↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙人に恋してる  作者: 02369385


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/44

違い

いつも読んでくださってありがとうございます。

今回もトミヤ視点の回です。

△▼△▼△▼


今日はオーガストさんに、宇宙人迎賓館全体を案内してもらう、本来こうゆうことはシヴァニさんがするらしいが、彼が話しをつけてしてくれることになった。


まず売店へ行った。

売店なんてあるんだと思っていたが、食べ物なども売っていてコンビニみたいな感じだ。

そういえば、私はずっと不思議に思っていたことがあったので聞いて見る。


「オーガストさんはご飯や飲み物は摂取するんですか?」


「しません。しなくても生きていけるんですよ。」


そう微笑んで答えられた。

やはり、彼が何かを食べたりするのを見たことがない。

そもそもプレアデス星人は何も食べないというのは有名な話だ。

とすると、不思議なことがある。


「初めてコナーと会った時、彼はヴィーガン用のコースを食べて、馴染むために食べる練習をしてると言ってたんですが、

何でコナーだけ食べているんでしょうか?」


「彼はある意味で、プレアデスハイブリッド計画の為に誕生した特別な存在なんです。

私やエイプリルは付き添いで、必要なら別のプレアデス星人に変更することも可能なんですが、彼は幼少期から地球に住んで馴染み、かつプレアデス星人として、いる必要があるんです。」


そう言われた。

やはりコナーは最初に会った時に感じた、外交官の息子みたいだなと思う。

いつか自分も外交官になってこの国に馴染むため、さらに国の違う人と結婚するのが決まってる、ような感じだ。

彼はさらに続けた。


「食事をしてプレアデス星人レベルの波動を保つのは大変なんですよ。植物にも食べられて嫌だという感情はあるので、それを受け取りますしね。」


波動というのは自分の心や体の状態のことで、それにはざっくりいうとプラスとマイナスがあり、波のように上がったり下がったりしている。

彼の話しを簡単にいうと、ずっとポジティブな感情でいるのは難しい、ネガティブな気持ちも当然ある。それを波の様に出来るだけプラスに保てるということだろう。


「植物にもそんな感情があるんですか?」


「ありますよ。なので、出来るだけ我々は植物を傷つけません。エイプリルの冠も手作りのレプリカです。」


オーガストさんがそう言ってびっくりしたが、自分は手に取ったがフェイクだと全然わからなかった。


▼△▼△▼△


次は半地下になった小さ目のホールに来た。

コロッセウムに似ているホールで、先日未来人のクラシックのバイオリンコンサートがあったらしい。

未来人もいるのかここは。

そう思いながらホールの中をぐるっと回った。


天井は半円状のガラス張りになっていて、開いて半野外ホールにも出来るし、映像を投影することも出来るみたいだった。

クラシックには興味はないが、未来人の演奏は聞いてみたかった。

そこにある背もたれのない、手すりのない、席同士がつながった椅子に座ってみる。

すると彼も私の隣に座った。


「オーガストさんの話しを聞いていると、やっぱりプレアデス星人と人間は根本から違うんですね。」


そう話す私に


「そうですね、でもだからこそ面白くもあると思います。私は毎日新鮮で楽しいです。」


そう微笑んで返された。

そんな彼の顔を見て言うことにした。


「オーガストさん、私と恋人として付き合ってもらえませんか?」


「え?…はい、私も今、告白しようと思っていたんですよ。」


彼はびっくりした顔をしてそう言った。

ホールは建物の構造的に声がとても響いている。

私達は特に握る必要もないが、自然と手を繋いでいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。