第145話 ティア達とのスタジオコラボ①
(▼固定)
――――free chat 211――――
172 名無し(e38384e383_a0e382ae)
☆間宵紬
・異迷ツムリの前世
・アイドルグループ『スターライト』に所属(1年前に解散)
〜〜続きを読む〜〜
――――free chat 213――――
201 名無し(e38397e383_abe38388)
配信告知来たな。コラボの
202 名無し(e382a2e383_abe3839e)
カチュアとか大荒れ確定じゃん
楽しみすぎるw
203 名無し(e38397e383_abe38388)
いやカチュアよりウラノじゃない?
メン限で愚痴ってたらしい
204 名無し(e382a6e383_a9e3838e)
それ見た
あの人まだ卒業生に未練タラタラなのオモロイ
205 名無し(e382b0e383_ace382a4)
メンシプ入ってるくせにその言い草の方がオモロイ
206 名無し(e382a6e383_a9e3838e)
いやー今はだいぶ冷めてるよ
ブイアクトも今こんなんだし
初期から入ってると抜けるの勿体ない感じしない?
207 名無し(e382a2e383_abe3839e)
うおw
こういう奴がファンチって呼ばれるんだろなw
208 名無し(e382a6e383_a9e3838e)
ここに居るの大体同じような奴らだろw
それで? 情報集まってきたけど結局どうするん?
209 名無し(e382a2e383_abe3839e)
固定のやつ?
結構信憑性出てきたけどまだ確定じゃないしなぁ
210 名無し(e38384e383_a0e382ae)
噓じゃないですよ。
ウチの事務所だったんで間違いないです。
211 名無し(e382a2e383_abe3839e)
リーク元きちゃw
身元明かすんなら無条件で信じても良いよw
212 名無し(e38384e383_a0e382ae)
お断りします。
213 名無し(e382a6e383_a9e3838e)
流石に言うわけwww
ここで明かしたら玩具にされるの分かりきってるよなぁw
214 名無し(e382a2e383_abe3839e)
ま、真偽はともかく面白いネタ提供してくれたのは感謝
久々に大炎上見れそうで滾る
215 名無し(e382b0e383_ace382a4)
何もしなくても燃えてるけどねw
これトドメさしに行くようなものでは?w
216 名無し(e382a6e383_a9e3838e)
それはそうw
けどどう裏取りしようか?
217 名無し(e38397e383_abe38388)
それなぁ
正直活動1年だと素材少なすぎて粗探しも限界
218 名無し(e382a2e383_abe3839e)
それ以前に異迷ツムリどうでもいい粗が多いのよ
声真似とかやらかしとかノイズすぎるww
219 名無し(e38397e383_abe38388)
決定的なお漏らし欲しいとこだな
次の配信でなんかやらかしてくれないかな?
220 名無し(e382a2e383_abe3839e)
いっそ本人に聞いてみるとか?
◇
撮影スタジオ。
今回はツムリの指定で機材なども準備し、全員集まって配信する予定。
だったのだが……。
「なぁ。ツムリちゃん来んのやけど」
配信開始10分前。
企画提案した本人が来ないのは何故か。
「ツムリさんのマネージャーから連絡がありました。少し遅れるので繋いでほしい。申し訳ありません、と」
「あ。マネージャー」
「そか。わざわざ教えに来てくれてありがとなー。ティアちゃんのマネージャーさん」
「含みのある呼び方ですね……」
「でも今はマネージャーやん? 切り替えはちゃんとせんとなー」
「もう……」
今は魔霧ティアのマネージャーとしてサポートしてくれている山文プルト。
そんな二人のやり取りに水を差す共演者。
「そこ。イチャついてないで配信準備したまえ」
「そうですなぁ。配信時間まで余裕はありませんので、ツムリ氏が来るまでどのように場を持たせるか考えておかねば」
「はーいすんませーん」
「アドリブ、頑張る。ふんす」
「あ、ティアは頑張らなくていい。貴殿は緊張して余計なことをしそうだ」
「しゅん……」
言い合いながらギリギリまですり合わせをして、やがて配信開始の時刻となる。
…………。
「諸君、待たせたな。1期生のカチュア・ロマノフだ」
《始まった!》
《遂にコラボか……マジでどうなるんだ?》
《皆ツムリのことどう思ってんだろ…?》
「3期生初為ウラノですー」
「同じく真繰ネプですぞ」
「4期生、魔霧ティア、です」
《あれ? 一人居ない?》
《主役はまだ控えてる?》
「ああ、みなまで言うな。諸君が気にしているのは異迷ツムリのことだろう」
「なんや移動中にトラブルあったらしくてなぁ。到着遅れとるんよ」
《なるほど。トラブルならしゃーない……か?》
《逃げはしないんじゃない? あんなんでも約束は守るタイプだし》
《逆にコラボ誘ったけどメンバー集められなかったとかならギリありそうw》
《実は今いる4人が既に異迷ツムリの声真似だったりして?》
「っ……」
「ふむ? 面白い疑いをかけられてますな? 我々こそ偽物なのではないか?と」
「え? あ、そっか。声、一緒だもんね」
そのコメントを見て、ウラノは息を飲んだ。
(あかん。みんな疑心暗鬼になっとる。本物の方に疑いかけられるとか……)
現状の危うさを直接言及されてしまい、思わずには居られなかった。
「ほほう。そこまで言われては証明するしかあるまい。やるぞウラノ。ハモれば信じざるを得まいよ」
「……はいはい。ほな歌おかー」
カチュアに続き、普段通りに振る舞う。
心の内で感情を募らせながら。
(やっぱり間違っとるよ……こんな周りの不安煽るような真似)
◇
「……リ、ツムリ! おーい!」
「んぇ……? マネージャーさんの声ぇ……?」
ドアを叩く音が布団の中まで届き目を覚ます。
来訪者を迎えようと玄関へ向かいがてら、何気なく時間を見る。
「ぇ……はぇ!? もうこんな時間!?!?」
「今日スタジオで配信だったよな? 予定の時間過ぎても来なかったから迎えに来たんだが……」
「え……もうコラボ間に合わない? どうしよぉ……」
「落ち着け。今から行けば10分遅刻くらいで済む。遅れることも連絡済みだ」
扉を開け、ようやくマネージャーと顔を合わせる。
男は怒るでもなく淡々と説明し、最後に聞いた。
「寝坊か?」
「すみませぇん……一応打ち合わせ終わった後すぐ寝たんですけどぉ……」
「打ち合わせって……ほぼ丸一日経ってないか?」
「盛りすぎですよぅ。20時間も経ってませんからぁ」
「えぇ……」
普通とは言えない長さの睡眠時間。
一瞬取り乱しかけたが、できるだけ声を落ち着かせて聞く。
「身体は大丈夫なのか? 無理そうなら今日はやめとくか?」
「いえいえ。たくさん寝て元気いっぱいですからぁ。皆さんとのコラボ楽しみですねぇ」
「なら良いんだが……」
会うたびに危うさを感じさせる少女。
本当にこのままでいいのか。
迷いながらもマネジメントを続ける。
今、彼女を支えられるのは自分だけだと言い聞かせて。




