0-33話 バウンティディヴィジョン ヴァナティック邸の攻防 その32
暑い……。今年の夏暑すぎやしませんかね……。暑すぎて小説なんか書く気起きませんよ……。そして更にヤバいのはドラクエ11がもうすぐ出るじゃないですかー!!当方ご多分にもれず大のゲーム好きでございます!!勿論ドラクエ11も買いますとも!!やりますとも!!FF15がリリースされたとき、自分の作品のPVが10分の1になった時は笑いましたねwでも当然ですよ。FFと俺の小説どっちとるって言ったら絶対みんなFFとりますよね?俺もそーする。誰だってそーする。今回のドラクエはどこまでPV落ちるんかなあ。楽しみです。なのでドラクエクリアするまで更新は期待できそうにないかも!!wお互いドラクエクリアしてまた会いましょうね。まあプレイ中もできるだけ更新するようにしたいけどさ……。無理かもしれない。それでは33話のはじまりはじまり~♪
いつも冷静なプルートゥが狂喜の表情を浮かべ、グレイヴの魔力が自身の想定を遥かに超える強大なものとして顕現していくことに驚愕していた。
「なんということだ!!!80000IMGを越えるとは!!!!この規格外の魔力!!流石ヴィクトルの息子……!!自身の怨念を!!復讐心を!!己が力と変えていくか!!ブラックボックスの封印が解ける時は近い!!!古の英霊の呼び声がデスぺラードを更なる高みへと押し上げ、悪魔を貶めるのだ!!!」
滝のような汗を流しながら、戦局を見守っているジャンヌがこの現実離れしている光景に困惑を隠せないでいた。
「(いったいこれは何!?これがディヴィジョンが誇る特殊部隊バウンティディヴィジョンの戦い方なの!?デスペラード……。RK-ファルシオンの後継機として作られる従来のメタルスレイヴの常識を覆す全く新しい機動兵器。マシンナリィ・トルーパーである事は聞いていた!私は作戦参謀としての開発の許可を出した。捺印もした。設計書、仕様書にも目を通し予算だって通した!プルートゥ様と一緒にロールアウト、機動実験まで立ち合い、私自らテストパイロットまでやったのに!この目に映る異常な光景は一体何!?本当に現実に起こっている事なの!?何もかもが仕様とは全く違う!!私のデスペラード・ユニオン・ウィドウにもこのシステムが組み込まれているの!?こ……この力は……まるで英雄戦争のオルファン様のローグ・オブ・ソーサリアン。エレメンタルロード・ソルリレウスの魔術の力……!!いえ……!!オルファン様のソルリレウスの魔術の力はもっとこう……上手くいえないけど聖なるチカラだった!イシュタリアの民を導く希望の力だった!今のデスペラードの異常な力はある種の禍々しさを感じる……!!もしやプルートゥ様はローグ・オブ・ソーサリアンの再建が目的……!!違う!!ローグ・オブ・ソーサリアンとは全く別の物だわ!危険だわ!!これは危険すぎる力!!こんな力!!誰だって制御しきれるものではない!!この力はむしろ紅炎の……)」
ジャンヌは怯えるような眼をして、自分の出番を待ち疲れて、うたた寝しているエリィシアを見やる。ハッと目が覚め、一瞬エリィシアとジャンヌの目が合う。エリシィアがにへらと笑いかけるも真っ青な顔をし慌てて目を逸らすジャンヌ。エリシィアはちょっと不満そうに呟く。
「何~?お姉様。変なの~?」
一方グレイヴによる大魔術の力で大きな嵐が今に近づいてきている戦場は、早くもその激しい余波の影響を受けていた。ラッキーがドイルに警鐘を鳴らす。
「アニキ!!!す……すげえ嵐だ!!!とつてもなくデカい!!まだデカくなっていく!!今気象データをメインモニターに送るから確認してくれ!!!」
ドイルはラッキーから送られた今現在の気象データを確認するや否や、驚愕の声を上げる。
「な……なんだこりゃ……天気予報図でもこんなもん見た事ねえぞ!!!デカすぎる嵐がほぼアサイラム全域を覆ってやがる……!!じょ……冗談じゃあねえぞ!?」
