↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦闘動物保護部隊CAPUt!!〜愛しい駆除対象の英雄たち〜  作者: 柴犬乃ぐんて
第2部【異世界転移は、悪夢の始まり】
PR
93/102

EP24 王たる器は、君にあるか!?3/5

オーラを発生させ、バリアを殴るブルー。バリアを突破する事は出来ない


『導きの鳥の力を持つ小鳥さんに、私を傷つける事など出来ませんよ』


ブルーはバリアを殴り続ける


「霊獣なのに、なぜ人間を殺す!!この世界の生き物だろ!!」

『それはこちらの台詞ですよ。人間は命を殺しすぎる…今殺したのは、無駄に命を奪った者たちだけ、悲しむ事は無い』


 大振りのオーラパンチをバリアに当てるブルー


 やはりバリアはビクともせず、拳をバリアに当てたまま、肩で息をする


「それでも皆、やるべき仕事として、命を守ろうとしてお前を攻撃しただけだ」


 望んで戦ったわけじゃない、軍人として、街を守る為に戦った軍人たちをブルーは想い、訴える


『欲と無知で命を無駄遣いするのは、人間の愚かな部分ですよ』


モノケーラの冷たい言葉に、ブルーは怒る


「人は完全じゃないんだ!」

『不完全なのは問題では無いのです。人間は純粋では無い生物。生物とは生を全うし、新たな生命を生む為に生きるモノですよ』

「皆、生きる事に必死なんだ!!」


 ブルーの全身が黄金に輝き始める、スーパーオーラが溢れているのだ

 スーパーオーラは全身から右足に集中していく


『小鳥さんもそれを使えるのですか!?』


驚くモノケーラ


 ブルーは、体全体の回転と遠心力を使って放つ強力な蹴り技、スーパーオーラを纏った後ろ回し蹴りを放つ


バリアが蹴りを喰らった場所から弾け飛び、消滅する


『小鳥と思っていましたが、八咫烏が力を貸しているとなると、君に王たる器が!?そうは思えませんが…』

「確かに八咫烏から力を貰った、でも王として選ばれたわけじゃない」


ブルーはグッとモノケーラを見つめる


「それでも私はこの力を、正しく使いたい」


モノケーラは、その言葉を聞いて、角をブルーに向け、体勢を低くする


『ならば、私が王の素質があるのか、見極めましょう…この麒麟が』

「麒麟!?」


全長50mの巨体、モノケーラの一本角は弓なりで10m、つまり体の1/5が角だ


その角を一気にブルーに突き立てる、喰らえばただでは済まない


巨大な角はブルーの想像よりも圧倒的な速さで迫る


間一髪のところで避ける、その時、モノケーラは蹄《ひづめ》を鳴らす


ブルーの足元が揺れたかと思うと、地面が陥没する


それもまたジャンプで回避する


またモノケーラは蹄《ひづめ》を鳴らす


地面が割れると中から巨石が現れ、自由落下しているブルーへ目がけて飛んでくる


空中で体勢を崩しながらも、オーラパンチでその巨石を砕き、着地するブルー


するとブルーに当たる光が陰《かげ》る、モノケーラの蹄《ひづめ》が太陽を遮っているのだ

蹄《ひづめ》は、ブルーを踏み潰すのは容易い


「!!」


ブルーの視界が、一瞬で緑色に染まる

揺らめく緑色、それはオーラの緑色


グリーンのオーラシールドの光だ


グリーンのオーラシールドは、直径10mのシールドを形成。モノケーラの蹄《ひづめ》を受け止めている


「グリーン!!」


ブルーが驚きの声を上げる

グリーンはシールドをぐっと押し上げ、蹄《ひづめ》を跳ね返す。体勢を崩すモノケーラは一歩下がり、ブルーとグリーンを見る


『小鳥さんがもう一匹?』


モノケーラが不思議そうに2人を見る



作戦室のモニターにグリーンが表示される


「ファルベグリーンが現れました」


キムがそう言うと、マルティナが目を輝かせ


「やはり出て来たね。さぁ」


フブキはモニターをじっと見据え、雨宮は頭を抱えている


ピピピピピッと作戦室に通知音が鳴る


「鵲《カササギ》からです」


キムは通信を繋ぐと


『ごめんなさい。通信障害もあり、連絡通知に気づきませんでした。どうしました?』


鵲《カササギ》側の通信は、《《ライオネル》》からである


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。