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【モフっと】モフは世界を救うんだ【モンスター】

前回みたいに筆が乗ると4000字超えるんですが、今回みたいに筆がそんなに乗らないと短くなります。

「というか、配信映ってるが?」

「あら、そうだったのね。じゃあ自己紹介でもしようかしら。初めまして視聴者の皆様、白雪という名前で探索者をやっているわ。以後お見知りおきを。」


:白雪…白雪⁉

:探索者白雪と言えば…かの有名な雪城財閥のご令嬢で、最年少Aランク到達者として一時時の人とさえなって、多くの男から言い寄られても全部バッサリと切り捨ててついたあだ名が氷結姫のあの⁉

:白狐さんと幼馴染だったのか…


「あら、言ってなかったの?高校時代は私と一緒にダンジョンに潜ってたこと。」

「言ってない。聞かれたことないし」

「私たちの関係知ってなきゃ普通聞かないわよ?」


@友人A:おいおい!俺も一緒に潜ってたの忘れんなって!すぐに俺とお前らの差を見せつけられて裏方に回ったけどさぁ!

:もしかして友人Aニキも大概すごい…?

:マジでどういうつながりか知りたい


「「家が近所だった」の」

:そんなラブコメみたいなことあるんすね……

:じゃあ白雪さんは負けヒロイン…?

「は?」

:ヒェッ

:すんませんした


ものすごい脱線した。そろそろ話を戻そうか。今日の本題は麗奈のことではないし。


「えーと、召喚するのはモエ、ホウ、フウで良かったよね。【召喚】」

「こん!」「こん」「ここーん」


:律儀にちょこんと座ってて可愛い~!

@狐のヒロイン:ぐぬぬ…私にはモフる権利がなぜないの…

@受付お姉さん:私も参加しておけばよかったかしら…


「じゃ、適当な所で切り上げて。俺はその間ウサギを愛でるよ。」

「む!またあのいやしんぼラビッツか~!そうはさせないもんね~」

「そうだ白狐さん?どっちが多くのウサギに好かれるか勝負しない?」

「……勝っても負けても結婚はしない。それでいいなら」

「仕方ないわね。それでいいわ。」


~ござるの場合~

「それじゃあフウちゃん失礼するでござる」「ここーん♪」

「おお……白狐さんの魔力の塊であると聞いていたでござるから実は実体無きものかと思っていたでござるが……フワッフワでござる。綿毛のような感触でござるな……」「こ~ん♪」


~叡智さんの場合~

「ホウちゃ~ん、モフモフさせてもらうわね~?」「こん♪」

「あら。やっぱり水属性なだけあって毛並みがちょっとしっとりしてるわね。でも不快なじっとり感があるわけでも引っかかりがあるわけでもないわ。手に吸いつくような感覚ね…これは…ハマってしまうわぁ……有給取った甲斐があったわね…」「こん♪」


~天音ちゃんの場合~

「モエちゃん、ちょっと触らせてね」「こんこん♪」

「わぁ…!初めて会ったときは直接触れたわけでもなかったし、そもそもモエちゃんの治癒の火に包まれてたから何にも分からなかったけど……ほんのりあったか~い。湯たんぽ代わりに抱いて寝たら安眠できそうかも。それにこの触り心地……なんだろう…?あ、たっぷりの日の光を浴びてフッカフカに布団みたいな感じかも!触ってる手は包み込まれる感覚があって…包容力の塊みたいだな~」「こ~んこ~ん♪」


:くそっ、良いな~!どの子も触り心地死ぬほど良いんだろうな~!

@受付お姉さん:羨ましいわ……なんであの時私も参加しなかったのかしら…

@友人A:お仕事お疲れ様っス

@受付お姉さん:仕事してても参加はできたはずなのよ!私のバカバカ!

:というか本当にカメラ放置してウサギと戯れてるんすね……

:まぁ、今日の企画の主役ってこの人らだしな。

:そんで俺らの目的はこやつらの姿を見て飯テロならぬモフテロを大人しく喰らうことなんだぜ

***

「負けたわ。まさか触れあいコーナーのウサギの半分を持っていくなんて思わなかったわ。」

「なんもしてないけどな。」

「おにぃにはなんかフェロモン出てるんだよー」


:戻ってきたぞ

:この様子だと白狐さん圧勝だったのかw


ウサギを愛でて戻ってくるとどうやら3人とも満足した様子だ。なので今日の配信は目的を達成したので解散する…んだけど、流石に風繰さんはコラボなのでこの後ここの下層へ連れて行ってどの程度戦えるのか、下層でも通用するかを見てみるってことになっている。


(大丈夫かの~?下層の魔物にぼこぼこにされとるんじゃぞ?恐怖がふらっしゅばっくするかもしれんぞ?)

そういう確認も込みで、だよ。これは風繰さんの強い希望でね。下層で戦えるとは思っていないけどいつかは下層でも探索できるようになりたいんだって。


「ふぅ~。今日の体験は生涯忘れられないものになったでござる!本当にありがとうでござる白狐さん!」

「私もよ。これでまたお仕事がんばれそうだわ。今の私なら5徹もイケる気がするわ~。…流石に冗談だけどね~。」


一般人枠の二人はここでお別れ。元からそういう話だったからな。


:じゃあ、今日はこれで終わりなん?

:天音ちゃんの出番もー?せっかくのコラボなのに……


「さて、それじゃ風繰さん、準備は?」

「オッケーです!」

「だいじょーぶ!私も居るし~、もしもの備えは万全だから安心してね~天音ちゃん。」

「うん。黒狐ちゃんも一緒なら心強いよ!」


:はえ?準備…?

@狐のヒロイン:流石にまだ終わらない?

:天音ちゃんの配信タイトル『白狐さんと潜る上野モフの楽園ダンジョン!』ってことは…?

:潜るのか!


「風繰さん、今日は下層に行くのかしら?」

「はい!そうなんです!白狐さんに助けてもらったあの日は下層のモンスターであるオークキングダムに手も足も出ませんでした。でも、私は下層でも探索できる探索者になりたいんです。なので白狐さんに下層でも通用しそうか見てもらおうというのが今日のコラボの本当の目的です!」


:まだ終わらないみたいで安心

:でも下層だぞ?大丈夫なのか?

@受付お姉さん:あまり無理させない方が…

@友人A:プリズム☆ステラと天音ちゃんの強い希望でこうなってるんだ。彼女の決意は変わらないと思う

:なんで友人Aニキそんなこと知ってるの

@友人A:まぁ、白狐さんのマネージャーみたいなもんだしな


この流れだと麗奈も着いてきそうだな。

(まぁ、戦力が大いに越したことはないじゃろ。この小娘も腐ってもA級じゃからのぅ)

まぁ、そうだね。わざわざ大学の授業がない日に俺に会いにダンジョンに来るくらいだしこんくらいは覚悟…というか想定しているだろうし。


「んじゃ、白雪にも着いてきてもらう。」

「良いわよ。元より貴方に会いに下層までは潜るつもりだったもの。」

「お~、r…雪姉も一緒だ~。心強いぜぇ~!」

「というわけでよろしくね?風繰さん。」

「は…はい!よろしくお願いします!」


予定外の戦力も加わったが悪いことでもないのでな。上野のモフの楽園ダンジョン下層1層へ移動だ。

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