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新な仲間


ユーリー「いいか兄ちゃん!悟空はかなり強い。動きもかなり早いし、技も巧みだ。そして厄介なのは雷と火と風を使う。


そろそろ着くぞ。」



次第に変な山?岩が出てきた。

天狗の鼻様な岩が下から空高く伸びている。その頂きに1つの影。


猿天狗山………そのままだな。



ユーリー「悟空‼俺だ‼ユーリーだ!話がしたい!」




……………………………。




返事がない。



俺「猿に言葉が通じるわけねぇだろ。」




ユーリー「バカ……。」と同時に俺の頭上にもの凄い勢いで猿が飛んでくる。




俺はスッと交わす。


悟空「俺は猿じゃねぇよ……。なんだユーリー。俺になんの用だ?」



ユーリー「ご、悟空。コロシアムの参加権。俺にくれないか?」




悟空「何いってんだよ。今年はあの龍神眼が出るんだぜ?なんで龍神のお前に参加権を渡さなきゃ行けねぇ。」



俺「おい猿。ごちゃごちゃ言ってねーで俺と代われ。」




悟空「お前、誰だよ。っん?」

とともみの方に目をやる。



悟空「お姉ちゃん♥可愛い~。名前何て言うの??」


一瞬でともみの背後に行かれた。攻撃されてたらともみは死んでいたかもしれない。



強いなこいつ。



ともみ「ともみって言うのよ。猿はやっぱり猿ね」



悟空の目付きが変わった。



ヤバい!



悟空「く~。見た目は可愛いのに性格はきついねぇ~。でも、嫌いじゃないぜ。そういう女。なぁ兄ちゃん。賭けしないかい?


俺が勝ったら………この女は貰う。お前が勝ったら参加権はくれてやる。



俺「っふ。良いだろう。別に勝とうが負けようがその女は好きにしていいがな。だがそれじゃ賭けにならん。」



ともみ「あんた後で覚えてなさい‼」



悟空「冷たい彼氏だなぁ~。可愛そうに。もうすぐ俺の物になるからね。」



ともみ「彼氏じゃないわ!あなたの物にもなりたくない‼」




悟空「さぁて、ちゃっちゃとやりますか。いつでも来なさい。」そう言って神話通り如意棒を取り出した。


俺のイメージと違う所は背中に太鼓が3つ。そしてなんかイケメンなんだけど。


もっとこうウキーって感じの猿々しい感じだと思ってたんだけどな。まぁいい。コテンパンにしてやる。




悟空「行くぜ‼っウキ"ー‼」



ウキー言うんかい。




悟空は如意棒を回転させながら向かって来る。かなりのスピードだ。俺はそれを黒妖で受ける。悟空は一旦間を開け一番右の太鼓を叩く。如意棒に炎が纏う。


俺も黒妖に炎を纏わせ、炎剣にする。

悟空は目の前で如意棒を回し始めた。


俺はそれに構わず斬りかかる。



悟空「馬鹿め。炎猿斬(えんえんざん)‼」


悟空も俺に斬りかかる。

その瞬間3重螺旋状に炎の斬撃が飛んでくる。

だが俺は斬撃に合わせて螺旋状に突っ込んで行く。


悟空「なに!?ッチ。」そう言ってもう一度間合いを取ろうとするが俺は構わず斬り込む。黒妖を形態変化で刀身を伸ばして。


当然悟空は斬り込まれる。



悟空「ック。なかなかやるじゃねぇか。

少し本気を出すか。」



すると悟空は右の太鼓を3回、真ん中を1回、左を2回素早く鳴らす。



みるみる悟空の体の色が黒くなってく。



ユーリー「兄ちゃん!気を付けろ‼そうなった悟空は何するか分からないぞ!」



狂乱みたいなものか?



悟空「天狗憑依(てんぐひょうい)


気がついたら如意棒に撃ち込まれていた。



俺「ぐはっ!」

黒鎧が凹んでる、かなりの力だ。



猿が!舐めやがって。

俺は手に黒い炎と黒い風で煌炎・爆風刃を作る。正直、黒級で作るのは初めてだ。だがこいつは面倒だ。一撃で決める。



俺「イチゴ……ユーリー……離れてろ」



ともみ「分かったわ!逃げるわよ!ユーリー!」




ユーリー「あの技そんなやべーの?」





俺「滅・黒炎爆風炮刃(めつ・こくえんばくふうほうじん)




