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魔法哲学構築記 ~世界ゲームプレイ日誌~  作者: 誰でもない誰か
第二章 魔法使い、世界の謎に挑む ~非二元性へ至ってみる~
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世界を変革するのは現実的手段ではありません。

魔法使いの道は、「個性化の過程」です。

ですから、固定化された教義はありません。

導師も師匠も当然必要ありません。

必要だとしたら、導師であり師匠である世界です。


自分自身を信じられるようにしてください。

自分を信じろとか、自分についてこい、という人はきっとダメです。

そんなことは目覚めた人は絶対に言いません。

だって、誰もが不完全だけど、それが完全であるという気づきこそ、

目覚めですから。


という前提で…魔法使いの生き方を書き綴ります。

私が普通の人と決定的に違うのは、「こんなもんだ」という思考を絶対に認めないところに尽きると思う。人間なんてこんなもんだ、世界なんてこんなもんだ、という認識が、深い哲学につながることなど、絶対にないはずだ。この執念のおかげで私は今は「人間なんてこんなもんだけど、私は違う」と本気で思うし、「世界なんてこんなもんだけど、変えることはできる」と本気で考える。


実際のところ「世界を変える」ためには真理は強力なのであり、ただ「構造がわかっても、それを機能させるために四苦八苦するのが経験世界の存在理由」という宇宙の根源的な機能というか、そういう経験を成立させるための構造が地球物理世界なので、一瞬で成し遂げることはできないだけの話である。(この構造は深淵で面白いが、また別に考察する。)


この視点から言えば、「こんなもんだ」とはほぼ死に等しい。「こんなもんだ」という停滞期間は死んでいるのと同じだ。もちろん世界は変化し続けるから「こんなもんだ」と言ってると本当に生命に危機が迫るし、「こんなもんだ」を忘却するくらい充実していれば生きていられるだろう。


「こんなもんだ」で逃げてはいけない。確かに現実は「こんなもんだ」がそれを自分自身にだけは適用すべきでない。そして変化し続ける世界には信頼を持つべきだろう。現実に囚われた人間は欲を不変に持ち続けるから信用できない。だが、自分の欲より関係性の欲を優先できる人は関係性において信用できるし、自分の欲を観察できる視点を持つ人間だっている。そういう人は信用できる。特に後者は真理に通じてる可能性もある。真理に通じるとは「こんなもんだ」ではない自分を知っているのだ。自分が「こんなもんだ」で終わりたくなければ、そういう人物との接触を信じるべきだ。


何よりも自分自身が真理に通じてしまえ。そうすれば自分が「こんなもんだ」とは思わなくなる。いや、思えなくなる。科学は構造に強固に磔されているので、真理も硬くしか理解できない。例えば「神は存在するか? 存在しないか?」なんてのは非常にバカらしい問いなのだ。真理とは「存在するとは存在しないことである」に近い。これは科学は構造に縛られるから絶対に言及できないのである。


物質生活の実感に支えられた科学のくびきさえ離脱すれば、構造から自由になり機能を遊べる。したいこと、理想がまずあり、それについての構造は自分が考えればいいのだ。形からではなく、中身から発想する。これだけで、実現できる理想世界のバリエーションはほぼ無限になる。そこではつまり、何が起きてもそこは失敗ではなく成功の地点となる。もちろん、全ての成功を失敗と捉えることも可能であり、そういう「こんなもんだ」に陥っている人も非常に多い。むしろ、人類の大半の絶望はその病だろう。意識して「機能」を想う、すなわち理想から出発する癖をつけるといい。それで世界は変わる。


これが真理である。

真理に関しては、また書き綴っていきます。


何よりも人間が真理に気づくきっかけは時間の考察になるでしょう。

なぜなら、時間こそが機能を構造化させる際に、

不可欠の謎として導入された最たるものですから。


謎は面白いですよ。一つの謎は次の謎を呼びます。

謎の解決とは、謎の生成に他ならないのです。


あ、予告編ですね、これ。

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