第三十章: 第二学年に向けて
最上級生が卒業して抜けた学園は夏休みまで1年生と2年生だけになる。王都は社交シーズンに入り、あちこちで夜会が開かれる華やかな時期になる。
俺は伯爵に陞爵したこともあり、高位貴族のお披露目として王家主催の夜会に出席しなければならない。
トレーシーもあのウィル王太子に全ての注目を奪われた卒業パーティのリベンジだと言って張り切っている。
ゴルゴーンのねぐらで見つかった宝石もやっと研磨を終えて宝石として飾れるものが増えてきたので、俺の瞳の色であるブルーサファイアを極めることにしているらしい。
デビュタントを終えた俺たちの同学年も夜会デビューを始める頃だ。
今回はウィル王太子と婚約者のベアトリス嬢のお披露目もあるので青対緑の対決になるとトレーシーは考えているらしい。
今回はトレーシーの衣装は青に豪華に金糸をあしらった派手なものである。しかもトレーシーがゴルゴーンの涙と名付けたトゥラニアのブルーサファイアがふんだんに用いられている。
入場の順番待ちでも周りの女性からため息をつかれている。
名前が呼ばれて俺とトレーシーが入場した時には会場全体が「ほう」というため息ともつかぬものが流れたのである。それに比べて王太子とベアトリスの入場は比較的地味なものだった。
国王陛下が嬉しそうに開会を宣言して国王夫妻がファーストダンスを踊るのが王室主催の夜会では恒例である。その後は王太子たちや俺たちのような王族関係者が一曲ダンスを踊る。
ダンスの時も注目度はトレーシーの方が断然高かったと思う。その後貴族たちが挨拶に訪れるが、その貴族の列も王太子よりもこちらの方が長かった。
トレーシーは大満足のようである。
周りの大貴族たちの話を聞いていても、王太子様がとにかく婚約して妹の姫がドラゴンスレイヤーの俺(もう俺のことはドラゴンスレイヤーというのが定着してきている。)と婚約しているので後はベアトリスが王子を産んだら王妃様の権力が完璧になるという話しが多かった。
側妃の外戚たちも諦め気分の会話が多かった。
ちらっと王妃様の顔を見るととても満足している様子が窺えた。
ちょっとトラブルが起こったのは夜会が済んでお茶をしている時だった。王太子は国王陛下に会わなければならないということで中座して、俺たちもそろそろ退散しようかという時にベアトリスは「今日は本当に助かりました。私はまだ王太子妃教育が始まったばかりで自信がなかったのです。トレス様がいてくれたので注目を集めていただけました。」と言ってしまったわけである。
トレーシーが顔には出さないけれどムッとした雰囲気を感じたので俺は「じゃあそろそろ俺たちも退散するよ。今日は楽しかったね。」と言って部屋を出た。
馬車に乗るといきなりトレーシーは「いったいベアトリスはどういう事?」と騒ぎ始めた。
俺が何を言ってももはや耳に入っていないみたいにベアトリスへの文句を一人で喋り続けている。
仕方がないので俺はトレーシーの唇に俺の唇を重ね合わせた。
「なに、なにする、むっ、んん」
最初は緊張してこわばっていたみたいだけれどだんだん力が抜けて俺に体を預けてきた。
唇を離すとトレーシーは上目遣いに「いきなり何するのよ。私のファーストキスなのよ。」と言った。
「今日一番輝いていたのはトレーシー、君だよ。」
「エドがそう言ってくれるのは嬉しい。もうエドとキスしちゃったから私はエドのものだし。」
トレーシーは甘えるように言う。
そのまま抱き合うようにしていると馬車が学園についたみたいで御者がドアをコンコンとノックしたので俺たちは慌てて離れるのだった。
翌日も俺とトレーシーは一緒に登校した。王太子殿下たちが抜けたので今はトレーシーが暫定生徒会長で俺が暫定副会長ということになる。これで秋に新入生が入ってきてクレームがつかないと暫定が取れて正式な役職になる。
