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ドクターK少女 努力。親。思い。  作者: レザレナ
第四話 決戦、アメリカ代表
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第四話 第十五部 取り戻しつつ

 バシーン! ストライクバッターアウト!

 シューーー ギィン!

湯子「セカンド!」

巴美羽「おっと。」

 巴美羽が余所見をしながらキャッチする。そして軽く送球する。

 バシン! アウト!

 湯子がいつもの投球を取り戻しつつあった。たしかにこの投げ方を教えてくれた巴美羽に声をかけられたら立ち直るに違いない。だとしても相手はアメリカ。簡単に終わってくれるわけがない。

湯子「っしゃあ!」

 バシーン! ストライクワン!

夕菜「ナイスピッチング! 気合入っているよ!」

 周りのモチベーションも上がってきた。私もこの声援にこたえたい。なんとかして助けてあげたい。

 ギィン!

湯子「由紀!」

 打球はフワフワとショートの後ろ辺りへの小フライ。飛びつけば…届くはず!

由紀「っと!」

 バシン! ズザザザザ

 アウト!

由紀「っし!」

みちる「ナイスキャッチです!」

衣世「やっるう!」

 私のダイビングキャッチでスリーアウトチェンジにすることができた。私は仲間たちにハイタッチされながらベンチの中へと戻っていった。

湯子「ありがとう、助かったよ。」

由紀「いいのいいの。それより巴美羽にお礼を言うといいと思う。」

巴美羽「そんなのいらないよ。それよりさっさと点とって試合おしまいにしようぜ。」

 私はこの回の先頭バッター。すぐに準備していかなければ…。

夕菜「相当速いよ。気をつけてね。」

由紀「ありがとう。」

 私はバッティンググローブをはめて準備を始めていった。

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