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第4話 買い物①


結局、真希も楽しそうとか言いながら一緒についてくることになった。それで今ボク達は家から高校とは逆方向に歩いて10分のデパートに来ている。というのもボクの女の子用の服を買いに来たのだ。ボクはいらないのに………。ボクの意見はまるで無視して加奈と真希は近くの店へと入っていく。


ってここはランジェリーショップじゃないか。ボクが店の前で止まっていると2人は、


「お兄ちゃん、早く来て。」

「優ちゃん、早くしないと今日中に終わらないよ。」

なんて言ってる。昨日まで男だったボクがここに入るのはちょっと無理じゃないかな。


そう思っていると、

「もう、しょうがないな。」

と言いながら真希が近づいてくる。このままでは店の中へと連れていかれる。そう思って逃げようと1歩踏み出した瞬間、急に動いたせいか、はたまた女の子に慣れていないからか、つまづいてしまう。


そしてそのまま地面へ………はぶつからなかった。真希が地面へとぶつかる前にボクの身体をしっかり支えてくれている。あぁ真希って優しいな。


「真希、ありが…」

「つーかまえた。はい、行くよ。」

やっぱり前言撤回。全然優しくない。


そんなこんなで店内。右を見ても左を見ても下着で埋め尽くされている。男の子には目に毒だ。まぁ、ボクは女の子なんだけど。


「お兄ちゃん、胸のサイズどんぐらい?」

不意に加奈がそう聞いてくる。そんなこと言われたって自分の胸どころかまだシャツから出ている腕すら女の子の身体だと思うとしっかり見れていないわけで、

「さすがにわからないな。」

と返す。これが間違いだったとはこの時は気付かずに。


「じゃあ、今から測ればいいじゃん。優ちゃんの胸見るの楽しみだし。」

……何言ってんだ、こいつ。加奈ならなんか言ってくれるだろう。と思い加奈を見ると、


「うん、そうだね。」

そういうのと行動するのとどちらが早かったか、加奈は店員さんにメジャーを借りに行き、ボクは真希によって更衣室へと押し込まれていた。ボクはできる限りの抵抗をした………んだけど真希は涼しい顔をしている。加奈にも今日の朝簡単に引っ張られたし、やっぱり力がなくなってるのかな。女の子にも勝てないなんて………もしこれで襲われでもしたらどうしよう。


なんて考えているうちに加奈が帰ってきた。


「じゃあ、優ちゃん、服脱いで。」

「えっ?」


すごい中途半端な終わり方ですが、いい感じで切れるところがなかったので今回はここまでということで。すみません。

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