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祥華院ガラシャ 次元を超越し聖騎士として覚醒した美しき姫。 流線型の白銀防護スーツと漆黒の南蛮胴具足の隙間から覗く純白の羽六枚の翼を纏う  作者: インフィニティ・G・イプシロン


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『令和8年8月15日、錦糸町駅南口に降り注ぐターメリックの雨』 【ズガガガガガガアン!!!】

『令和8年8月15日、錦糸町駅南口に降り注ぐターメリックの雨』

【ズガガガガガガアン!!!】


令和8年(2026年)8月15日、正午。

猛暑でアスファルトが狂ったように蠢く東京・錦糸町駅南口のバスロータリー上空。


突如として時空の亀裂が弾け飛び、高濃度ターメリックの紫色した「カレー味バルサン煙」が上空100メートルから大噴射された。


「うわあああああああ!? 聖剣『ロッポンギ』の柄が熱い熱い熱い!!

というかカレー臭ぇぇぇぇ!!!」


マッハ70の落下の末、俺はロータリー真ん中のタクシー乗り場の屋根へ激突——することもなく、

超高度な着地(ただの顔面スライディング)を決めて令和8年の現代日本へと強制降臨を果たした。


口の中に残る、あの「不老不死キス・コアプロトコル」の特濃な甘みと、

直後に流し込まれたスパイスの不協和音。脳のハードディスクがエラー音を鳴らし続けている。


「はぁ……はぁ……! 助かった……いや助かってねえ! ここ錦糸町じゃねえか!

2026年の8月15日! 終戦記念日のクソ暑い真っ昼間だぞ!!」


俺が立ち上がり、ジーンズについたターメリックの黄色い粉を払おうとしたその瞬間。


頭上の時空の亀裂から、『ピキーン!』という高精度レーダーのロックオン音が響き渡った。


「——発見。ターゲット『先輩』の固有波長を検知。違法アップロード先、錦糸町駅南口ロータリー」


「ひっ!?」


ターメリックの煙を切り裂いて降り立ったのは、

形状記憶ベッドごと次元跳躍してきた最強美少女、涼風アリス。

彼女は生足の絶対領域を完璧な角度で保ったまま、

形状記憶ベッドのクッションに腰掛け、

冷ややかな、しかし絶対的な勝利の微笑みを浮かべて俺を見下ろしていた。


「逃がすわけないじゃない、バカ先輩。

あんたの口元に残った『私の命令無視罪』の履歴データ、

この令和8年の錦糸町でみっちり清算してもらうから。ほら、来なさい。膝枕の延長戦よ」


「ア、アリス様ぁーッ!?

なんでベッドごと2026年にストーキングしてきてんの!?

物理法則どうなってんの!?」


俺の理性のセキュリティが再び全壊メルトダウンを起こしかけた、その時である。


【ズゴゴゴゴゴゴゴ!!!】


錦糸町マルイの屋上看板の真上から、更なる時空の歪みが大爆発を起こした。


「逃さぬと言ったはずですわ、大天使様ぁーーーーッ!!!」


「ル、ルルターズ!?」


光の粒子となって現れたのは、

リガール帝国の王妃ルルターズ、ジャスミン王女、

そして聖女ラーダー!


「見つけましたわ! 令和8年の錦糸町!

噂に聞く『マルイ』と『ヨドバシカメラ』の立ち並ぶ聖地!」

「大天使様の唇の専用回線、2026年の5G通信で再接続(再契約)ですわーっ!」

「ちゅ! 街頭の雑踏の中で吸い尽くす不老不死のエキス、

最高にストリーミング再生されますぅぅぅ!」


「ちょっと待てお前ら!!

路上ですんな!

錦糸町の交番の警官がこっち見てる!

完全にセキュリティアラートが鳴ってるから!!」


さらに、パチンコ店の屋根からはギャル剥き出しのガラシャムチョと、

黄金のサイバー曲刀を構えたラクシュミーがダイブしてくる。


「アタシを置いて錦糸町で新生活始めようとか、マジで万死(ブチギレ)だから!

今すぐこのスクランブル交差点で『終身雇用(正妻)』の誓いのキスを奪い取る!!」

「買収よ! 錦糸町南口の利権ごと、大天使様の唇をM&A(全面買収)するわー!!」


「うわああああああ!!

助けてくれ警察官!

いや、ランプを擦り続けてる時空の黒幕!!

お前マジで許さねえ!!

次の瞬間、この聖剣『ロッポンギ』で錦糸町ごと分子レベルでスクラップにしてやるぅぅぅぅ!!!」


令和8年8月15日、猛暑の錦糸町。

6人の美少女による『唇争奪戦(ピンク・レイヴ)』と、

俺の叫び声、そして高濃度ターメリックの煙が、

スクランブル交差点の夏空へと高く舞い上がっていった。


(次話へ続く……?)

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