059 閑話 私も生徒に
「制服導入は出来上がり次第ということにしましょう」
「かしこまりました!この私、シュターナルに全てお任せください!」
こういうのって新年度に導入が当たり前かと思ったけど、異世界は違うんだね~
そんなに早く生徒に制服を着せたいのかな?
「制服の話はここまでにしましょう。ひより様、みーちゃんをお借りしてもよろしいでしょうか」
「みーちゃんいいよね?」
『キュッ』
「ではあちらの部屋に参りましょうか」
わざわざ部屋を変えるの?
なんか不安だなぁ。
「みーちゃん……と呼ばれているのですね」
『キュッ!』
「やっぱり違うのかしら……でもあなたの魔力は確かに……」
『キュキュキュ!』
「何言ってるかわからないわ。どうしたらいいのでしょうか」
『キューーーーーッ』
「な、何が……ま、眩しい……」
『ふぅ、久しぶりだねリーファン』
「あ、あぁ、やはりあなたは……」
『よしよし、泣かない泣かない。三千年経ってもリーファンは泣き虫だね』
「う、うぅ、うわぁぁぁん!なんで勝手に封印しちゃうのよ!みんなであれほど言ったのに!」
『三千年も前の話でしょ?もういいじゃない。今は平和になってるもの』
「美咲ちゃんがいなかったら意味無いじゃない!」
『まぁまぁ。あの時はあれしか方法がなかったのよ。それにまた私はこの世界に生きてるし、こうしてリーファンに会えたじゃない』
「でもでも……あっ、なんでムッツリとかバラすのよ!」
『あはは、私もリーファンが生きてると思わなかったからびっくりしたのよ』
「だからって言わなくてもいいじゃない!」
『リーファンが男女問わずかわいいものが好きなのは知っているから。ひよりを守るために教えといたのよ』
「むぅ……あのひよりって子はかわいいわね。あの子はなんなの?もしかして美咲ちゃんと同じ異世界から?」
『そうなの。私がペンギンに転生したと同時期にひよりはこの世界に転移したみたい』
「美咲ちゃんと同じ……あの子を学園に入学させてもいいかしら?見たところ成人してなさそうよ」
『それを言ったらひよりは怒るかもよ?あの子は16歳よ』
「美咲ちゃんもだけど、異世界の人は見た目が幼いのね」
『学園に入れるのは問題ないと思うわ。ついでに私もついて行くからね』
「それなら私も美咲ちゃんと学園生活したい!」
『学園長が生徒になってたら、みんなびっくりするでしょ?』
「私の顔を見たことある人なんてほとんどいないの。だから大丈夫よ」
『何が大丈夫なのよ……あっ、そろそろ魔力が切れるわ。魔力がたくさんないとこの姿に戻れないの。話せて良かったわ。またねリーファン』
「あ、待って美咲ちゃん……」
『キュッ!』
「ふふ、長生きはするもんね。またあなたに会えたんだもの。いつもの美咲ちゃんの姿に戻れるように、私がなんとかするからね」
『キュッ!』
「ありがとうございます」
「おかえりなさい!」
『キュッ』
どんなお話してたんだろ?
知り合いっぽかったし、なんもないよねっ
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