↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7歳で死ぬはずだった俺は、ゲーム知識を持つ師匠に救われて最強になる〜なお、師匠は俺が幼馴染を好きだと勘違いしている  作者: 水話
7歳

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/41

第36話 西の森での鍛錬(前)

一週間ぶりの鍛錬の翌日。

お師匠様から「休みなさい」と言われていた僕は、

マリンを誘ってレリィさんの所へ行こうとした。

けれど、マリンからはこう言われてしまった。


「ノエル君は、しばらく来ちゃ駄目」


仕方ないので、僕は一人で素振りをして過ごした。


そして翌日。

サウスコリナ西にある森の入り口に向かうと、

遠目にお師匠様の姿が見えたので僕は駆け出した。


「お師匠様、おはようございます!」


お師匠様が僕を振り返り、目を細める。


「おはよう、ノエル君。

 昨日はちゃんと休んだ?」


「はい、日課の素振りはしましたけど」


「うん、よろしい。

 焦ったらあかんからね。

 休むときはちゃんと休むように」


そう言って、お師匠様は優しく僕の頭を撫でてくれた。


「それじゃ、森の中に入ろうか。

 今までと同じように、うちの後ろから着いて来てな」


お師匠様の後ろを着いていくと、

立ち止まり、たくさん生えている野草を指差した。


「ノエル君、あれは毒消し草やねん。

 この森で出てくるモンスターと戦うなら、

 持っておいた方がいいから採取しよか」


「わかりました!」


僕は次から一人でも採取できるように、

お師匠様が教えてくれた草の見た目を覚える。


「これが毒消し草……あっ、

 隣に前に教えてもらった薬草と強化草が生えてます!」


僕はどちらも傷つけないよう、根元から丁寧に採取する。


「うん、偉い偉い。

 ちゃんと覚えてたんやね」


採取した薬草をアイテムバッグに収納すると、

僕はお師匠様の顔を見上げた。


「毒消し草があった方が良いということは、

 この森で出てくるモンスターは毒を持っているのですか?」


「うん、そうやねん。

 強さはスタッグやボアと変わらんねんけど、

 毒がある分、ちょっとだけ厄介やねん。

 それじゃ、モンスターを呼んでみるから」


お師匠様がそう言うと、いつも通りモンスターを呼び寄せる。

すると森の奥から、角の生えた大きな芋虫が現れた。


「ホーンワームって名前で、この角の先に毒があるんよ。

 だから倒す時は角を避けながら倒すか……」


お師匠様は言葉を途中で止めて、僕の方を振り向く。

そしていたずらっぽく笑って謎かけしてきた。

僕はその仕草に胸が高鳴る。


「避けながら倒すか、他にどうしたらええと思う?」


僕はしばらく考え込む。

その間もホーンワームはお師匠様を攻撃しているけど、

当たる様子はなかった。


「わかりました。お師匠様、試しても良いですか?」


「うん、ええよ。間違っててもええからね」


僕はホーンワームに近づいた。

近くで見ると、本当に大きい。

虫なのに、身体の大きさが僕と同じくらいありそうだ。

少し気持ち悪いと思いながら角の側面に位置を取る。

そして集中してからスキルを放つ。


「二連斬!」


僕は角の根元を狙った。

一撃目で角にひびが入り、二撃目で切り落とす。

するとお師匠様が拍手をした。


「ノエル君、大正解!

 先に折ってしまえばもう避けなくていいし、

 後は大きい芋虫を倒すだけになるからね」


角を折られたことで、ホーンワームは攻撃を仕掛けた僕を標的にした。

僕は落ち着いて、スタッグやボアと同じように斬り付けて倒した。


「お師匠様、倒せました!」


「うん、見てたよ。

 うちが初めてホーンワームと戦った時は、

 角に刺されて毒になって散々やったのに……

 大したもんやわ」


「いえ……お師匠様がモンスターの標的を

 引き受けてくれてましたから」


「うん、油断しないのはええことやね。

 あっ、さっき折ったホーンワームの毒角は

 錬金術の素材になるからね」


「わかりました。アイテムバッグに収納します。

 ところで、この角は何になるんでしょうか?」


「それは、次のモンスターを倒せたら教えてあげる。

 それじゃ、呼ぶからね」


「はい、お願いします!」


そしてお師匠様は、ホーンワームとは違うモンスターを呼び出した。

しばらく活動をお休みします。

また、毎日更新が難しい為、不定期更新となります。

もし、お読みいただいている方が居るなら、ここまで

読んで頂けたことに深くお礼申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。