:見せてあげよう、ラピ〇タの雷を


【光雨】は名前の通り光の雨だけどセンのおかげでただの光の雨じゃなく、熱を帯びた光線の雨となっているのだ!これで火属性に適性のない私でもあいつの根っこを燃やせるのだ~!ハッハー!


このまま根っこを燃やし続けるだけの簡単なお仕事になる……わけないよね!知ってるー!根っこが燃えてると焦ったのか、まだ燃えていない根っこが妖しく光った。…と思ったら、そこらに放置されていたマンドラちゃんズの死骸が動き始めた。お~ん…こりゃあ~…マズいね~(黄猿風)


:な、なんだ!?マンドラゴラが寄ってきた⁉

:違う!これはネクロマンシーだ!

:マジかよ……死骸操るのか。クソゲーじゃねぇか⁉


「ライちゃん!根っこは任せるね☆私はとりあえずこの植物ゾンビを倒す!!」「む…じゃ~人型になる~」


:久しぶりの子供車掌さんきちゃ~<¥10,000>

:ありがとう……それしか言葉が見つからない<¥5,000>

:ホンマお前ら緊張感ねーなぁ…(呆れ)

:ゆーてお前もないだろw


うっわ……もしかしてこの階層に残ってた死骸全部動かされてる感じ~?ちょい骨折れるじゃんね。しゃ~ね~。やったるわァ!

***

(白狐さんside)


お~……下では葵とライがドンパチやり始めたみたいだな。俺も頑張るか~。まずは邪魔な蔦と根っこをどうにかしないといけないからな…!風のカッターを4個ほど生成し、その上でそれを俺の周囲をぐるぐる巡回させる。そうすれば蔦の攻撃はある程度防げるし蔦と根っこを刻める。


(わっちの出番はあるかや?)

明らか倒すの面倒だろうしな?あるんじゃないか。


「風魔法モドキ風神の吐息!」


まずは本体の動きを止める。次に……

「風刃カッターver.」


一番邪魔な根っこを根元から切り刻む。

(流石にまだまだ魔力が潤沢じゃのう……再生しおるわ)

じゃあ再生できなくなるまで刻めばいいだけ!


そうしてしばらく本体への目くらましと根っこの切り落としと再生を繰り返して徐々に敵の再生速度も落ちてきた。


(よくがんばったのじゃ真白!葵たちの活躍もあるのじゃろうが…再生速度は落ちてきたのじゃ!)

でもこれで終わりにはならない。敵が微かな紫の光を放った瞬間、地中からマンドラゴラがゾンビのように這い出て俺の脚を掴んできた。


「ちっ。ネクロマンシーか。面倒だわ…!」


振りほどこうにも数が多い。蹴っても切っても次々補充されやがる。……こんなに上空に持ってこれるもんか?俺に察知されずに?

(真白、気を付けるのじゃ!敵の動きが妖しいぞよ!)


ご先祖の警告にされたときには一手遅れていた。俺はついゾンビの出所を考えたせいで敵の蔦に腕を噛まれた。


「へぇ……俺の魔力吸おうって…?こほん。……いいですわ。我慢比べしてやりますわよ!貴方が容量限界を迎えるの先か、私が!限界を迎えるのが先か!勝負ですわ!」

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