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追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜  作者: 音無響一
第二章 王都新生活

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045 かわいいを布教しちゃうぞっ

「ライザちゃんとこ行くの?」


「そうしよう、ゴンザさんのところで服も取り扱ってくれるらしいからな。売りまくって流行らせようじゃないか」


「そうしよ~」



いいねいいね。

お店をかわいいで埋め尽くすなんて最高じゃん!










「おはようございます」


「おはようございます。今日からよろしくお願いします」


「ええ、こちらこそ。早速店に置くものと、奥さんとライザちゃんの服も持ってきました。これを着てくれるだけで宣伝になるのでお願いします」



すごいな~もうこんなにたくさん作ってあるんだ。

でも売れ始めたらリディルさん一人じゃ追いつかなそう。

まずは売れるかどうかだけど、絶対売れるよねっ






「今日から売り始めましょう」


「そうしましょう、私たちは宣伝も兼ねて、街に行きます。ライザちゃんもこれに着替えてきてくれないか?」


「わかった!今日のもかわいいね!」



ママさんも入れて、4人でお出かけだねっ



『キュー』


「どうしたの?」


『キュキュ、キュー』


「うんうん、そういうことね~ナイスアイディアじゃん!」



ナイスなんだけど、どうやるんだろ?

この国に紙なんてあるのかなぁ。

印刷なんて技術もないだろうし。



『キュキュ』


「あー、なるほど、チラシじゃなくてパネルね~それならあやとりで作れるかもねっ」



早速つくっちゃお~

でもゴンザさん達には見られないようにしないとねっ



「こうしてこうして~それっ」



いい感じにできたね。

あとはペンとかないとだけど、それも作れるかな?

やってみるしかないよねっ


おっ、作れた。

形は完璧だね~

これが書ければ……






「すごーい、できちゃった」


『キューッ』


「みーちゃんも書けるの?絵も得意なの?みーちゃん多才すぎない?ずるいよっ」



お店の名前はゴンザ商会だったよね?

もっとかわいい名前にしたいけどなぁ。

私の店じゃないし、さすがに無理だよね~


あとは地図を書いても歩くから意味ないからなぁ。


キャッチコピーとか?

なんかいいのないかなぁ。


【あなたもかわいくなっちゃおう!ゴンザ商会】


こんな感じでいいかな?

あ、みーちゃんずるい!

かわいいペンギン書いてるじゃん!しかもそれ自分でしょっ

かわいく描きすぎだよ~

私も描いちゃうんだからねっ






「できたっ!でもお絵描きしすぎじゃないこれ」


『キュッ!』


「かわいいからいいよねっ」


『キューッ』



これを持って歩けばいい宣伝になるよね~

でもちょっとやりすぎちゃったかな?

目立てばいいから大丈夫だよね~






「それはなんだ?」


「宣伝用のパネルだよっ。これを持って街を歩けばもっといいかなって思って作ったの~」


「いいじゃないか、店の名前も入っているし、分かりやすくていい」


「でしょでしょ~」



これで売れてほしいな~

大丈夫だよねっ










「4人だしみーちゃんもいる。パネルも持ってる。いつもより目立つはずなんだが……」


「目立ちすぎ?」


「あっ、メリッサちゃん!」



ライザちゃんのお友達かな?

あの子もかわいいな~






「ライザちゃん何してるの~?」


「見て見てメリッサちゃん、今日の私、かわいいでしょっ」


「うんっ!最近かわいいもんねライザちゃんっ!今日もすっごいかわいいっ」


「えへへ、ありがとっ!私がかわいくなったのはお姉ちゃんたちのおかげなのっ」



ナイスな紹介だよ~

これでこの子もかわいい信者にしちゃうんだからねっ



「初めましてメリッサちゃん。メリッサちゃんもかわいくなってみる?」


「えー、私もなれるのー?」


「なれるなれる!お姉ちゃんたちに任せなさいっ」



シュシュをひとつプレゼントするくらいいいよね?


