第2話
「“ブレイク”ですか...」
嬉しそうな元奴隷の少年ブレイクを見て
ヴィクトリアが頭を撫で回す
「そうか!気に入ってくれたか!」
ブレイクを抱き抱え
ヴィクトリアは更に撫で回していた
そんな2人を見て
「何がなんでも連れていくのね、もう!
ほら!ヴィクトリア!
ブレイクを早く座らせなさい!
朝食の準備出来てるんだから!」
とコレットがプンスカしていたが
コレット本来の面倒見の良さが出たのか
朝食のサラダやチキンを取り分けて
ブレイクに食べさせ好き嫌いしない様子を見て
「ブレイクは好き嫌いしないのねぇ
偉いわねぇ、弟達にも見習わせたいわー」
と愚痴をこぼしていた
ユージーンがブレイクの奴隷服を見て
「ブレイク君、後で私と服を買いに行こう
その服のままだと変な奴に絡まれるかもしれない」
その言葉を聞いてヴィクトリアがユージーンを睨む
「なんだユージーン
服を買いに行くのは私とではダメなのか?」
「ダメだよ、ヴィクトリア
...仕方ないだろ?
ブレイク君は男の子だ
女性のヴィクトリアが来たら
ブレイク君も服屋の店員も困る!」
ヴィクトリアは納得いかない様子で
「嫌だ、私も行くぞ!」
と駄々を捏ねるが
「アンタねぇ
一旦ブレイクの事を考えなさい!
アンタが良くても店員と
ブレイクが困ったら意味ないでしょ?」
とコレットに頭を叩かれお説教が始まった
その間にユージーンは足の包帯を巻き直す為に
ブレイクを連れ部屋に向かう
「歩けるかい?」
ブレイクが足を引きずりながら
「なんとか」
と苦笑いしながら行こうとする
そんな、あからさまに無理するブレイクを
ユージーンが抱えて
「骨が腐る手前の怪我だったんだ
無理はしちゃダメだよ」
ブレイクはユージーンに抱っこされながら
部屋へと向かい包帯を外すと
「...凄いね、膿みは出てないし
肉はもう治りかかってカサブタになってる
ブレイク君の魔力量を鑑みると
治癒魔法に適性があるのかもしれないね」
治癒魔法ってなんですか?とブレイクが聞き返すと
「魔法には属性があってね
多い属性が火、水、風、雷、土それから癒
癒の属性は治癒に特化した属性で
治癒魔法と呼ばれとても重宝される属性だよ」
そうなんですね、とブレイクが感心している間に
ユージーンが薬を塗り包帯を巻き直す
「魔法に適性がある者は幼い頃から
魔力量が高いという共通点があるんだ
ブレイク君の魔力量だと上級以上かな」
魔法適正にはランクがあり
なし・世の中の全体3割は魔法が使えない
初級・生活に使える程度3割を占める
中級・攻撃に使える威力が出せる2割を占める
上級・国が戦力としてみる1割を占める
極級・絶対に国は抱え込みたい0.9割強
天賦級・対国相手でも戦える0.1割以下
「こんな感じで別れてるんだけど
ブレイク君は私より魔力量が多そうだ
15歳までは魔力が上がるんだけど
ブレイク君はこれからどんどん成長していくから
私よりずっと強くなる」
ブレイクはユージーンの少し寂しそうな顔を見て
「15歳になると
それ以上強くなる方法は無いんですか?」
その言葉にユージーンが気を使わせてしまったと
ブレイクの顔を見て話を始める
「あるにはあるよ
でもそれはちょっとだけ難しい
それはね精霊と契約する事だね
私の友人は精霊と契約して強くなり団長になった
当時は私と実力は拮抗していた
...いや私が押していたかな
そんな中1人で精霊と契約してくると言って
旅に出て言った通り精霊と契約してきたんだ
そしたら私では歯が立たなくなってしまってね」
なんだか悔しそうに語るユージーンの目には
諦めきれないと言う意志が感じ取れた
「そうなんですね、精霊か...」
ブレイクが考え込んでいる姿を見て
「そんな事より
まずは服をどうにかして
湯浴みもそうだし髪も切ろう!」
え?あ、はいとブレイクがユージーンに抱っこされ
宿の外へと出ていく
村を歩いているとユージーンの美貌に
村の娘達が噂をし始め
ブレイクを見て子持ちと勘違いして落胆するまでが
ワンセットとなっていた
そして服屋に着くと
「すまないが
この子の服、下着を3日分あと靴か
成長期だから少し大きいのを頼むよ」
ユージーンの言葉に店員がブレイクを中に入れ
服を見繕いそれを袋に詰めて
ユージーンが会計を済ませる
「あの...僕、お金持ってなくて」
「ん?あぁ、服の事かい?
