山手線マン参上!
「ねぇ、私と協力してこの世界を滅ぼさない?」
「あんた喋れるの?」
「私はサイボーグだけど川崎茜そのものだからね」
「あの時か......」
「百合物の作品でも膣から子宮に棒を入れるなんて無かったよ」
「止めて、思い出したくない」
「ごめんね、嫌な過去を思い出させちゃって、それで私に協力するのしないの?」
「私は自分の欲のために戦わない」
「あっそう、それは残念、じゃあこれでも?」
「てめぇいい加減にしろよ」
「そうそうそれでいい、川崎茜は大切な人が気付づけられた時、逆鱗に触れる」
「大智(息子)と亜理紗(娘)を解放しろ、でなきゃあんたを殺す」
「私に勝てたらねwww」
テレパシーの会話も、これっきりだ。このサイボーグぶっ殺してきっちり大智と亜理紗を救出する。その前にルミアとかエヴリン、葛城姉妹を滅殺する。いやその前に聞いておくか、卑怯にもこいつは二人の人質を持っている。全力で殺し合いたいのに出来ない......。少し冷静さ良さを取り戻し、周りを見ると新生ダルタニア共和国の街が焼け野原になっていた。
「あれ、かかってこないの?もし介して怖い?Www」
「だまれ、お前を殺す前に聞きたいことが有るんだよ」
「何?」
「株式会社葛城の彩音と葵、あと、浅霧睡蓮『女』
や川崎工『男』はどうしたの?」
「睡蓮と工は生きてるよ、何殺したいの?」
「そんなわけあるか......」
「そうだよね、葛城のクズ姉妹とルミアとかエヴリンとその取り巻きは私が殺しておいたよ」
「大塚渚は?まさか殺したのか?」
「いいや、殺すに殺せない相手ユグドラシルだよ、だから同じ種族の大塚紫苑『女』が代わりにやってくれたよ」
「そうか、ありがとう」
「で、いつ喧嘩してくれんの?」
「大智と亜理紗を解放しろ」
「口の利き方には気いつけろよ格下ぁ!.....!今のは?」
一瞬にして私の息子と娘を見覚えのあるオタクシルエットが助けてくれた。山手線マン、向こうの世界で流行っていた特撮ドラマのヒーローだ。彼は霧雨大樹『男』さん、超人協会(政府公認のヒーロー機関)の期待の新人だ。引鉄美咲『妻/女』の夫である。この世界に引っ越してきたんだな。
「山手線マン参上!大丈夫ですか川崎さん」
「お陰で全力で喧嘩できるよ」
「どうかご武運を!」
彼が街の人の避難や救助を全力でしてくれているおかげで私は目の前の鉄中との喧嘩に集中できるようになった。息子と娘を拘束した罪は重いからな、開始早々奴の腹に右ボディブローをを叩き込んだ。だが......手ごたえもないし、拳が痛い。どうなてんじゃこのバケモンが......。
「どうしたぁ!それで全力かよ!」
「うるせえ、口を閉じろ!」
「所詮生身の龍はサイボーグに勝てねぇんだよ!」
次に奴の名前通りの鉄拳が私のに身体に豪雨のように降り注ぐ、防御しても重たい一撃が上からたたき込まれる。けどこっちもやられぱなしじゃあないんだよ。私は全力の青い熱線を吐く、それに呼応するかのように向こうも青い熱線を吹く。若干向こうの方が上か......。競り負けまだ壊れてなかった高層ビルまで吹き飛ばされる。向こうも巨体の癖にもう追いついてきやがって.....防御が間に合わず金属製のボディブローをモロに食らう。一応防御魔術張ってあるけど.....意識が飛ぶところだった。
「山手線パーンチ!」
「小賢しいんだよ!人間がぁ!」
「ぐっ......」
シールドでも張ってんのか分からないけど、全然効いてない。人間の拳だぁからじゃない。株式会社葛城、大怪獣同士の喧嘩も予想してたのか!?宇宙人とも戦争する気だったのか?遠隔で操ってるってわけでもなさそうだし、こいつにどうやって勝てばいいんだよ......。




