表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/77

【企業所属の】リスナーの呼び名決めるか【定番ムーブ】

「まぁそんなわけで脱個人勢の俺をよろしく。……で、今日はどうしようか先輩。社長からは好きにやれと言われてぶん投げられた。」

「あ!じゃあせっかく白狐さんも企業所属のダンチューバーになったんですし、リスナーの呼び方とか決めるのはどうです?ほら私なんかはリスナーのこと使い魔さん達って呼んでますしエリカ先輩は購買者だったかな?ってそれぞれに特有の呼び方があるんですよ!」


:お、呼び方かぁ

@狐のヒロイン:確かに欲しいかも

@おにぃLOVEちゃん:じゃあ私が名付けてあげよーう!

:碌なアイデア出なさそう(偏見)

@おにぃLOVEちゃん:なんだと~?私だってカッコいい名づけ出来るんだぜ

:じゃあなんてつけようとしたのかしら?

@おにぃLOVEちゃん:おにぃの下僕!

:うーん、酷い!w


リスナーの呼び方ァ?それ必要なんかなご先祖。今まで通りお前らで良くない?

(そりゃあ真白や。面白くないじゃろう。まぁ下僕で良いんじゃないかえ?葵の名づけじゃし)

確かに。こいつら基本俺が妹第一なの分かってるだろうしそれでいいか。


「じゃあ…」


@友人A:妹の意見採用!wとか禁止だぞ

:白狐さんのマネージャーの降臨だw

:白狐さん図星でござったか~


「ちっ。」


:私は白狐さんのどれ……下僕でも構わないわよ?

@狐のヒロイン:上に同じく

:おいなんか欲望が漏れてんぞw

:まぁ別に俺らも白狐さんの下僕でいいんじゃね?w

:確かに。むしろ下僕つって身内扱いで養ってくれそう(小並感)

:よーし!今日から俺ら白狐さんの下僕な!


葵の意見採用しようとした俺が言うのもなんだけどこいつら……アレだな。

「きも」


:唐突な言葉の暴力が俺たちを襲う!w

@狐のヒロイン:白狐さんの罵倒助かる

:これで明日も生きられます

:救いようのない変態もいますと


「ちょちょちょ!待ってください⁉良いんですか下僕で⁉下僕ですよ下僕!」

:じゃあ天音ちゃんも想像してみなよ。白狐さんに「おい下僕」って言われるの


「白狐さんに下僕と呼ばれる……それもい…………や!駄目ですよ⁉もっとちゃんとしたのに変えましょう⁉」

:今ちょっと葛藤したよねこの子

@おにぃLOVEちゃん:天音ちゃんさ~、内心おにぃに下僕って呼ばれたがってな~い?変態さんなの?

「ち、違うよ黒狐ちゃん!?へ、変な言いがかりはやめてほしいな~あはは!」


さて。どうしよっかな~。下僕が否決されてしまったしな~。良い呼び名ねぇかな。

(ふむ。じゃあわっちがひんとをやろーぞ。古来より狐は神の遣いだとか神だとかで崇められておるぞ。無論、わっちらのような?伝承に語られるような化け狐もおるがの~?)


神、ね。んじゃ御使いとでもすればいいか。それなりに格のありそうで特有の呼び名だしこれなら天音ちゃんもマネージャー(友人A)も納得すんだろ


「よし決めたぞ。お前ら今日から御使いな。」

「おお。さっきの下僕より神聖な感じしますしイイ感じですね白狐さん!」


:みつかい……?どゆいみ

@友人A:御使い。要は神様の使いってことだな

@狐のヒロイン:狐は神として崇められることもある。ピッタリなネーミングだと思う

:うおー!かっけぇ……

:ふっ。俺様もとうとう選ばれし者へと至った、という訳か。

:なんか厨二病再発ニキもいますと


これでリスナーの呼び方も決まったし……本格的にやることないな?

(まぁ無難に普段通りダンジョン散歩でええじゃろ?)

そうだね。


「じゃこれでプリズム☆ステラ周りの話終わり。この後はやることないしダンジョン散歩しよう先輩」

「え⁉ダンジョンデート⁉(難聴)行きます!!」

「……俺は突っ込まないからね天音先輩。」


:むりくりデートだって言い張る気かw

:攻めてきたなw

@狐のヒロイン:む。先輩の立場を利用するなんてずるい


「で、今日いるのは……どこだっけ教えて天音先輩」

「!ふふん!この頼れる天音先輩に任せてください!今日はですね……渋谷にある廃墟ダンジョンに来ています!ここを選んだ社長曰く、夏だし肝試ししてこい、と。」

「そうなんだ。…ちなみに先輩ホラー平気なヒト?」

「平気で…いえ!平気じゃないです!あ~、怖いな~!あ、白狐さんが手を繋いでくれたら怖くなくなるかな?」

「え、縛りプレイ?」


:頼れる先輩の姿かこれが?