私の趣味みたいなものだから気にしないで
ただちゃんと着てくれればそれでいいよ」
ブレイクが袋を受け取り
ユージーンが抱えて宿に戻る
宿でお湯とタオルを貰い
ブレイクの身体を綺麗にしていく
「お湯、温かいですね
水浴びはよくしましたけど
お湯で身体を拭くのは初めてです」
そうか、それはよかった
とユージーンがなんだか
やるせない気持ちになったが
身体を拭き終わり髪も洗い始め
霞んだ灰色っぽい白色が
真っ白な綺麗な髪に生まれ変わる
そしてブレイクの長い髪を切り
ユージーンの風魔法で髪を乾かした
服も着替えてヴィクトリア達の居る部屋へと向かう
ガチャ
「2人とも終わったよ
さあ、綺麗になったブレイク君のお披露目だ!」
え?お披露目ってなに?とブレイクが戸惑って
気まずそうに部屋に入るブレイクだったが
「おぉ!髪も切ったんだな、似合ってるぞ!」
「髪がここまで真っ白だと、なんか神秘的ね」
ヴィクトリアもコレットも褒めてくれるのが
ブレイクは嬉しかったが照れてしまい
ユージーンの後ろに隠れてしまう
「なんだ?なぜ隠れる?
可愛いぞ!な!コレット!」
「男の子に可愛いはどうかと思うけど
凄く似合ってるのは確かね
服のセンスはまあまあだけど」
「え!?私のセンスなんだけど!」
あ、そうなの?とユージーンのセンスに
文句をつけるコレットだった
ヴィクトリアがブレイクを捕まえ抱き抱える
ブレイクはそれに対して無抵抗のままでいた
ユージーンが部屋に戻り支度を済まして
コレットが下で会計と昼食の注文もしていた
村を出てヴィクトリア達は南へ向かう
「ここから南に山脈が見えるだろう?
そこを越えて龍王国に向かうんだ
ルア王国のティラ王女、私の姪っ子だな」
そこまで聞いたブレイクが
「ヴィクトリアさんは王族なんですか!?
どうしよう僕、失礼じゃなかったですか!?
えっと...なんか、すみませんでした」
突然謝るブレイクにヴィクトリアが
「違うとも言い切れない?...か
でも、気にするな
私は国王の妹で公爵の爵位を貰ってる
王族ではあるが家からは出てるから
王位継承権も特に無いしな
ブレイクが気にする事はないぞ!」
そっ...そうなんですか?と
ブレイクはよくわからないが
そこでコレットが説明してくれた
「ヴィクトリアは小さい時に
王位継承権を破棄して家を出たのよ
それで短期間だけ冒険者をやってた
その時のメンバーが
今の私達、銀翼って言う
Bランクパーティなんだけど
私が最後にBランクまで上がったタイミングで
今度はヴィクトリアが
近衛騎士団に入る!って言い出して
その頃ユージーンも魔法師団にスカウトされて
私だけ取り残されてさぁ
今回、久々の再結成だったんだ」
そうなんですね、と話を聞いていると
「まぁ昔の話だ、それより
えっと...姪のティラが病気でな
本当なら私達Bランク冒険者じゃなくて
公爵の私がSランク冒険者に護衛されて
龍の涙?と言うなんだ
宝石か何かだろうか?
