【暗いよー】友人Aってネタ枠なんだよ【怖いよー】
「うわ、まじで久々に来たけどほんとすごい光景だよな~」
「そうね。悠々と泳ぐ魚たち、日の光を受けて透き通る神秘的な海底都市。竜宮城だと言われても納得できる宮殿。」
「大人気の観光名所になりそう。景色綺麗だし」
(実に幻想的ぞ!)
@おにぃLOVEちゃん:うほ~ゲームみたいな光景だぁ~
:朝霞の新たな観光名所爆誕!だなこいつぁ
@受付お姉さん:有給使って訪れてみたいわ~
@アッカネーん☆:人類の夢!人類のロマン!海に沈んだ海底都市!テンション上がるわー!
:オカルト雑誌が厚くなるぜこりゃあ!
「「「魚の群れが襲ってこなければ」ね。」な!」
海底朝霞ダンジョン。このダンジョンは上層~下層は海中洞窟みたいな風貌というか…水族館みたいな感じで魔物が襲ってくるんだが、深層になるとその様相は様変わりし、海底都市のようになる。まぁ、残念なことに深層の景色は変わらないんだけどな。だから連続で攻略してると風景に飽きる。これはどのダンジョンにも言えることだけどな。
(ダンジョンは別に攻略されたいわけではないじゃろうしのぅ。そも人類のための遊園地でもあるまい。代り映えしないのは致し方のないことじゃ。)
そうだね。それにしても……
開幕歓迎してくれる住人が鋭く尖った口を持ち、ダーツの矢の如く目標に向かって泳いできてぶっ刺さる危ない魚とはね。
「尖った口に気を付けろ……って言うまでもないな」
「何か言ったかしら」
「なんら問題なかったぜ!」
:わぁ…深層って簡単に攻略できるんだぁ~(白目)
:※この人たちがおかしいだけです
@バルト:地面とか見れば分かるけど……かなりの高度を誇るダンジョンの床を普通に貫いているからね…
@アッカネーん☆:並のパーティなら最初の時点で最低でもパーティ半壊ものよ
@天音ch:深層…恐ろしい所です…!
俺はモエの武器で爆発を起こしてそもそも魚を寄せ付けず、麗奈も氷属性使えるからぶっちゃけこのダンジョン攻略最適性レベルの好相性なんだよな。友人Aは……とにかくヘイトを稼ぐタイプなんだよな。中層とかならともかく深層だと流石に単体火力は不足しまくり。ま、それでもお釣りが来るくらいの頑丈さなんだけど。
「……頭、刺さってるが」
「動かないで。今凍らせるわ。…はい、凍らせたわよ」
「は?……いやいや刺さってねぇし。言いがかりは止してくれよな~」
:なんで頭にカジキぶっ刺さって平気なんだよ!w
:これ銀魂で見た奴だ!
@アッカネーん☆:これ…私達攻略できるかしら。一回で20匹くらい襲ってきたんだけど
@バルト:これが深層の洗礼ということか。まだまだ先は遠いね
:そういや白狐さん達がここ攻略したら公式到達記録深層3層になるの?
@受付お姉さん:白狐さんの冒険者証に記録されてるので申請されればなるわね
「ん、申請しないよ?他の人が深層到達したら持ってる情報全部開示してもいい。」
「まぁ有名になりたければとうに深層到達したと申請しているでしょうしね」
「ぶっちゃけ俺がこいつに配信勧めたのこいつが探協に到達記録申請しないからっていうのも一部あるし。ま、俺がリスナーたちに俺の親友のすごいとこ見てほしかっただけなんだけどな!」
:ぶっちゃけたなw
:そうだったのかありがとう友人Aニキ…!
:あんたのおかげで俺たちは推しに会えたんだな!
@受付お姉さん:私は普通に仕事中も白狐さんの活躍見たかったから勧めたのだけど…正解だったわね?
:うーんどっちも私欲の塊!w
:さすが自称専属受付嬢ね…!
