15/18
不安
依頼を受けた僕は指示された街の門へ向かう。
今回の依頼は要人護衛。
一人旅の領主の娘さんを陰からお守りするという話だ。
期間は次の街ナチャにたどり着くまで。
どうやら社会勉強の一貫らしい。貴族の親御さんの話によるとうちの家系はもともと平民だったからこうやって平民の暮らしをよく知るのが大切だ、となってるらしい。可愛い子には旅をさせよってとこなのかな?ただ、あんまり危ないといけないから冒険者の護衛に陰から守って貰うようになってるらしい。それで僕にこの依頼が来た。適任過ぎるね。
そうこうしてるうちに門にたどり着く。そして護衛対象を発見。名前はコレット。金髪ロングの女の子で、家紋を彫ったペンダントを身に付けてる。地図とにらめっこしていく道をしっかり確認してる。
「えっと・・・こっちで大丈夫・・・だよね?」
コレットはナチャの街と真逆の方向を指しながら言った。
大丈夫かな。この依頼。




