↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雨夜の方舟  作者: Clef
ハンター

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
34/57

私と飯田とヘレナ

「なんで、ここに?」ヘレナが疑問を口にする。「光四郎が連れてきてくれたんだ。」「あなたが、本当にありがとう。」「どういたしまして、じゃあ気が済んだら読んでくれ。」そう言って部屋を出る。「じゃあ、彼らの気が済むまでお茶でもしましょうか。」「そうね。」私たちはミルクティーを飲み、柘榴のタルトを食べる。「これ、美味いな。」「腕に撚りをかけて、作ったからね。」「ありがとう。」「喜んでくれて、嬉しいわ。」「肩書きとのギャップが凄いな。」「あなたにとってはただの義姉さんでしょ。」「まぁ、そうだな。私にとっては自慢の義姉だよ」

「あなた、あの能力を使おうとしたのね」「あぁ、俺はお前がいない世界に耐えられなかった」「あなたには生きて欲しかった。でも、あの言葉は呪いになったのかもね。」「いや、あれは少なくとも私の生きる目的にはなった。それだけで十分だよ。」ヘレナの抱きつく力が強くなる。「俺は人を殺した。その罪は償わなきゃならない。」「大丈夫よ、世界には地獄も天国も無い。あなたがここに来るその時まで、私はずっと待ってるわ。」「ありがとう。」「でも、これだけは言わせて。」「何?」「生きて」「分かってるよ。」

「じゃあ、行くぞ飯田」「あぁ」「光四郎、またね」「バイバイ!」私たちはBEYONDを使い現世に帰る。「これから、どうする?」「とりあえず、自首だな。」「頑張れよ、というかお前の協力者たちはどうすんだ?」「アイツらは私がいなければどうしようもないからな、諦めてくれるだろ。」「じゃあ、警察呼んどくわ。」「俺が呼ぶから大丈夫だ。」「そうか」私は西野の元へ行く。「西野ー助けに来たぞ。」私は西野の縄をとく。「彼はどうなったの?」「洗礼を受けたよ、アイツは本物の聖女なのかもな。」「それって、いやでも彼女は死んだんじゃ?」「それは、企業秘密だ。」「教えるきは無いと、」「そういうことだ。」「私も叔父の贖罪しないといけないから、一週間後には日本を去るわ。」「どこ行くの?」「まずは、ヘレナ・セントルイスの墓参りに行ってその後に現地の復興支援に参加する予定よ。あなたも来る?」「私は行かないけど、頑張れよ」「もちろんよ」

その後、飯田には死刑判決がくだり来年には執行される予定だ。

西野は、中東で復興支援をしているらしく、定期的に手紙が届く。能力が地雷除去や、住居作成に大活躍しているらしい。

なんにせよ、アイツらはそれぞれの未来へと進めたようだ。「私も頑張らないとな。平和な世界、それを実現しなきゃならない。」例え、それが茨の道でも進み続ける。それがミーシティと飯田(アイツら)を否定した私の責任だからだ。

これにて、ハンター編完結となります。あの2人に関しては今後も出番があるかも知れませんよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。