「その嵐の渦が収束して今からここにくるんだよ!!!キンバーライト地方のヴァナティック邸に!!!!何もかも吹き飛ぶぞ!!ディヴィジョン司令部!!こちら!!デスペラードB2B!!不測の事態が発生!!戦闘続行困難!!ただ今から帰還するって……オイ!!!!」
ラッキーが必死に司令部に帰還する旨の無線を送るが、ドイルが無線のスイッチをOFFにする。少年のような無邪気なにやけ面で笑いながら
「帰還なんか誰がするかい!!面白くなってきやがったじゃねえか!!あいつとの賭けもここが正念場ってやつだぜ!!!燃えてきたアアアアア!!」
「ア……アニキ!!あんたって奴ァ!!!本当バカなんだからああああああ!!いいか!!?この規模の嵐がここに来ちまうって事はこの庭園どころじゃあない!!全て嵐で持って行かれちまうんだよ!!この大地も岩石も木もあのバカでかいヴァナティック邸も全部全部!!全部だ!!いくらデスペラードだって保たない!!保つわけない!秒殺だ!!び・ょ・う・さ・つ!!!」
今まさに噛みつかんとするほどの勢いで、ドイルに顔面を擦りつけながら状況を説明するラッキー。それでも尚怯まないドイル。
「へっへーん!!やれるもんならやってみせろってんだ!!!俺の辞書に退くって文字はねえんだよ!!っておわああああああああああああああ!!!!」
「ほらみろ!!来やがったああああああああああ!!!!!風速800……。900……。1200m……!!!とてつもない乱気流だ!!!!あのメガネ兄ちゃん!!こんなもん呼び寄せてどうしようってんだああああああああああああああああああああああああ!!!みんな吹っ飛ぶぞおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
遂にヴァナティッテク邸のただっぴろい庭園にグレイヴの大魔術が呼び寄せた巨大な嵐が到来した。瞬く間に、大木や岩石郡が軽々しく吹き飛ばされ嵐に巻き込まれて粉微塵になっていく。ドイルのデスペラードも遥か上空に巻きあげられてしまった。
グレイヴの瞳がより一層紅く輝き、全身から魔力のオーラが立ち昇り不敵に笑う。
「ふふふふふふふふふふふ……あーーーはっはっはっはっはーはーー!!!雑魚どもよく見ておけ!!今この時が俺という人間が神の力を手にする瞬間だ!!!この力こそが悪魔を地に貶める力だァァァァァァァァァ!!!!」
ドイルの表情が一気に真っ青になっていく。なぜならば更にグレイヴのデスペラードに強大な魔力が集中していくからだ。ドイルはグレイヴに必死で訴えかける。
「オ……オイ……!!や……やめろ……!!これ以上魔力を高めちまったら……マ……マジで……跡形もなくなっちまう……!!てめえええええ!!クソメガネ!!!部隊を!!仲間を巻き込んでなんとも思わねえのかよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「仲間だと?この神にも劣らない力があるのにも関わらず、仲間などくだらんものがいちいち必要なのか?まさか俺と散々殺し合ったお前が俺の仲間だとは言わないよな?悪魔を倒すのは俺とこのデスペラードだけで十分だ!!」
魔力が増す度に強大な力を身に着けて、人が変わったように力に陶酔していくグレイヴの姿に心を痛めるオルブライト。
「(危険です……!お仲間を決して信じず、お父上の復讐の為に己が力に陶酔していくグレイヴ様……心中を察するに余りありますがこの力、まさに神にの御業の如き力、わたくし如きでは止めようがないのも事実……!!)」
「さあ!!地べたを這いずり回る蟻どもよ!!とくと味わうがいい!!これがああああああ俺とデスペラードの真の恐ろしさだああああああああ!!グルードゥ!!!!ヴァスキス!!!!!(嵐よ!!!弾けろ!!!!)」
その時グレイヴのデスペラードのコアに組み込まれているブラックボックスに大きな亀裂が入る。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ドイルは絶叫する。ただでさえ強大な嵐がグレイヴの一声で更に倍近くに膨れ上がり、猛烈な勢いで全域全方位に吹き荒れる。