見えない早さで飛び回る悟空に狙いを定める。




「…………………。ここだ!!」


俺は一気に放つ。



ビュン‼外した。



悟空は声をあげながら俺に向かって来る。


悟空は勝ちを確信した様。


俺「馬鹿はお前だったな。」


悟空の後ろから俺がさっき放った技が直撃。

凄まじい爆発だ。



ユーリー「あれじゃ悟空もひとたまりもねぇな。」



悟空は白目を向いて口をパクパクしながら倒れていく。




俺「ユーリー行こうか。」




ユーリー「そうだな。行こう!」



悟空「待……て……。」




俺「なんだ猿。」

悟空「俺をあんたの冒険に連れてってくれないか?」



俺「良いだろう。足を引っ張るなよ。」




こうして新たな仲間、悟空を連れてケンの所へ行き、無事エントリーを済ませた。






ともみ「今日は疲れたわ。どっかで休みたいわ」





俺「そうしようか。悟空は別の部屋な。」




悟空「ええー!?俺だけ別の部屋?」




ともみ「だってあなた猿だから何されるか分からないわ」




悟空「俺は紳士だっつーの‼ウキー」





俺「ウキーじゃねぇよ。」



悟空「それより兄貴って何者なんだ?天狗憑依Lv1と言っても龍国で勝てる奴は一握りだ。」



俺「俺は夢士だ。なんだ?天狗憑依ってのはレベルがあるのか?」




悟空「夢士……か。通りで強い訳だ。天狗憑依はLv5まであるんだ。本気を出せなかったとは言え負けは負け。勝者が絶対だ。」




ともみ「その辺も猿ね。」





悟空「姉ちゃん相変わらず手厳しいねぇ。でも嫌いじゃない。」




ともみ「うるさいわ!」





俺「ユーリー何かいい宿はあるか?」




ユーリー「俺は本来、国には入れない。けど知り合いがいるからそこでもいいか?」




俺「分かった。そこにしよう。」




少し歩いてユーリーの知り合いの宿についた。




ユーリー「マスター。久しぶりだね。」





マスター「ユ!?ユーリーじゃねぇか!!」





ユーリー「し!マスター声がでかいよ……」





マスター「わ、わりぃ。つい、な。四名だな?」





俺「2部屋にわけて欲しい。俺達3人と……猿一人」





悟空「ほんとに俺一人かよ……」





ユーリー「俺も悟空と一緒でいい。」





マスター「分かった。部屋は空いてる。自由に使ってくれ。ユーリー。気を付けてな。」




ユーリー「恩に着るよ。」





こうして俺達は龍国の一日を終えた。







二日目。



俺の部屋に集まり食事をしてる。



俺「ユーリー。何で今まで悟空に以来しなかったんだ?」




ユーリー「リーって呼んでくれ。そっちの方が呼びやすいだろ。」



俺は分かったと頷く。



ユーリー「悟空は他人に対しての情は一切ない。悟空に勝たなければね。だが龍笛のない俺に悟空に勝つ事は出来ない。それに龍笛が出されるのは今回が初めてだ。どういう意図か知らないけどこのチャンスは逃せない。そこに丁度兄ちゃん達が来たんだ。」



悟空「俺は絶対主従タイプだからな。俺より強い奴の言うことしか聞かねぇ。」



ともみ「冷たい奴ね。」



俺「俺達がお前らの集落に入った時、かなりの殺気を感じたがあれはなんだ?」



ユーリー「皆、餓死寸前なんだ。俺達は龍笛がなければ只の人間だからな。森に住む魔物もやっと狩れるかどうかって所で。」




俺「そうか。なら今から食料を届けよう。お前ら一族が死んでしまったら例えリーが復習しようと王権は握れん上に正統血統の繁栄も無理だろう。」



ユーリー「いいのか?でも俺はなるべく出たくない。やっとの思いで入国出来たからな。」




俺「問題ない。俺にいい案がある」





まず俺達は食料を買い込み門に向かう。


それで俺は砂鉄で瓢箪(ひょうたん)を作りその中にリーを入れる。




ユーリー「これなら大丈夫だな!」




ともみ「あんた静かにしてなさいよ」




ユーリー「分かってるよ。」




悟空「それじゃ行きますか!」





俺達はあっさり門を抜け、そのまま集落に向かう。




ユーリー「楽勝だったな!」




俺「まだ喋るな。どこに誰がいるか分からん」




ユーリーは分かった!と言って瓢箪の中に身を隠す。




集落に着くとどいつもこいつも死にそうな顔でこちらを見てくる。だが殺気は感じる。



???「お前達。何の用だ。あの悟空まで連れてきおって。」




俺は瓢箪の中からユーリーを出す。




ユーリー「じっちゃん!この人達は救世主だすぐに村人を集めてくれ!」




じっちゃんはしばらく考えた後に村人達を集めた。



村人達からはまだ殺気を感じる。一度裏切られた人達だ。仕方ないだろう。




ユーリー「皆聞いてくれ!っあ!まずは食料を!この兄ちゃんが買ってくれた!皆食べてくれ‼」




村人からは


ぉお!と言う声が上がる。


一瞬戸惑いながらも一人の子供が食べ初めてから次第に皆頬張り始める。



ユーリー「今年のコロシアムで龍笛が出されるのは皆知ってるよな?そこで俺達の変わりにこの兄ちゃんが戦ってくれるんだ!」




村人「そんな都合のいい話があるわけないだろ。第一、優勝出来るかも分からない。

あのソウソウだって、シュウホウにハクリンも出てくる。」




ユーリー「大丈夫さ!この兄ちゃんは悟空に楽勝で勝ったんだ。信じられないのは分かる。でもこれしかない。俺達が王座奪還するチャンスは他にあるか?ないだろ?皆、この兄ちゃんに賭けて見よう。」




じっちゃん「分かった。兄ちゃんとやら。名前は?コーリ、あれを持ってきてくれ。」



コーリという子が奥から玉みたいな物を持ってきた。




俺「夢島 (じん)  夢士だ」




じっちゃん

「ほぉ~。夢士とは。これならもしかしかしたらもしかするやもしれんな。


おぉ、ありがとう。



これは龍神一族の秘宝で潜在能力を最大まで引き出せるんじゃ。」




じっちゃんが何やら呪文みたいなものを唱えている。



じっちゃん「手を前に出してくれ。」




俺は言われた通りに手を出す。



じっちゃん「龍神の元。汝の力、目覚めよ‼」



玉が光だす。



なんだ?体がどんどん軽くなる。

力がどんどん沸いてくる。




じっちゃん「これで今までより動き安くなるだろう。体で眠っている部分を全て目覚めさせた。後は任せたぞ。若者よ。」






俺は力強く頷いた。







そしていよいよ大会を迎える。

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