今度新入生で入ってくる第二王子は王宮では何度か会っているが、側室の母親が俺やトレーシーに向ける冷たい視線にも関わらず俺たちに懐いているむしろ可愛めの子だった。
彼の母親は俺たちを追い落として自分の息子が生徒会長になるべきとか思っているかもしれないが、第二王子である彼自身はそんな無謀はしない知性の持ち主であるように思っている。
教室に入るとトレーシーは既に席に座っていたベアトリスのところに向かった。
「ベアトリスさん?」
「はっ、はひっ」
ベアトリスは緊張したのか返事は硬めである。
「生徒会のことなんだけれど。」
「はいっ」
「あなたもお兄様の婚約者におなりになったのだから是非生徒会に入ってほしいの。」
トレーシーの声は有無を合わせぬ調子を秘めている。
ベアトリスも嫌だとは言えずに生徒会に入ることを承諾した。
「うふふ、ベアトリスを生徒会に勧誘したわ。これは私の勝ちね。」
トレーシーはあくまで勝ち負けにこだわっている。
「そうだね、トレーシーはえらいえらい。」
「なんだか褒められている気がしないんだけれど。」
「そんなことないよ。ベアトリスは地味な子だから王太子の婚約者になったといってもあまり目立っていない。ここで生徒会に入れたということは生徒会長のトレーシーがベアトリスをサポートしているということで王室の結束の固さを示すことになるだろう。王室を考えればさすがは私の将来の奥さんだと言えるよ。」
俺がそう説明するとトレーシーはほっぺを赤くして、「えへへ、そうよね。私はあなたの奥さんとして恥じないようにしなきゃね。」と俺の方に頭をもたせかけてきた。
もうクラスでも誰もが俺たちの方を見ないようにしている。口の悪いフレッドに言わせると既にバカップル認定なのだそうだ。もちろんこのことはトレーシーには決して言えない。
そうこうしているとアリシアがきて「ベアトリスちゃん、王太子殿下の婚約者になったということだけれど、トレーシーがきちんと生徒会に誘ってあげてえらいよ。あの子、孤立しがちだものね。」という。
トレーシーが「そ、そうなのよ。お兄様の婚約者なんだから私たちも支えてあげなきゃね。」と慌てたように答えた。
さあ、そろそろ授業だから準備しましょう、とアリシアに言われてトレーシーもバタバタと教科書の準備を始めた。
ふと少し離れたところに座っているベアトリスに目をやると、少し笑ったように見えたがすぐに前を向いてしまった。
授業では剣術の授業については俺は完全に教える側にまわっている。バーナード先生は「ドラゴンを退治したような奴に俺が何を教えるってんだ。」と投げやりなことを言うのである。
危うく無料奉仕させられるところであったが、トレーシーが学園にはティーチングアシスタントという制度があると言うことで学園からわずかばかりのお手当が出ることになり無料奉仕は避けることができた。
俺が教えることで文句が出るかと思ったが、某公爵家の子息などはトゥラニア騎士団への家庭教師の頼みは断られたが学園でドラゴンスレイヤー自身に教えられるなら問題なしだと喜んでいる始末である。
けれども、トーマスは公爵家の家庭教師依頼を蹴ったのか。強いなあ。
ケビンは魔族対応のためと言って学園から自由に休んでもいい許可をもらったらしい。なので新年からはフリーダと共に休む日が増えている。
フリーダは謎にこっちに突っかかることが多いので休んでくれて嬉しいのだけれど。
ちなみに俺も旧領回復の仕事があるし休んでもいい?って学園長に聞いてみたら「お前には王女殿下の護衛という大仕事があるだろう。それを放棄するのは許さない。」ということだった。
学園の授業は相変わらずそれほど難しくはない。ドゥーリットル先生のところでは火の魔法は既に中級まで習得したので風の魔法を習っている。春の休暇までにはできれば飛行の呪文までは習得したいものである。