一方、ホログラムマルチタスクを駆使して状況を静観していたプルートゥも規格外のグレイヴの大魔術による嵐に危機感を募らせ声を上げる。
「いかん!!ドレイク!!シュトレイハンダーのG・I・Fシールド全域展開!!最高出力だ!!!!」
ドレイクと呼ばれたシュトレイハンダーの操舵主は、シュトレイハンダーのステルス機能を使いヴァナティック邸のすぐ近くに停泊していたが、舵を切り替え、ヴァナティック邸にいるプルートゥ、ジャンヌ、ライザー及びバウンティディヴィジョンの隊員を守るように、全面に耐物理特殊フィールドで形成されるシールドを張る。
「ハイルディヴィジョン!!!総司令!!!この嵐の規模!!勢い共に尋常ではありません!!舵を切るのも精一杯の状況です!!シールドも最高出力ですが……!!このままでは突破されます!!」
うたた寝していたエリシィアがこの嵐に飛び起き、上機嫌にはしゃいでる。
「にょほほー♪揺れる♪揺れる♪揺れるよお♪台風だよー!!台風が来たよー!!」
プルートゥはやれやれとはしゃぐエリシィアを抱きかかえつつ、立て続けに指示を出す。
「リズ!!控えてるアルファチームのデスペラードを全機デフェンダー仕様に換装しろ!!ライザー!!アルファチーム!!用意はいいな!!前面にシールドを展開するのだ!!」
「ハ……ハイルデヴィジョン!!い……いますぐ取り掛かります!!!」
リズと言われた小柄な女性は慌てながら返事をする。リズは技術班メカニック主任のサマリーの部下であり、副整備長である。サマリーは大破したエリシィアのマシンナリィ・トルーパー。「ヴァンピーア」の改修を行っているので今手が離せない。
ライザーはプルートゥの指示に従う素振りを見せつつもある種の疑念を感じ提言する。
「そ……総司令!!!お言葉ですが……この尋常ではない猛烈な嵐をシュトレイハンダーとアルファチームのディフェンダー仕様のデスペラードのシールドで防ごうとお考えのつもりでしょうが!!シールドが保ちません!!シールドで耐える事より今すぐにこの場を離れる事を提言いたします!!」
「この嵐ではろくに舵も切れまい。むやみに動くと危険だ。5分から10分保たせればよい。ア レ を 起 動 し て ギ ャ ラ ル ホ ル ン を 使 う」
ライザーとジャンヌの顔が驚愕に歪み、額に汗が浮かぶ。
「「ギャ……ギャラルホルン!!!!!!!????」」
いつもは滅多な事では取り乱さない冷静なライザー隊長とジャンヌが目に見えて驚いている。残りのバウンティディヴィジョンのアルファチームはギャラルホルンという物が一体何のことかわからずキョトンとしている。プルートゥは含み笑いを浮かべながら再度指示する。この窮地をどこか楽しんでいるようでもある。
「わかったなら行け!!グレイヴめ……!!ふふふ……。あのたわけもの。敵はもとより、私達もろとも吹き飛ばす気だぞ?急がないと間に合わなくなる」
ライザー及びアルファチームはすぐさまGIFシールドを展開できるデフェンダー仕様に換装されたデスペラードに乗り込んで次々と出撃し、嵐の前面に立つ。
隊員のアマンダが目を白黒しながら口を開く。
「今回の任務も楽勝だと思ったのにこんな事になるんてさ……。本当あたしらツイてないね……。給料倍貰わないと割に合わないよ!」
デュランがアマンダに応えるように言い放つ。
「俺はいまだに夢でも見てんのかと疑ってるぜ……!!だがいくら頬をつねろうが何をしようが夢から覚めないって事は……これが現実らしい…。こんなぶっ飛んだ事やってんのがマジでグレイヴの野郎ならドイルじゃねえが今度本気でぶん殴ってやるぜ!!」
シュミットが身を震わせながら呟く。
「目の前でみるとなんて大きさだ……!!前にヴァ―ト・リード軍の精鋭の対艦射撃をこのシールドで防いで見せたが……。この嵐……。今回ばかりは分が悪い」
ライザーが隊員達の愚痴を制するように言う。