リディルさんが首を横に振ってるじゃん。

なんでだろ。






「この子一人にあげて、売らないのならいいんだ。でもこれは売り物だ。この子だけプレゼントするわけにはいかないだろ?」



そっか、そうだよね。



「じゃあ試しにシュシュをつけてあげるね?気に入ったら買いに来てくれたら嬉しいよっ」



今日のライザちゃんはサイドテールだから、お揃いにしてあげよっかな~



「はい、できたよっ!鏡で見てごらん~」



不思議そうに鏡を見てるなぁ

ほら、でもどんどん笑顔になってきたっ



「わぁぁぁ、かわいいっ!」


「うんうん、メリッサちゃんもとってもかわいいよ~」


「私もこれ欲しい!」


「これはね~ライザちゃんのパパのお店で売ってるから、よかったら買いにきてねっ!とっても安いから安心していいよ~」



みんなが買えるように、庶民でも買える値段にしてるって言ってたもんねっ



「わかった!ママにお願いしてみるっ」


「うんうんっ。お友達にも教えてあげてほしいな~。私達が着てるようなかわいい服もたくさんあるから楽しみにしててねっ」



これで多少は宣伝になるかな?

あ、そうだ、同じことをみんなにしてあげればいいんだよ。







「リディルさん、私閃いたよっ」


「なんだ?今よりいい案があるのか?お友達にも宣伝を頼むなんて感心してたんだぞ」


「うんうん、それだよっ!歩いてる女の子にシュシュつけてもらって、鏡見てもらえばいいんだよっ」


「なるほど。お試しってことだな」


「そうそう!名付けて、試着大作戦だよっ」



道行く人をどんどんかわいい世界の仲間入りにしちゃうよ~







「さっそくあそこに美人さん発見!みーちゃん突撃だよ~」


『キューッ!』



お買い物かな~お出かけかな~それともデートかな?

デートだったら尚更買ってもらえるかもじゃん~



「そこのお姉さん、少しお話いいでしょうかっ」


「え、は、はい。あなた……は?」


「私はひよりですっ。みんなにかわいいを布教してるんです!お姉さんもよかったら、これ、つけてみません?お試しでみんなにつけてもらおうと思って!」


「は、はぁ……でもそれってお金取られるんでしょ?」


「なーに言ってるんですか~試しにつけるだけだから無料、タダですよっ。お姉さんも私たちみたいに髪型をかわいくしてみませんか?」


「ええっと……それは……」


「いいからいいから~私がつけてあげますねっ」



わぁ、綺麗な赤い髪の毛だ~

ファンタジー感がすごいねっ

これをシュシュでまとめてっと~



「ほら、見てください!とーってもかわいいですよっ」


「あ、これ……え、本当にかわいい……」


「そうでしょそうでしょ~よかったらこの場で購入も大丈夫ですけど、違う色もありますから、ゴンザ商会まで買いに来てくださいねっ!値段も銅貨5枚だよっ」


「あら、本当にお安いのね」


「パンが銅貨1枚でしょ?だからとーってもお買い求めやすいと思いますっ!ぜひぜひゴンザ商会まで足を運んでくださいねっ」


「わかったわ、ありがとう……ふふ、これであの人も喜んでくれるかしら……」



いい感じいい感じ~

この調子でどんどん布教しちゃうぞっ












「たくさん宣伝できたな」


「そうだね~疲れちゃったよ~」


『キュー……』



みーちゃんもちびっ子にもみくちゃにされたりしてて大変そうだったもんね~


みんなお疲れだよ~



「疲れたけど、とっても楽しかったよっ」


「ライザちゃんもいろんな子供に宣伝してくれてたもんね~えらいよ~」


「そろそろ帰ろう。また明日も宣伝するのもいいかもな」



疲れるけど、かわいいの布教は楽しいもんね~

明日も頑張らないとっ









「ええ!」

「な、なんだこれは!」



ゴンザ商会にめっちゃ人がいるよ!

どういうこと?

もう宣伝の効果出たってこと?



「皆さん戻られたんですね!急にお客さんが増えて驚いてますよ!もう品物が無くなりそうで!」



うっそ~そんなに?

効果出るの早すぎない?



「ひより、まだ在庫は持ってるよな?」


「うん、あるよ~見つからないように出してくるね」


「ああ、そうしよう。私も家にあるものを全部持ってくるから、一緒についてきてくれ」


「わかった!それを持ってきて、店に全部出しちゃおうっ」


「今日までにたくさん作ってきた甲斐があるな!全部売り尽くすぞ!」


「おー!」

『キューッ!』



効果出るのは嬉しいねっ

これから忙しくなるよ~



面白いと一欠片でも思って頂けたなら、お手数ですがブクマと星評価をよろしくお願いいたします。


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