5.モンハンでGを置くときは必ず周囲を確認してから爆発させてください、びっくりします
ディナーの帰りの坂森とかなえちゃんは池袋駅へと向かい帰宅途中だ。6月も近いこともあり湿気が少々あり髪がベタつき不快になりながらトボトボと自宅へ目指す。
「本日はご主人様がたくさん帰宅されてよかったですね!皆さんとても満足された顔で帰宅されて本当に嬉しかったですー!!」
「確かにー。今日のディナーのノルマは絶対獲得できたなー。」
このように、夢見る少女とカスゴブリンとの会話はこのように馬のフンに聖水をぶっかけてるような台無しな会話となってしまう。
「ノルマなんてどうだっていいんですよー!ただただご主人様がこの家に帰宅する、満足する。それがメイドとしてやりがいのある瞬間なんですよ!」
「今日の晩飯何にするかなー…結局腹減ってなくて賄いなしにしてもらってたもんなー」
「…作りましょうか?オムライス。」
「え、マジ?え、ほんとに??お願いしていい?マジでお願いしたいわ。めっちゃオムライス好きだよ?」
「1800円です!!」
夢見る少女の提案にゴブリンが夢をみた、歴史的にみても非常に珍しいレスでした。
夢見るレスの後無言で帰宅していたとき、突然緊急クエストが登場した。
「…!!…じ、G…!!」
緊急クエストGが現れた。
「おー、もう出てくる時期かあー。割と湿気も出てきてたからなー…これからもっと出てくるな。」
坂森の発言を無視し、かなえちゃんはカバンに入っていたヘアアイロンランスを装備。
「いや、どうやって倒すつもりなんだよ。確実にそのランス毒付与されちゃうよ?」
「いいんです。このGから素材を剥ぎ取り新しい武器を作ります。」
…こいつは生粋のハンターだ。かなえちゃんのハンター魂を認め、坂森もカバンから賞味期限切れしびれ魚肉ソーセージを道具に切り替えた。
「こいつでやつの気を引く。その瞬間にかなえちゃん…お前が倒すんだ。」
「そのしびれ生肉は確か西郷さんに渡して捕獲する品と今日おっしゃっていませんでしたか…?」
「…構わん。おれはかなえちゃんの役にたつならそんな大義捨ててやるさ。」
そんなクソみたいな大義持つ男の勇姿はかなえちゃんからは汚く輝いた。
「わかりました…それでは、お願いします!!」
坂森がしびれ生肉を投げようとした瞬間、ビュンッと雷鳴のごとくモンスターがGを倒した。
「坂森さん、かなえさん、お疲れ様です!!
2人とも今帰りなのですね!!僕はジムの後有酸素の機械が開いてなかったので池袋もう一周くらいしてから帰るんですよー!!
夜も暗くなってきたのでお気をつけて!」
また緊急モンスター門松はビュンッと池袋の夜に消えていった。
「…モンスター同士の縄張り争いはやはり見応えがありますね。」
ヘアアイロンと魚肉ソーセージを手に持って構えていた滑稽な2人はそれぞれをカバンにしまい、再び池袋駅へ帰還するのであった。