それを貰いに龍王国に行くんだが
私が銀翼だけで行く方が楽だと思ってな
兄である国王に言って銀翼だけで行く事にしたんだ
本題の龍だか龍王国の龍王グレイシアは
人族と友好的なのだが他の龍などは
あまり人族とは話してくれなくてな
龍人族と言う龍に仕える一族としか
話をしてくれないらしい
王国に龍人族の料理人がいたから
今回手紙を預かってきてそれを見せれば
大丈夫らしいんだが、実際どうだろうな?」
そこまで言ってしまったところで
ユージーンとコレットが頭を抱えた
「ヴィクトリア!
アンタ王命をそんなペラペラと」
「ハハ、大丈夫...かな?」
ブレイクが気を使い
「僕は黙ってます」
と言っていたが
ヴィクトリアは特に気にする様子も無かった
「そんな事より
ブレイク、私の息子になれ
私は絶対に息子にしたい
不自由はさせんから安心しろ」
一同は皆、固まった
「え!?ヴィクトリアさんの息子ですか?」
「アンタねぇ!いきなり過ぎよ!
もうちょい段階を踏んでとかない訳!?」
コレットがヴィクトリアが暴走しているのを見て
一旦、お説教が始まったがユージーンが
「ブレイク君
ヴィクトリアのこういう突然、そしていきなり
何か言う事はよくある事だから心配しないで」
ヴィクトリアの突然の話に戸惑うブレイクだった
「でもヴィクトリアさんって公爵様ですよね
僕が息子?に成れるものなんですか?」
「問題ないだろう
養子の手続きをすれば良いだけだからな
...なんだ、嫌なのか?」
ヴィクトリアは下唇を突き出し
ブレイクを抱っこしながら
しゃがみ込み地面を指でなぞりいじけ始める
「えっと...ヴィクトリアさん
僕には近しい人でカルラと言う母親が居ました
助けて貰った時に襲って来ていたモンスターを
追い払う為、僕を助ける為に
悪魔召喚をして3日前に亡くなりました」
「...そうか、3日しか...経ってないのか
私はてっきりブレイクは
親が居ないものだと勝手に考えていた
すまないさっきの話だが...」
ヴィクトリアの言葉に被せるようにブレイクは
「だから、この話は保留させてください」
「え?...そうか、わかった」
とヴィクトリアは今後の判断を
ブレイクに任せて歩みを進めて行く
山を登り始め、落石があったが
ヴィクトリアが剣で割ったり砕いたり
ユージーンが風魔法で軌道を変えて
無事、山を越える事が出来た
森に入り日も暮れてきたので野営の準備をする
「そういえば魔法適正には
ランクがありましたけど
他に適正って何かあるんですか?」
「そうだね、魔法適正と
武術適正って言うのがあるよ
適正内容は魔法適正とあまり変わらないかな
ヴィクトリアが剣術と体術が天賦級だよ」
そんなに褒めるな
とヴィクトリアが褒められたと
勘違いして照れていた
「凄いですねヴィクトリアさんは魔法の適正は?」
「私か?なしだぞ!だがあまり困った事はないな
娘のメイベルが魔法を使えるし
コレットやユージーンもいるしな」
するとコレットが
「ヴィクトリアに魔法の適正があったら
即刻、団長に上がるわよ現団長が体術が天賦級の
身体強化魔法が初級だから」
そうなんだぁ、とブレイクが聞いていると
「ブレイクは剣を持った事はあるか?」
いえ、ないですとブレイクが返事をすると
「じゃあ私が教えよう!
今からやればきっと私より強くなるぞ!」
その言葉にコレットとユージーン
2人の顔が引き攣った
「そうなんですか...やってみようかな」
ブレイクの言葉に
慌てて止めに入るコレットとユージーン
「やめときなさい!
