第四話 第十六部 由紀と巴美羽で
由紀「(よし…思いっきりいくか。)」
私はバットをしっかりと握ってバッターボックスに入った。このものすごいピッチングを見せる中でどうやって打っていけば良いのか。考えても始まらない。だから…ここで打って点数を取っていく!
ジャスミン「(こいつは一番気をつけるべきバッターの一人。思いっきり投げるしかないね。)」
シューーー バシューン!
ストライクワン!
たしかにものすごいストレートだ。だけど…打てない球じゃない…!
シューーー ギィン!
ジャスミン「なっ!?」
由紀「(球速が速ければそれだけ反発力もある!)」
私は綺麗にセンター前へとヒットを打つことができた。こういう球は無理に打ちに行くよりは、球にあわせて軽く振るだけで十分!
巴美羽「あっとは任せてー!」
巴美羽が手を振っている。そしてバッターボックスに入った。その時相手投手のジャスミン、彼女の目付きが一瞬で変わった。何が何でも抑えに行くつもりだ。
由紀「(巴美羽、…嫌だけどあなたにかかっているわ。)」
みちる「巴美羽先輩! 打ってください!」
巴美羽はふらふらバットを構えるやり方から変えて、しっかりと構えていた。そして…。
シューーーー
巴美羽「(低め…!)」
ギィイイイイイン!!
由紀「いった。」
巴美羽の打球は完璧に捕らえてバットを投げた。センターへの打球でセンターは全く動かなかった。
ポーン
巴美羽「いぇーい。」