問題は水と地の呪文である。ホムラは「我はそんな系統の呪文は知らぬ。」とそっぽを向くのでなかなか呪文習得に至らない。「ミズチ」ならそちらの呪文のエキスパートらしいので今後、時間があれば「ミズチ」を探しに行く必要があるかもしれない。
大地の呪文が使えればトゥラニアで木を切った切り株だらけの土地を一気に掘り起こして農地に変えることができるかもしれないのである。
ドゥーリットル先生の意見では火と風の魔法も結局は俺自身の魔力を使っているのでホムラがいなくても魔法は使えるはずで、同じようにミズチがいなくても水と地の魔法も十分使えるということなのだが、どうもうまくゆかないのである。一方でトレーシーは高位の火魔法をガンガン会得していっている。大爆発の魔法などはもう建物が揺れて壊れるのではないかと思ったほどである。
「私はエドの隣に立つんだから魔法の力を極めなきゃ」
トレーシーは最近いつもそんなことを言っている。
けれども、あの大爆発に耐えた魔法修練場の結界は凄い。
あの洞窟のドラゴン退治で大爆発の魔法を使われたらきっと洞窟自体が崩壊していたのではないかと思う。
授業中には相変わらず両隣をトレーシーとアリシアに占領されているが、最近はトレーシーはいつも俺の手を握っている。幸いアリシアはそこまでしないから俺はなんとか授業のノートを取ることができている。
アリシアはトレーシーがいない時に「最近はトレーシーちゃんは独占欲が強すぎね。私をエドの側妃にするなんて約束を忘れてそう。」なんて寂しそうに言ったりする。
「その時はその時だろう。心配ないよ。旧領都を回復したらアリシアもおいでよ。」
「ふふっ、もとよりそのつもりよ。トレーシーちゃんがなんと言おうとそれは変わらないわよ。」
アリシアは強い子だった。
基礎的な授業は一年生で終わる。二年生以降は応用や実践が多くなる。この学期の期末のテストでも俺とトレーシーはワンツーフィニッシュを決めたので俺とトレーシーで年間の一位と二位を独占することになった。二年になると騎士科と魔法科に分かれることになる。基本的な授業は共通だが、騎士科は武術の時間が多くなり、魔法科は魔法の時間が多くなる。
フレッドとアランは騎士科を選ぶという。俺たちはドゥーリットル先生の指導を受けるので魔法科に行くことは決めている。ベアトリスに聞くと彼女も魔法科を選ぶそうである。
そういうことで秋からはクラスは変わらないものの進路や方向性が分かれてゆくことになる。
俺やアリシアは既に冒険者ギルドに入っているが、1年生は原則的に冒険者ギルドには入れない。これは右も左もわからない一年生が無謀にダンジョンに突入して無駄に犠牲になってしまう危険を避けるためである。
1年間基礎教育を行い、自分の実力を知った上でダンジョンに挑戦するというのが本則である。
領地の回復に一定の目処がたった俺はやはりミズチを手に入れたいのである。アスカロンには今、ホムラという龍の精が封入されているが、それでは本来の力が半分しか出ない。それでは生まれたばかりの幼生体の魔族は斬り殺せるが幼生体から育ってしまった魔族には歯が立たないのである。
これまでも、魔族を倒す方法はほとんどなく、聖女による封印しかなかった。けれども、封印はいずれ解けてしまうのである。
ミズチについては俺も図書館で調べたし、ドゥーリットル先生にもお願いして調べてもらった。けれどもほとんど手がかりはなかったのである。僅かに明らかになったのはミズチと明記されてはいなかったが龍の精がダンジョンに封印されているという話である。どこのダンジョンかもわからない。
もしかすると誰かがダンジョンでミズチを見つけているという可能性もあるが、それならどこかに痕跡が出てくるはずだとドゥーリットル先生は言う。ここまで何もないというのは多分誰も見つけていないのではないかというのである。