「おしゃべりはそこまでだ!!5分!!いや10分!!時間を稼ぐぞ!!!」
デュランは恐る恐るライザーに問いかける。
「隊長……!!5分いや10分耐えたとしてその先に一体に何があるんですか!?総司令の秘策って一体??」
「黙って目の前に任務に集中しろ!!総司令ならばこの状況を打破してくれる!!いくぞ!!!各員シールド展開ィィィィィィィィィ!!!」
ライザー、アマンダ、デュラン、シュミット、ライナスは一斉にデスペラードに搭載されている大型GIFシールドを展開する。
アマンダは猛烈な嵐をシールドで受けた途端絶叫する。
「なんて圧力なんだい!!!!!!こんなもん戦場の最前線の銃撃の方が万倍もマシだよおおおお!!!!」
デュランも合わせて悶絶する。
「いつまでこんなふざけたもんシールドで防げるもんじゃねえええええええええ!!!もうこうなったらヤケクソだぜえええええええええええええええ!!!!」
部下の悲痛な悲鳴を聞きながら、苦悶の表情を浮かべたライザーもグレイヴの蛮行に思いを巡らせる。
「(アーヴァンの愛弟子のドイルとグレイヴ!!!!!まさに!!まさに!!うちの隊のきっての問題児だ!!!アーヴァンは一体どういう教育を施したんだ!!??小僧ども!!始末書だけではすまさんぞおおおおおおおおおおおおおおお!!)」
一方ブラッディファントム隊もグレイヴが引き起こしたかつてない嵐に巻き込まれ瞬く間に多数のスレイヴ達が粉微塵になっている。
「うぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!」
「ひいい!!ひいい!!!機体の自由が効かない!!!!!!どうすれば!!!!どうすれば!!!!」
「死にたくない!!死にたくなあああああい!!!うわあああああああああああああああ!!」
その窮地の中、見かねてサンダースはひとつの決断を下す。
「残った残存戦力を集めよ!!!1H2I地点に集合するのだ!!!」
おびただしい多数の犠牲を出しながらも、サンダースの指示通り、ある者は吹きとばされないようスレイヴ同士、お互い手をつなぎ、遮蔽物や地形を上手く利用し、ある者は地べたにつかまりながら匍匐前進をし、サンダースの言う地点へと集まってきた。サンダースはそれを確認するや否や。
「よし!!!全火力を1H2I地点に放出するのだ!!!!撃てええええええええええええええええええい!!!!」
火力をサンダースの言う地点に集中させるとヴァナティック邸の地下格納庫に通じる道が現れた。
「残りの残存戦力全て!!!この地下に一時退避し嵐をやり過ごすのだあああああああああ!!!!」
サンダースに言われるがままに残った残存戦力で、この地点に運よく集まったもののみが次々と地下に退避していく。
「ほら!!ケイジよ!!頑張れ!!もう少しだ!!」
「はい……!!流石サンダース分隊長!!窮地の中でもお見事な采配でございます!!っあ!!うわああああああああああああああああ!!!」
地下でケイジ隊員のスレイヴを待ちかまえるサンダース機が手を伸ばし、ケイジ隊員のスレイヴの手を掴みかけたその瞬間。嵐に飲み込まれ瞬く間に上空に舞い上がり、猛烈な暴風によりケイジ隊員の機体が切り刻まれていったのであった。
「ケイジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!」
嵐の中ケイジ隊員のスレイヴを助けにいこうとするサンダース機を必死に止めるBF隊員達。
「分隊長おおおおおおおおおおおおおおお!!!いけませんって!!!!」
「ぬおおおおおお!!なんということだ!!またしても!!またしてもおおおおお!!グレイヴ!!!許すまじ!!ミゲルの命を奪っただけでは飽き足らずケイジまでええええええええ!!!グレイヴううううううう!!!その名と顔は覚えたからなあああああああ!!!」
一方、ライザー率いるアルファチームがシールドを展開し嵐を押しとどめているのを確認するや否や、プルートゥは無線でディヴィジョン開発部最高責任者Drガウディに連絡する。