ブレイク!ヴィクトリアはね!
手加減知らずの脳筋なのよ!
今まで弟子になりたい奴らは
いっぱい居たけど全員辞めていったくらい
厳しいの!」
「うん、私もやめておいた方がいいと思うよ」
ヴィクトリアがそんな事ないだろ?と言っていたが
2人が必死で止めるので
「せめて最初は剣の握り方とかそのくらいに
しておきなさい!素振りとか!」
ブレイクもそうなのかな?とヴィクトリアに
最初の基本だけ教わる事にした
「まずは剣の握り方だが利き手で持って
こうやって素振りをする!」
ブン!ブン!
と風切り音とともに風圧がブレイクまで届く
「まぁ、せっかくだから
好きにやってみるといい」
ヴィクトリアがブレイクに剣を貸し与える
ブレイクは確か...こう握ってと
ヴィクトリアをお手本にして素振りをし始める
...そう“ヴィクトリア”をお手本にしたのだ
ブン!ブン!
ヴィクトリアの様に素振りをするブレイクに
ユージーンとコレットが唖然とする
「...コレットおかしい
ブレイク君からヴィクトリアと
同じ風切り音がする」
「私にも聞こえる
あの速さで振るには
結構、筋力必要だし適正も必要よね?」
そうなのだヴィクトリアの剣は特別性で
他の剣と比べるとかなり重たくなっており
そう軽々振れる代物ではない
「おぉ!凄いぞ!ブレイク!
私の剣をそんな振れる奴は見た事ないぞ!」
褒められたのが嬉しかったブレイクは
「他に何か教えて貰えませんか?」
そうだなぁとヴィクトリアが
一旦ブレイクから剣を返して貰い
「これは、どうだ?」
とそこに立っていた木に向かって
袈裟斬りを披露した
シーン
特に木と剣がぶつかる音がしなかったから
ブレイクは外したのかな?と思った次の瞬間!
バキッ!バキバキバキ!
木が斜めに斬られており
斬られた上の部分が地面に突き刺さる
「こんなものか?
せっかくだ、やってみるといい」
ヴィクトリアの指導を聞き
ユージーンとコレットは先程の既視感を覚える
「流石にこれはねぇ?
大丈夫よね?たぶん...」
「...いやぁ、無理だと信じたい」
ブレイクに再び剣が渡り
“ヴィクトリア”の真似をして剣を構えて
別の木に袈裟斬りをする
シーン
「ハハ、これは
ブレイク君は魔法適性だけじゃなくて
武術適性もある感じだね
しかもヴィクトリア並みの」
「えぇ、マジかぁ
私は見なかった事にしようかなぁ...」
ユージーンとコレットが現実逃避をし始めると
バキッ!バキバキバキ!
ヴィクトリア同様木は上下に分かれ
上の部分が地面に突き刺さった
ブレイクはヴィクトリアに剣を返すと
ヴィクトリアがブレイクを褒め頭を撫でる
「凄いぞ!ブレイク!
これは“私以上”の剣士になるぞ!」
「そっ、そうですかぁ?えへへ」
頭を撫でられたブレイクは嬉そうにしており
ヴィクトリアはそんなブレイクを
抱き抱えてはしゃいでいた
「凄かったわね...」
「ん?“私以上”?」
2人は気付いていなかったが
ヴィクトリアだけは気付いていた
斬られた木の更に後ろに
剣圧による斬撃が木の半ば程まで入っていた事を
そのの夜は日はユージーンとコレットが火の番をし
ユージーンが寝る時は
テントの外で寝袋を使うという事をブレイクが聞き
ブレイクが寝る場所に困ってあたふたしている
それを見たヴィクトリアが
「何してるんだ?ブレイクは私と寝るぞ」
それを聞いたブレイクは慌て
「僕は地面でも寝れるので大丈夫ですけど」
それを聞いたコレットがブレイクに
「アンタはヴィクトリアとテントで寝なさい
ヴィクトリアはブレイク相手に
暴走し過ぎない様にしなさいよ?」
ブレイクは遠慮したがコレットが押し切った
「ほらブレイク!テントの中で身体を拭くぞ!」
ブレイクはヴィクトリアに身体を拭いて貰い
ヴィクトリアがブレイクに
交代で拭いて貰おうとしたが
それはダメでしょ、とコレットに止められ
ブレイクをテントから出して
「アンタね!自分の身体は自分で拭きなさいよ!