となると、二年になったらあちこちのダンジョンに潜ってミズチの痕跡を探すことが必要になる。そのため、パーティを組もうと考えたが、トレーシーとアリシアはあっさり賛成してくれた。後衛としてトレーシーの火力とアリシアの回復力は侮れない。問題は前衛である。俺は前衛としてもう一人タンクが欲しい。
少し頼りないけれどアランかなと考えていたのだが、フレッドが「どうせ頼りないなら自分を使え。」と言い出した。他のクラスであるアランよりも同一のクラスメイトでアルフレッドの方がが確かに何かと都合が良い。
ベアトリスについてはウィル王太子は面白がって賛成するかもしれないが、王妃様に睨まれそうなので今のところは誘うことはしていない。
学年が終わると夏休みである。
とにかくトゥラニアに向かう。今回はヘンリー卿の夫人とランディは学園の入学準備のために既に王都にやってきている。彼らは王都のタウンハウスに住んでいる。
俺とトレーシー、そしてアリシアは今回も同行する。トレーシーもアリシアについては「どうせ何かがあるとしても10年後だものね。」と自分に言い聞かせるようにして納得しているみたいだ。
トレーシーはシルクを新しく生産したいみたいで張り切っている。
シルクはなんとかいう蛾の幼虫が作る糸をほぐして作るらしい。今は遠い国から輸入せざるを得ずに物凄く高級品になっているが、これをトゥラニアで生産できれば特産品になるというのだ。
その蛾は特定の木の葉っぱしか食べないそうなのでまずはその木を植えたいらしい。
王都でも栽培に挑戦したがうまくいかなかったみたいだ。
ナッシュビルに着くとアリシアはライラさんに会いに行ってしまった。
ヘンリーさんは奥さんとランディが王都に行っているので寂しかったらしい。トレーシーの提案に熱心に耳を傾けてくれた。
結局は人手が足りないから無理じゃないかということだったけれども。
トレーシーはとにかくその木、モルスの木を空き地に植えてシルクを作る蛾を繁殖させたいらしい。
ヘンリーさんも空き地に木を植えてそこに蛾を持ってくるのは反対しなかった。
そこでゲイリーに騎士団の若者を木を植える手伝いに出してくれないか聞くと二つ返事で了解してもらった。
騎士団の若者が10人ばかりでトレーシーが持って来た苗木を空き地に植えてゆく。肉厚の葉っぱがその蛾の大好物らしい。
「秋には赤い実がなってそれも美味しいらしいですよ。」とトレーシーが言う。
その木の枝に蛾の卵がついているという木の板を吊るして準備は完了である。
「さて気が済んだかな?」
俺がトレーシーにそう言うと、トレーシーは「来年の今頃にはシルクの蛾が繁殖しているはずね。」とうっとりとするように言った。
「そうしたら私はそのシルクでドレスを作って夜会に参加できるもの。」
「あっ、そうだね。」
「トゥラニアのシルクが評判になれば領民の収入が増えるからもっと領地が豊かになる。そうすれば今よりもっと植民したくなる人が増えるはずよ。」
「うん。」
トレーシーは結構真面目に考えてくれていたようだ。
うまく行くようならばオルジさんにも入ってもらって産業化して行けるかもしれない。
今回はヘンリーさんとフライ山に登った。街道沿いに緑の区画が見えている。
「あの緑の部分が麦畑なんです。もっともっと増やしたいですね。」
よく見るとナッシュビルの方は結構広がっているが、こちらの方はまだまだささやかなものである。
「初動としては申し分ないのですが、さらに人を増やす算段が必要ですね。特に女性が少ない。」
今入植している人は単身の男性が多い。できれば家族としてこの地に根付いて欲しいのである。そうなると王都から遠いこの地には女性が来にくいので家庭を作れる人が限られてしまう。
騎士団の面々はゲイリーもトーマスも独身なのだが、それでも王都とトゥラニアを行ったり来たりしているので若い連中には王都で結婚する女性を見つけて欲しいものである。
