終わりのはじまり
拳によって道路のアスファルトが破壊される。「はぁっ、はぁ」私たちは物陰に隠れる。「お前らは、とっとと逃げろ。」雨夜は私たちにそう言う。「出来るわけないでしょ!」「そうだ、お前を見捨てるなんて出来ねぇよ」私と宮坂は言うが、「分かったわ。死なないでね。」沙希は雨夜の言う通りに離脱しようとする。「あなた逃げる気?」「このまま戦っても勝ち目無いでしょ、光四郎に足手纏いはいない方が良いわ。」沙希がそういう。「俺たちが足手纏いってのか!?」「それに…」私たちはそう返すが、「問答無用!」雨夜に突き飛ばされ、地面にできた光り輝く穴に落とされる。
「必ず勝ってね。」「あぁ!」沙希に言われた私はそう答える。「じゃあ、」沙希もゲートに入って行く。「さぁて、行くぞLilith!」私はLilithとの接続を始め、PN-56と大太刀を出して戦闘を開始する。
ゲートを通ると、学園に戻ってきた。「雨夜って結局なんなんだ?」宮坂が疑問を呈する。「さぁね、小3から一緒にいる私でも知らないわよ。」沙希が言う。「とにかく、理事長の所へ行きましょう。何か知ってるかもしれないわ。」私が提案し、理事長室へと向かう。コンコン「失礼します。」「どうしたのかな、勝山、結崎、宮坂。」「単刀直入にお聞きします。あなたは雨夜の能力について、何かご存知ないのですか?」私が聞くと「逆に聞くが、君たちは雨夜光四郎の能力をなんだと思っているのかな?」と返され、私たちは顔を見合わせる。「物を出し入れすることじゃ無いんですか。」沙希が言う。「私が言える事は少ない。ただ言えることはある。」「なんですか」私が聞く。「雨夜光四郎の能力が物を出し入れすること。これは絶対的に正しい。しかし、それは破滅的なまでの間違いを孕んでいる。」「破滅的なまでの、間違い?」「そうだ、それ以上のことは私に言う権利は無いのでね。」「もう、聞けることは無さそうだな。」「そうね。」「それでは」「「「ありがとうございました。」」」礼を言って私たちは理事長室から出ていく。「どうするの?」「とりあえず、会議室にでも行って雨夜の能力について整理しよう。」「そうね。」
「やった…か!」謎のロボを破壊する。「なんなんだ?これ、この世界にしては文明レベルが高すぎる。Lilith、画像データを月華に転送しといて。」Lilithに指示を飛ばしつつ、その場から去る。
「お前ら、なにやってんだ?」先生に場所を聞き、会議室に向かうと、全員が頭を抱えている。「雨夜、良いところに来たな」「あなたの能力ってなんなの?」宮坂と陽菜から聞かれる。「前に言った通りだよ。」私は返す。「それじゃ説明出来ない事があるから聞いてるのよ!なんなのあのテレポート!」「あれは、知り合いから貰った試供品d」その時Lilithからの通信が入る。「光四郎!すぐにスマホ見て!!」スマホからハッキングした監視カメラの映像を見る。「私は戦の神、御雷。一ヶ月後不要な人間を排除するために、世界各国を攻撃します。先程の人形は私の尖兵です。これ以降の対話は意味をなしません。降伏か、戦うかそれは自由です。しかし、降伏し神に縋るならば苦しませずにあの世に送ってさしあげましょう。」そう、巨大なホログラムに写された猛々しい男が語る。「なんなの、これ!?」「不味いことになったな……」「雨夜、これ本当の事なの?」「あぁ、どうしよっかなー。もう良いわ、お前ら私の能力知りたくないか?」「そりゃ勿論知りたいけど、」「教えてやるよ。」「ほんとに!」「あぁ」そう言って席に着くと「私も入れて」「月華、良いのか?」「こんな状況じゃ仕方ないし、そこのお嬢さんには一回会ってるしね。」そう言われたので、ビデオ通話を開始する。「じゃあ、始めるか。最初に言っておこう、私はこの世界の人間じゃない。」「「え」」月華を除く全員から声が漏れる。「こんなところで驚いてちゃ、話しにならねぇぞ。」そうして私は語り出す。私の過去、そしてその真実を。
最終章突入です!こっからは筆が乗りに乗ってるんで、文字数が馬鹿みたいになってますが、その分見応えのあるものとなってますが期待してください。