ブレイクが困るでしょ!?」
ヴィクトリアはブレイクに拭いて欲しかったのだが
それが叶わないとわかると拗ね始め
下唇を突き出していた
ヴィクトリアが自身の身体を拭き終わると
コレットが夕飯を作っており
「ほら!拗ねてないで
ご飯食べちゃって!」
ヴィクトリア達は夕飯を食べ
ヴィクトリアはブレイクとテントでくっ付いて寝た
「ん?...あれ?」
ブレイクが起きるが昨晩までくっついていた
体格と香りが違う事に気付く
ヴィクトリアは花の香りがして
ブレイクの顔に胸が当たっていたが
今のそれは柑橘系の香りに
シャツがブレイクの顔にかかっていた
「え!?コレットさん!?」
「...ん?おはよーzzz」
ブレイクに挨拶をしコレットは
盛大に二度寝をかましていた
ガバ!っとテントの中にヴィクトリアが入ってきて
ブレイクを奪い取り抱き抱え火の番をする
それを見たユージーンが
「それじゃブレイク君が動けないだろう?
寝ぼけてるだろうしコレットも
起こしてきたらどうだい?ヴィクトリア」
そうか、とブレイクを抱き抱えるのを止め
コレットを起こしにテントに向かう
ブレイクは寝ぼけながらユージーンにタオルを貰い
近くの湖へと向かった
「おはよー、ユージーン」
「起こしてきたが、ブレイクは?」
顔を洗いに行ったよと
ブレイクが湖に向かったのを聞き
ヴィクトリアはブレイクの所へ向かおうとしたが
「ヴィクトリア、アンタね
少しはブレイクに1人の時間を作りなさい
養子の件もあるんだから
そんな感じだと断るにも断れないわよ」
「断られるのか!?」
「わからないわよ!そんなの!
ブレイク次第でしょ
もっとあの子の意見を聞かないと
嫌われるわよ」
「嫌われるのか!?」
コレットの忠告を受けて
渋々ヴィクトリアは火の番を続ける事にした
ブレイクが湖に着くと
「うわぁー!綺麗だなぁ」
キラキラと湖畔が輝いており
湖の水も澄んでいた
静かでとても綺麗な水面が風景を反射し
朝の差し込む光が眩しい
すると“ソレ”は話しかけてきた
「そうでしょ?」
声のする方に視線を向けると
水の塊みたいなモノがそこに佇んでいた
「この姿じゃ、わからないわよね」
段々と水が形を成していき
やがて人型になった
「これならどう?
わかりやすくなったかしら」
「えっと...」
「なんでもいいわねそんな事
にしても美味しそうね」
美味しそう?とブレイクが疑問に思っていると
駆け足とともに怒号が聞こえてきた
「何が美味しそうだ!!!
私の息子に近付くなぁ!!!」
ヴィクトリアが間に割って入って
ブレイクと水の塊の間に立ち塞がる
が既にブレイクの背後に水の塊は移動しており
「美味しそうよねアナタの魔力」
魔力?とブレイクが質問し
ヴィクトリアは警戒しつつ
敵意が無いのを感じ取り一旦剣を鞘に収めた
「こんなに多い質のいい魔力
初めてだわ、でもこのままいくと
アナタ1年持たずに死ぬわよ」
「何!?」
え!死ぬの!?とブレイクは困惑した




