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ある召喚士の生存圏  作者: 紀嶋 雁有珠
7/18

7   召喚

感想をいただきました。

ありがとうございます。



  少佐からの連絡を待っていると、頭の中で懐かしいファンファーレが鳴り響い

た。


「え!レベルアップしたのか? だとすればド○クエだな。エルザさんPCを確認し

てください」

「ド○クエ、なんですかそれは? PCですね…あ、レベルアップしています。

今回は召喚で120t、 召集で1人ですね。昨日いろいろ操作して分かったこ

とは、召喚ではt数の繰越が可能ですので、そのうち大きな物もできますね。

そういえば戦艦なんてものもリストにありました」

「ド○クエは子供のころに遊んだゲームの名前ですよ。戦艦なんて召喚出来るの

か、まだまだ先だし、使い道あるかな。しかし、戦艦は漢のロマン、欲しいこ

とは欲しいな・・・」

「何をぶつぶつ言っておられますか」

「さて、何を召喚して、誰を招集しようかここが思案のしどころか、と」


『失礼シマス。ルーファー、少佐ヨリ、負傷者救護ノ要請ガアリマシタ』

「そうか、では救護兵と1個分隊はトラックで先行してくれ」

「ルーファーさん、私少しですが治療魔法ができます」

「クララさんか、ではベアトリスさんと2人も一緒に行ってください」

「「はい」」


救護兵が出発後、他人に召喚するところを見られないためにここで儀式を

実施した。2個歩兵小隊、Sdkfz251x2、1個迫撃砲小隊(sGrW 34)、戦闘工兵

1個小隊、オペルブリッツx15、クルーx20、燃料5t、弾薬8t、

装備/機材他5tが現出した。召喚繰越28t。

召集:ヴィルフリート・リヒターSS大尉。これ以降の召集者には必要な情報も

インプットしてもらうことにした。


「リヒター大尉、よろしく頼む。まずは、出発準備をたのむ」

「了解しました。10分以内に出発するぞ。ハーフトラックには第1小隊が乗車せ

よ」



  シュプリンガーSS少佐が商人と話しをしていると、トラックが2台到着した。


「ベアトリス、ルーファーはどうされた?」

「救護の者に先行せよと言われました」

「そうか、では救護を手伝ってくれ」


OtMはポーションをまだ息のある負傷者に飲ませて回っていた。さすがに

欠損部の回復は無かったが本当に怪我から序徐に回復していた。元通り元気と

は行かないが命の心配はなくなったようだ。


 燃えた馬車の所で負傷者にクララが手をかざすと掌から薄緑色の光が現れ、

負傷者に吸い込まれていくと火傷、がみるみる消えていった。


「ポーション!治療魔法!すごいものだ、軍医は必要無いかもな。俺にも効くの

か?」

  医療システムの違いに少佐が驚いていると、隣の商人の呟きが聞こえた。


「獣人が治療魔法を使うのか、信じられん。獣人は魔法を使えないはずで

は・・・」


 少佐には、レオナールの顔が何かいまいましそうな感じに見えた。ひょっとし

て、この世界では獣人とヒユーマンはあまり良好な関係ではないのではないか。

かつて祖国がユダヤ人を排斥したように。


  北の方角からエンジン音がしてきた。商人たちは驚いたように北に視線を向け

たが、少佐は心配しないように言った。


「心配いりません。本隊が来たようです。 ・・・・何か数が増えているよう  

 な?」


 少佐はその場から離れ本隊に向って歩きだした。その先に車両を停車させ私

は話しかけた。後方で部隊は乗車状態で待機している。

「おまたせ、何か問題あるかな」

「お待ちしておりました。問題はありませんが、なにやら部隊規模が拡大している

ような」

「レベルが上がったので、打ち合わせ通りの召喚をした。それと、

ヴィルフリート・リヒターSS大尉を紹介しよう」

「少佐よろしくお願いします」

「いろいろ、勝手がちがうだろうが、ルーファーを盛り上げていこう。

こちらこそ。では、ルーファーこちらにお願いします」


 少佐の案内でエルザ、大尉を率いて商人たちの所へ行った。


「このたびは危ない所を助けていただきありがとうございます。商隊の代表をし

ております レオナールと申します」

「傭兵団ブリッツの隊長をしていますルーファーです」

「ごらんの通りこちらで雇った護衛が当てにできなくなりましたので、護衛をお

願いできないでしょうか。もちろん、助けていただいた分も合わせて報酬はお

支払いします。いかがでしょうか」


「私たちは南に向っていますので、南方向で次に護衛が手配できる所までなら

お受けします」

「それで、かまいませんのでお願いします。報酬は1万ボナ(金貨10枚)でよろし

いでしょうか」

「それで大丈夫です」

「ルーファー様、盗賊の所持品の所有権はブリッツの物になります」

と、近くにいるイレーネが商人たちに気付かれないように小声で話しかけてき

た。感謝の意味を込めて頭を軽くポンポンと撫でてあげると、少し頬を赤くして俯

いた。


「負傷者の手当てが終了したら、盗賊の所持品を回収して出発準備に掛かれ」


  馬が使えなくなった馬車はハーフトラックが牽引し、負傷者はトラックに乗ってもらった。


追加召喚兵力

SDkfz251-2両

オペル3t-15両

迫撃砲1個小隊(3個分隊/sGrW 34X6)

歩兵2個小隊

戦闘工兵1個小隊

召集:ヴィルフリート・リヒターSS大尉


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