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第6話 買い物③


下着を選んだあと、ボクは服屋に連れてこられた。当然といえば当然だが、女の子専門店だ。もうこの頃には抵抗する力も気力もなく2人にされるがままの状態だった。おかげで2人に、主に真希がボクのことを着せ替え人形にしたことは言うまでもない。さらに言えば、可愛いフリフリの服ばかりだったのもしょうがないだろう。なんたって選んだのが真希なのだから。



そんなこんなで、時刻は午後1時半。お昼ご飯も食べずにである。と言うわけでボクたち3人はフードコートに来ていた。


「お兄ちゃん、何食べる?」

「うーん、いつものやつでいいかな。」

ここで言う"いつものやつ"とはチャーシュー増し増しの1.5人前の醤油ラーメンのことだ。ここに来る時はいつも食べている。と、ここで真希が

「そんなの食べられるの?」

何言ってんだ、こいつは。いつも食べてるのを見てるじゃないか。

「うん、お兄ちゃんには無理だと思うよ。」

と、これは加奈。

「?」

「だって、お兄ちゃん、女の子になってるんだよ。たぶんそんなに食べられないよ。」

ま、まぁ確かにその通りである。真希の方を見ると、うんうんと頷いている。

「でも、食べたいしなぁ。たぶん大丈夫でしょう。」

そう言ってボクはいつものラーメン店へといつものやつを注文しに言った。



結果として、加奈と真希の言っていることは正しかった。ボクは半分ぐらい食べたところでお腹いっぱいになってしまったのだ。で、どうしたかと言うと残りは加奈に食べてもらった。加奈曰く、

「たぶん、お兄ちゃんが残すだろうから何も注文しないで待ってた。」

とのこと。ホントによくできた妹さまである。


と言うわけで2人でラーメンを分け合い、ちなみに真希はハンバーガーショップの超ビッグバーガーを食べていた、2人に家に帰るように提案すると、


「何言ってるの?」と真希。

「まだ足りないよ。」と加奈。


と言うことでフードコートを出ようとすると、


「おーい。」とよく聞き覚えのある男の人の声が聞こえて来た。


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