「あとは奴隷ですね。」
つまり女奴隷を買って若い独身の入植者の男にあてがうということになる。単身の男は身軽に入植してくれるが、何かあればすぐに別の場所へと去っててしまうかもしれない。家族と一緒に住んで養わなければならないという責任を背負わせることができれば簡単には動けなくなる。
王国では奴隷は違法ではないが王都では一般的ではない。ヘンリーさんも思わず声を潜めたくなるというのも理解できる。
「まずは女性でも安心して住めるように魔獣退治ですね。」
俺はそういうしかなかった。
トレーシーやアリシアがこの危険な地を選んでくれるというのはむしろ僥倖である。ライラさんもナッシュビルに居着いてくれているのはもう感謝しかない。
十日程してオルジさんがやってきた。
今回は街道をトゥラン川まで延長するのが目的である。
一緒にフレッドとアランも来てくれた。
既にトゥラン川と、街道が交差するあたりにはリザードマンや半魚人の大集落があることがわかっている。まずは街道を延長していって、敵と遭遇したところでこちらも砦を築いて持久戦で相手を排除するほかはない。この夏休みの目標である。
幸いなことに俺たちが教えている剣術教室の志願者は順調に増えて、その中から騎士団に入団を希望する若者も順調に増えてきている。
トーマスによると新兵の団員は既に100人を超えたらしい。彼らの多くは商家や農家の次男三男で、王都にいても展望がないと騎士団に参加したものたちである。シンのように貧民街から参加するものも増えている。
国王陛下も貧民街の若者がトゥラン騎士団員になることは国民の有効活用だとして歓迎してくれている。
俺たちはあらかじめナッシュビルで砦の材料や柵を作っておき、半魚人たちの集落の手前でそれを組み立てることで砦を素早く完成させることができた。その砦を拠点として半魚人たちの勢力を攻撃することになった。
俺は総大将として指揮をとったが、新兵たちはここを頑張ることで自分たちの土地が手に入るということで奮戦してくれた。
それでも半魚人たちの抵抗も強く、戦況は一進一退を繰り返しながらじわじわと俺たちが土地を広げるという結果になった。アランもフレッドも実戦を経験する中で逞しくなっていった。
俺たちが優勢に立てたのはやはり街道が整備されたのでナッシュビルからの補給がうまくいったことにあるだろう。
夏休みが終わる頃にはトゥラン川の南岸からは半魚人やリザードマンの勢力を一掃することができてゲイリーが村長となって新たに村を作り、新兵たちが屯田することで武装しながら農作を行うことで防衛線を敷くことができるようになったのである。
ゲイリーは「この歳で土地持ちになるとは思いませんでしたよ。けれどもせっかくいただいた土地です。しっかりと守らせていただきますよ。」と頼もしく胸を張ってくれた。
トーマスは山砦の守備をお願いしているが、来年にはその下流に新しく屯田村を作ってその村長になってもらおうと考えている。
川沿いが安定すると壊された水路を修復できるので灌漑すると内陸部に農地が増やせるのである。
もう一つ、ナッシュビルからトゥラン川の近くに新しい村を作る計画も実行に移されている。こちらはナッシュビルの騎士団に進駐してもらって村人を守ってもらうようにドワイトさんと話をつけている。
トーマスさんは王都に恋人がいるらしく、もうナッシュビルに呼んで所帯を持ったらどうだというと顔を真っ赤に染めていた。恋人さんの方もトーマスさんの近くにいたいと言っているらしいのでそのうちナッシュビルで新しい夫婦ができるかもしれない。
夏休みが終わると学園にも新しい生徒を迎えなければならない。俺たちは王都への道を戻ってゆくのであった。
これで一年生は終わりです。
次からは二年生のダンジョン探索をメインに描く予定です。




