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ムラサメ発動??



「じ~ん!!お~い(じん)!浩君来たわよ~!…あんた!いつまで寝てんの‼私出掛けてくるからね‼」



っん……


俺は目を覚ます。現実世界か久しぶりな気がする。俺はデジタル時計に目をやる。


4/5 月 16.32 



一日しかたってないのか。しかしかなりの時間寝ていたな。




「ごめんよ。(じん)君。起こしちゃったかい?暇してるんじゃないかと思ってね♪」



「今日はお土産を持ってきたんだ♪一緒に食べないかい?」

浩は袋からたい焼きを取り出した。



しばらく寝ていたせいかかなり腹減ってる事に気付く。



「おお!丁度腹減ってたところなんだ」

そういって一つ貰う



「もう学校には慣れたか?」




「うん。だいぶ慣れて来てたよ!隣がいなくて寂しいけどね」フフと笑いながら無邪気に答える。




「そうだ。石澤。学校で芽亜を見張っててくれないか?」




「え?芽亜ちゃんを?」浩は少し驚いた顔をしている。



「ああ。あの事件があって芽亜に復讐でもされたら困るからな。帰りとか一緒に帰ってやって欲しい。その事に関しては俺から芽亜に話しておくから。」



「そういう事なら任せてよ!!それから(じん)君。石澤って呼ぶのやめてよ~。浩でいいよ♪」



丁度そこに芽亜が帰ってきた


「あれ?浩君来てるの?」



「こんにちわ♪」浩が笑顔で言う


「こんにちわ♪」芽亜も笑顔で返す



「芽亜丁度良かった。これからしばらく学校、浩と帰ってくれないか?あの事件であいつらがまた芽亜に何かしてくるんじゃないかと心配でな。」




「ひろし…君と??」驚いてる表情だがすぐに

「大丈夫だと思うけど…分かったわ!浩君よろしくね♪」



そういう事で俺が停学の間、浩に芽亜の護衛を頼むことにした。




「っあ!お兄ちゃんお土産買ってきたよ♪」といって見覚えのある袋からたい焼きを取り出す。




3人で声を揃えて

「っあ!」と言ってすでに浩が買ってきたたい焼きに目をやり

3人で笑いながら少し多めのたい焼きを楽しく食べた。




「じゃあ、僕はそろそろ帰るよ♪」




「じゃあまたな。」「浩くんばいばいーい」




そういって浩は俺の家を後にした。




少ししらけた部屋。妹と二人。

なんだか少し緊張する。


思えばこんな場面は始めてだ。



「なぁ。芽亜」そう言いかけた時

芽亜のスマホが鳴り出す。



「っあ、お母さんだ!っもしもし!?え?今日?うん、うん、分かった♪は~い。


今日お母さんとお父さん帰って来ないって!台所にお金置いてあるからお兄ちゃんと適当に夕飯済ませて!だって!」




家に超絶可愛い妹と二人きり!?しかも今日、親は帰って来ない。


俺は考えただけでも妖刀が反応しだす。いかんいかん。ここは冷静に。



「そうか~。じゃあ一緒に買い物でも行くか?」そういうと


「行こう♪行こう♪今日はすき焼きパーティー♪じゃあ支度してくるね♪」なんてはしゃぐ妹を見ながら俺は幸せな気持ちになった。



近くのスーパーに着き。並んで歩く俺と芽亜


「ねぇ♪すき焼き何いれようか?」芽亜はかなり張り切ってる様だ



「ん~。やっぱり白瀧と春菊だろ?」と答えると



「え"~!!白瀧よりマロニーちゃんのがいい!後、私春菊食べれな~い。」



否定された。なら俺に聞かなくていいのよ。と思いながら結局適当に芽亜が好きな物を入れてスーパーを後にした。




「ん?ねぇ。あれ浩君じゃない??誰かと喋ってる感じだけど。」



2本離れた通りの電柱のところで浩と誰か二人が話していた。



「ほんとだ。」そういうと

「じゃあ浩君もパーティー誘おうよ♪」と言うが俺は止めた。



「あいつにも付き合いがあるんだろ。」

そういって再び家の方へ歩き出した。

少しだけ気になるがね。




家につくと芽亜は早速料理に取りかかる。

「すっきやっき♪すっきやっき~♪」



俺は居間に座りテレビを着けながら芽亜の可愛い鼻歌を耳に焼き付けていた



夕方6時。テレビはニュースしかやってない。つまんなそうに見ていると気になるニュースがやっていた。



「今日の午前7時頃ー静岡県○○市で4台を絡む玉突き事故がー……○○被告はこのように供述しています。[夢を見ていた。気がついたら事故を起こしていた。]ーこれについて専門家は、夢遊病の一種だと……」



夢遊病か~。怖いな。俺も夢遊病だったりして。そんな事を他人事で考えていた。




「お兄ちゃん!もうすぐ出来るよ~♪っあ!お茶と箸、出して貰ってもいい?」


当たり前ですとも。妹に頼まれたらお兄ちゃん。なんでもします。



ぱっぱとお茶と箸を出して

「他に何か手伝える事はあるかい?」格好つけて言うと



「っぷ。何?お兄ちゃん。変なの~。いいよ♪後は座ってて♪」


分かりました。と言って食卓についた。

なんか可笑しかったかな?

