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雨夜の方舟  作者: Clef
過去と未来

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苦戦の夕刻

「はぁ!」PN-56を乱射し多数の敵を破壊するが、一向に敵が減らない。「はぁ、はぁ。ちょっと多すぎじゃない?」陽菜が高速移動しつつ敵を血祭りにあげている。「疲れてんなら、休憩してこい。」「まだ、大丈夫よ。」「私も。」沙希と陽菜は尚も敵を倒しているが動きで鈍っている。「もう言わんこっちゃない。とっとと休憩してこい。」沙希と陽菜の周囲の敵を撃ち抜く。「痩せ我慢して死んだら元も子もないだろ。」「それもそうね。」沙希と陽菜は近くの怪我人と一緒に医療用テントへと行く。「お前は行かないのか?」「俺は体力も能力で底上げされてるからな。この程度どうってことない。」「そうか、味方は多い方が良い。」「雨夜、スコップ持ってない?」「持ってるけど、何するんだ?」「武器にする。」「オーケー」宮坂に投げ渡す。「武器といえばやっぱコレだな!」宮坂はスコップで敵を薙ぎ払う。「やるな!でも、私も負けてねぇぞ!」私もメイスで敵を吹き飛ばす。「これなら、何とかなるか?」そう思っていた時だった。「光四郎!映像を見て!!」Lilithからの通信がきたため私はスマホに送られてきた映像を見る。「は!?」私が見た映像には空から発射されたビームが地表を焼く様子が写っていた。「どうなってんだよ!これは!?」「私も分からないわよ。ただ、この攻撃が衛星軌道から放たれていることはまず、間違いないわね。」「各国の対応は?」「衛星軌道上の攻撃ステーションを狙ってミサイルを発射しているわ。」「ならまぁ、なんとかなるか」私はとりあえず目の前の敵に集中することにする。「なんだ、コイツ!」「強いぞ!」見ると今までの敵よりマッシブで身長も170cm程から200cm程となっているデカブツが三体いる。「大丈夫か!」私はスナイパーライフルで撃ち抜き、襲われている人間を逃す。「お前ら、伏せろ!」ミニガンを掃射し、デカブツを吹き飛ばす。「ま、この程度じゃ死なねぇだろうけどな。」PN-56を構えているとデカブツが目の前に出現する。「雨夜!」私は電磁シールドを貼り、ラリアットを防ぎつつバク宙で距離をとる。「危ねぇな。」近接戦を警戒して左手に電磁シールドを盾状に展開し、右手にメイスを持つ。「さぁ、来い!」前方に二体、後方に一体出現する。「マジかよ。」前方の二体の攻撃を電磁シールドで防ぎ、後方の敵の攻撃を避けつつメイスを投擲して、吹き飛ばす。「宮坂!」「任せろ!」宮坂は私の投げたメイスとスコップを両手に持ちデカブツと互角の近接戦を展開している。「厄介だな。」私は大太刀を構える。『雨夜、不味いわよ!』頭の中に声が響く。『Lilith、どうした?』『衛星兵器の2射目が放たれたわ。』『は!?ミサイルはどうなってる?』『全弾撃墜されたわ。』『マジかよ』デカブツと戦いつつぼやく。『破壊作戦はどうなってる?』『ミサイルが撃墜されたから最低でも数時間は再開出来ないわね。』『私が行かなきゃならないってことか。』『そうなるわね。』「ならまず、コイツを倒さねぇとな!」電磁シールドの出力を上げ、デカブツを弾き飛ばす。「よし、このままBEYON、」デカブツが目の前に出現する。「マジかよ!」ガードは間に合ったが衝撃を殺しきれずそのまま吹き飛ばされる。「痛ってぇなあ!」目の前に出現したデカブツの腕を切断するが、即座に生えてくる。「高いパワーにテレポート、その上再生まで持ち合わせている。恐るべき、強敵だ。御雷の野郎、性能盛りすぎだろ。」私はそのまま近接戦に移行する。『どうする?この状況を切り抜けるにはアクセラレートを使うべきだけど、残りの体力から考えてアクセラレートは残り一回が限界。後に控えているであろう御雷との戦闘のことを考えてもここで体力は消費すべきではない。でもこのまま衛星兵器を放置するのも危険すぎる。』「月華の活躍に期待するか、アクセラレー、」

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