:頼れる先輩でありながらか弱い女の子としてギャップを狙ってるんやぞ

@狐のヒロイン:特権乱用。絶対ゆるさなえ

:おねーさん許して~

:白狐さんのこれは天然なのか意図的なのか……

@おにぃLOVEちゃん:意図的だよ~た・ぶ・ん・ね☆


渋谷廃墟ダンジョン。まぁその名通り元は廃病院だったらしいな。もちろん定期的に掃除する管理者なんていないしで数年前ダンジョン化したんだよな。


(ダンジョンはいつ現れるか分からんからのう。廃墟がダンジョン化なんてままあることじゃな)


うん。で、まぁこのダンジョン。当然ながらレイス系のモンスター出るしアンデッド系も出るんだよね。

あとは……上層だからと舐めてかかって肝試しした結果取り込まれたアホな学生の霊とかな。


「さぁ!白狐さん行きましょう!肝試し!ですよ!」

「ちぃ~~~っす!あ、もしかして人気ダンチューバーの風繰天音と白狐さんじゃないすか~~~?ちょっとコラボイイすか~?」

「へへへ。俺らとコラボしてもらえたら見所生まれるしwin-winだと思うんすよ~」


:なんだこいつらチャラいな~

:現実見えてなさそうw

@おにぃLOVEちゃん:私の友達ナンパしてんのか?お?調子のんじゃねぇぞ???オラァン⁉


なんか探索者の集団来た。チャラそうな輩だなァ。装備も舐め腐ってるとしか思えない軽装だし。んで、こいつらも傍らにドローン浮かんでるし配信者か。炎上系だな(確信)。それかヤ〇サーのイキり陽キャモドキか。


(まぁ世間を舐め腐ったあほなガキ共なんじゃろうなぁ……)


「あの、やめてもらえますか?今、配信中なんです。」

「え~?そんなこと言わずにさぁ~。いいじゃん?ちょっとだけだって!」

「ん。俺は弱い奴お守りする気はない。行こっか先輩。せっかくのダンジョンデート、だよ」

「は…?いやいやちょっと俺らのこと舐めすぎじゃないすか~?こう見えてもランクDなんすよ?」


:こいつらDランクでイキってるのか…(困惑)

:なぜよりにもよって(半年前後で)Cランク&(日本唯一の単独)SSランクにランクでイキるのかww

:バカとなんとかは…って言うだろ?w

@狐のヒロイン:井の中の蛙大海を知らず


D〇Nモドキをてきとーにあしらって下の階層行こうと天音ちゃんの手を引こうとしたら止められた。


「ちょいちょい!マジで俺ら舐めてっとあとで後悔するっスよ?w俺、探協の上層部に親父が務めてるし??ちょーっと俺が口利きすれば探索者証失効なんて容易だぜ?」

「そーそー!リーダーの言うこと聞いといた方が良いぜー?」


「天音先輩。見ちゃダメ。天音先輩が汚れる。行こ」

「あ、そうですね!私、ナンパな男性って嫌いなので関りたくなかったんですよ~!行きましょ白狐さ~ん!」

「あ、そだ。親の力ないとイキることもできないとか…生きてて恥ずかしくないの?」


:素で煽ってらっしゃる?

@友人A:相手する価値も見出してないな。というか人として認識してるかすら怪しいぞ

:そこまでかぁ……

:承認欲求の塊みたいなD〇Nにはガチ効きしそーww


「っざっけんじゃねぇぞクソが!!さっきから俺が下手に出てやったってのに…!舐めやがってェ!!ぶっ殺してやるウゥ!!」


よし。これで一発ぶん殴られれば正当防衛だな。

(過剰防衛になるんじゃないのかや?)

……え、半妖に喧嘩売る方が悪くない?

(それもそうじゃな!)


「クソったれがァァァァ!死に晒sゲボォ⁉」

「り、リーダー⁉」

「あ、しまった。一発受けて正当防衛にするつもりだったのに。動きが遅すぎて普通に殴っちゃった。」

「あ、だからすぐに制圧しなかったんですね?」


:こーれは予測可能回避不可避ww

:綺麗にぶっ飛んでったなぁww

:ゆっくり味わいな…!白狐さんの拳の味をな…!

:これが現実ってやつなんだぜ……お坊ちゃん……!


「まだやる?あ、でもさっき俺を殺すとか言ったよな。じゃお望みどーりチャンスやるよ。【眷属召喚】モエ」「主殿!あーるーじーどーのー!わーい!」

「召喚で嬉しいのは分かるけどお仕事ね。このバカ回復してあげて。降参するまでね。」「わっかりましたよ!回復は拙者の専売特許ってやつですから!」


:回復すんの?おいら遺憾

:降参するまでって言ってるんだよなぁ

:この場合の降参は気絶カナ?


それから数分程絡んできた二人組をぼこぼこにした。


「ヒッ…もう…ゆる―」

「ん、なんか雑音聞こえた?」

「気のせいじゃないですかね?」


:気のせいじゃね?ここにいるの天音ちゃんの他には白狐さんのサンドバッグしかないし

@狐のヒロイン:白狐さんが階層の音拾ったんじゃない?


「降参!降参するから命だけは―」

「へー、高3なんだ。そっかー」

「反面教師にしなきゃですかねー?」


:将来大丈夫か?少年

:ご覧。草葉の陰でご両親が泣いてるよ

:勝手に殺すなw

:天音ちゃんもバイオレンス止めないのはなにw


「私、ナンパなヒトって嫌いですし殺そうと襲い掛かってきた人に情を向けるほど優しくないですよ?」


:う~ん、良い笑顔!可愛い!

:これは修羅場潜ってますわw

@おにぃLOVEちゃん:まぁ天音ちゃんもれっきとした探索者だしねー。で、相手も探索者でしょ?

@友人A:まぁ、自業自得だしな


いやしかし。実力も性格もカスだけど立ち向かい続ける勇気は賞賛に値すると思うよマジで。

(彼奴等の後ろでモエが脅しておったがのぅ)


完全に心が折れたのか大人しくなったので開放してやった。命大事なら喧嘩売る相手はマジで選ぶべきだと思う。


なお、後日今のアホ共の親から謝罪があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