と少しの疑問を抱きつつ腹を鳴らして待つこと5分。


鍋から良い感じに煙が出てくる。


「そろそろいいかな~♪」芽亜が蓋をあける。



「おお~♪」声を揃えて言う



完璧なすき焼きだ。


「いっただっきま~す♪」

手を合わせ早速No.1すき焼きを食べる。


感極まって思わず芽亜を抱き締める。

「あ~お兄ちゃん幸せだよ~。芽亜のお兄ちゃんで良かったよ~。」



芽亜は照れながら

「ちょ、ちょっとお兄ちゃんどうしたのぉー?今日少し変だよ~。」



しまった!!本音が出てしまった。

俺は我に返り

「ご、ごめん。旨すぎたもので。」慌てて席に戻る。



「でも、なんかそういうお兄ちゃん。私好きだよ??」



へ?思わず言ってしまった。



「ほら。お兄ちゃんいつもどこか私と距離を置いてるみたいで~。お兄ちゃん、私の事嫌いなのかな?って思ってたから。」




なぬ!?今まで妹に嫌われない様、猫被って接して来たのに。逆に嫌われていたなんて。泣きそうだ。



「い、いやそんなつもりは……じゃ、じゃあ今日一緒にお風呂でも入るか?……っハ!」


話を逸らそうとしたが動揺とてんぱりでまた変な事を言ってしまった。

だが俺を更に動揺させる返事が帰ってきた。



少し顔を赤らめながら

「い、いいよ?」



俺はすき焼きとご飯を掻きこんで

「じょ、冗談だぞ?」とフォローを入れる。



「ふ、風呂入ってくるな。」俺は逃げる様にして食卓を後にした。




ザバーン。頭にタオルを乗せ湯船に浸かる俺。



「はぁ~。やっちまった。」俺は手で顔を多い溜め息をつく。



そのまま俺は顔を半分沈めてブクブクさせていたら、ガチャっとドアが開く音がする。


チラっと見るとそこにはすでに服を脱いでタオルで隠しながら入ってこようとする妹がいた。



「い、一緒に入ってもいい…かな?」赤面しながら妹は言う。



「お、おい。さっきのはほんとに冗談だぞ?」取り乱す俺。



「だ、だめ?」



「駄目じゃないけど。」そういうと芽亜はタオルをほどいて桶に入って来た。



俺は瞬時に乗せていたタオルで股間を隠す。兄妹とは言え、もう体は大人と大人だ。ましてや最愛の妹。妖刀はどうなるかは明白だ。



そう。ムラサメする。



「…………」沈黙が続く。



先に口を割ったのは芽亜だった。

「お兄ちゃんってモテるよね。」




え?と返すと



「中学の時も私の友達にお兄ちゃんの事好きって言ってる人いたし。恭子さんだってお兄ちゃんの事好きでしょ?」



「え?そうなの?」中学の時は芽亜の友達から手紙を渡されたりしたけど恭子は知らんぞ。



「お兄ちゃん鈍感だよね。そういうところ。」



俺はっハハと苦笑いしながら

「か、体洗うわ!」と言って桶から出る。

もちろんムラサメ状態の未使用の妖刀を隠しながらね。



出る時に芽亜の胸元が見える。

以外と大きい。俺の鼓動が波打つ。


早く出なきゃ、理性を失ってしまう。

だが芽亜はそんな俺の気持ちを更に加速させる。



「お兄ちゃん背中流してあげるよ♪」そういって芽亜も桶から出てくる。



曇った鏡越しに芽亜のNiceバディーがぼんやり映る。鏡にshowerをワンshowerするだけで真実を見ることが出来る。




だがびびって出来るわけなく。

背中を流し終わる。

「はい♪いいよぉ♪じゃ、次交代ね♪」



お"~い"それはダメだ。もう限界だった。



「ご、ごめん。少し逆上せちゃった。また今度な。」

そういって風呂を出た。




俺は早々に自分の部屋に戻り、再び溜め息をつく。



ベットに倒れ込むと疲れがどっときた。

考えてみれば寝てても起きてても生活してるんだから疲れるよな。



コンコン。芽亜が部屋にスポドリを持って入ってくる



「ごめんね。お兄ちゃん。私のせいで逆上せちゃったよね?」悲しそうな顔をしている。




「違うよ~。毎日逆上せてるから芽亜のせいじゃないよ♪」そういって誤魔化す。




「良かった~♪じゃあ今日は一緒に寝よ?」




ほんとに芽亜なのか?夢じゃないだろうな。


「い、いいぞ」と答える



芽亜が俺の横に入ってくる。風呂上がりと女の子のいい匂いだ。



少し昔話をしているとスースー寝息が聞こえてくる。横を見ると相変わらず天使の様な顔をしながら寝ている。


それを見て俺は

「駄目な兄貴だな……」




そういって俺も眠りについた。













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