「ガウディ。朗報だ。セカンドステージに到達した者が2名いる」
「2名!!!!!ヒャッハッハッハー!!!見ておるよ。プルートゥ!!どうじゃ!!ワシの言うたとおりになったであろう?」
「はははは……。一番怯えていたのはお前じゃなかったのか?」
「ぬかせェ!!もうとっくの昔に腹は括っとるわい!!で!!誰じゃデスペラードを覚醒させた適格者は!?ブラックボックスのキーデバイスとなるパイロットたちは?」
「ふふふ……。聞いて驚け。ひとりはグレイヴ・ストームだ。ヴィクトルの息子の」
「おっほっほっほー♪ヴィクトルの!!!ヴォクトルの!!そりゃあ凄い!!運命を感じるのう!!あいつは強かった……。信じられんくらいなあ。そしてふてぶてしかったのう……。その息子もどうしてなかなか!!親父の意志を継ぐというやつか……。泣かせるではないかい!!!でで!もう一人は??」
「ディアルドの息子。ドイルだ。ドイル・ヴェイグランド」
「わははははははははははは!!!あの絶対王家の放蕩喧嘩馬鹿息子か!!!血統の中に信念は宿るといったところかいの……!!こいつは楽しくなってきたのう?プルートゥ!!」
「……お前の仮説は全て当たっていたよ……。感謝する。ガウディ」
「……ふふん……。お前さんらしくない。しかし感極まるのもわからんではない。ここ数年の間実に5000人以上のテストパイロットを使いデスペラードの同調覚醒を試したが誰も覚醒させることはできなかった。ブラックボックスの封印を解くなどもってのほかじゃ!お前さんの決して諦めない断固たる決意っちゅーもんには毎度毎度頭がさがるわい。今度こそあの怖い怖い悪魔のいいようにはさせたくないからの」
「同感だ。あの戦いで採取した悪魔の皮膚の一部の細胞が日に日に活性化しつつある。完全覚醒は近い。奴の居場所を割り出さなくては……。あまり時間がない。次に奴が眠りから覚め、完全に覚醒すれば……」
プルートゥとガウディが真剣な表情をして声を揃えて言い放つ。
「「世 界 が 滅 ぶ」」
「ふふふ……。ガウディ。グレイヴのコードが創生真呪を越え大業の域に到達している。森羅万象の理にアクセスしたせいで、私達もろともこの嵐に巻き込まれ吹き飛ばされそうだ」
「わっはっはっはっは!!!元気があってよろしい!!!!若い者はこうでなきゃ困るわい!!」
「アレを起動できるか?ギャラルホルンを使う」
「ほっほっほ♪待ってましたとさ!!!前の悪魔との戦いでお前さんがこっぴどくぶっ壊しまくったせいで修復するのに苦労したが、今は修復度70%!!!いつでもいけるぞい!!」
「遠隔操作で撃つ。トリガーをこっちに回してくれ。一発目は出力20%魔力の中枢点はグレイヴの丁度真上の積乱雲だ。まずあの積乱雲を散らす。2発目は出力10%以下でグレイヴのデスペラードを威嚇射撃する。直撃はさせずに大人しくさせるさ」
「お前さん……。総司令なんて似合わん事やりおってからに。腕は鈍っておらんじゃろな?」
「誰にモノを言ってる?出力調整を誤るなよ。いくらセカンドステージに到達したグレイヴと覚醒したデスペラードでもギャラルホルンの直撃をまともに喰らうと一瞬で灰になる。あの世に逝ってまでヴィクトルに小言を言われたくない」
「わはははははは!!違いないのう!!準備OKじゃあああ!!ぶちかましてやれい!!」
プルートゥの端末からホログラムスコープが立体的に浮かび上がり、静かに狙いを定めるプルートゥ。
一方ドイル機は膨れ上がったグレイヴの猛烈な嵐に巻き込まれて、更に更に上空高く舞い上がっていき吹きとばされていった。全く身動きがとれないまさに絶体絶命の状況にあった。
「あのバッカやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
つづく。
読んでくださってありがとうございました!!評価、感想待ってまーす。ディボロスは不定期更新でございます!次回もお楽しみに!