@おにぃLOVEちゃん:それ久々にみた~w
雑談しながら俺たちはこの都市の中央に鎮座する竜宮城(仮)を目指している。でもここの深層海底都市なだけあって呼吸は問題ないけど重力がちょっと不安定なんだよな……
(呼吸出来てその上普通に地面を歩くことができるから勘違いしやすいが元より水中じゃからな~)
しかもホウの索敵も水中扱いだからなのか効かないんだよな。あれホウの魔力を霧に変換して周囲に広げるものだから……霧が広がらないと索敵がね。
(幸いこの深層は見通しが良いのじゃ。音は聞こえるわけじゃし問題なかろう)
「お、宝箱じゃん!開けようぜ~!」
「それじゃ我らがタンク様?宝箱の罠チェック、お願いね?」
「え!!お、俺がやんの…?そういうのは斥候の仕事だよな…?な?白狐さん?」
「ん?親友、言い出しっぺの法則。結界は張ってやる。だから漢解除、がんば」
:漢解除前提なんだw
:漢解除ってなんすか
:罠を技能で解除せず己の肉体一つで解除する方法だ!
:良い子と一般人は真似すんなよ!
「はっはっは!こういう時のために俺はピッキングツールは持ち歩いているんだ!華麗に罠回避してやんよォ!」
「ん、フラグだな。」
「…ミミックに噛まれるってところかしら。」
「でかい蟹とかかも。」
:なんだろう、簡単にその光景が想像できるw
@おにぃLOVEちゃん:友人Aは芸人なんだぜ!
:あっ、ふーん(察)
@バルト:友人Aくんはピッキング出来るのかい?
「手先は器用だし……出来るんじゃない?やってるの見たことないけど」
:じゃあだめじゃんw
:もはや自らネタに走ってるのでは…?
「うわッ!ミミックだァァァ!ぐわー!」
「「ほらやっぱり」」
:予想可能回避不可避w
:うーんお約束!
@天音ch:でも深層だしミミックもやばいんじゃ…
「暗いよー怖いよーあああー」
@天音ch:あ、なんか大丈夫そうですね
:草。とうとう天音ちゃんにも心配されなくなったw
@狐のヒロイン:すごい余裕がある
ミミックにがぶりといかれた友人Aを救出し、ミミックを倒した。ちなみにここのミミックはドロップにミミックのしっぽがあったのでおそらくザリガニとかそういうタイプ。ちなみに食えるよ。
(ちゃんと茹でねばいかんぞ~?)
「お前あれだよな。ミミック引き寄せるスキル持ってるだろ」
「不吉な事言うなよなぁ?」
「聞くけど、これまで何回宝箱開けて何回ミミックに遭遇したのかしら?」
「えーっとぉ……50回開けて4回くらい?」
「50回開けて22回の頻度よ。」
:ほぼ2回に1回w
:友人A は ミミックマスター の称号を ゲットした!
:すごい不名誉w
:逆に凄いよなww
さて入り組んだ街を歩き、途中宝箱を見つけては開け、襲い来る魚の群れをいなし、ここらで一番目立つ宮殿に辿り着いた。そして宮殿の入り口に入ると……大広間にワープゲートが設置されている。
:ワープゲート?罠か?
@バルト:ボス部屋が特殊な作りになっているダンジョンだとワープゲートが設置されているね
「そうだよ。このダンジョンはボス部屋は水中戦が大半だから。」
「呼吸は出来るけど陸上の動きは難しくなるから余計に難易度が高いのよね。」
「タンクが一番輝けない場所だぜ水中は」
@アッカネーん☆:下層の時点でそうだからね!深層なんてどんな化け物がいるやら…
@狐のヒロイン:下手に人数増やしても水中だとあまり意味ないよね
:実はトップクラスにむずいのかこのダンジョン?
それにしても…デカい宮殿なのに探索箇所がどこにもねぇな~
(魚なら探索できそうな通路はあるがの。階段はないのじゃ)




