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宇宙人に恋してる  作者: 02369385


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エイプリル

AIのですが、ウィルスの話しが出てきます。


▼△▼△▼△


小さめの個室に案内された。

そこには家にもあるような、服ごと入って全身洗える洗浄機があったのでそれに入る。

機械で洗浄乾燥までしてくれるのは本当にありがたい。

そしてベットもあり、そこで少し寝て、身支度をし、朝の8時にシヴァニさんが呼びに来てくれた。


ホテルのロビーのような、上下が大理石に囲まれた、ローテーブルと椅子のある部屋まで来る。

一面ガラス張りの大きな窓からは、整備された庭が朝日に照らされているのが見えた。

そこでスクランブルエッグとパンとサラダを食べ、緑茶を頼んで飲んでいると、案内してからどこかへ行っていたシヴァニさんがこちらへ歩いて来る。


隣には彼女よりさらに20㎝以上背が高い、

濃いめの長い金髪で月桂樹の冠(かんむり)みたいなものをかぶっている人、その人もこちらへ一緒に来た。


え?誰。


そして予感がした。

…この人もしかして…

と思っていたら2人は私の目の前まで来た。

シヴァニさんが話しかけて来た。


「トミヤさん、こちらはプレアデス星人のエイプリルさんです。」


やっぱりプレアデス星人だった。

まあここは宇宙人用の迎賓館なのだから、いても不思議はない。


「初めまして。エイプリルです。あなたも知っているコナーの付き人のようなことをしています。よろしくお願いします。」


あれ?ルイに会う予定じゃなかったか?

そう思ったが、挨拶されたので私も立ち上がって自己紹介をした。


その人はコナーと似たようなシルバーのセットアップを着ていて、目が薄いヘーゼルアイというのか薄い緑と金色が混ざったような色をしている。

そして思ったより声が高い。

そもそも地球用の通称ではあるだろうが、名前が女性名なので女性なのかもしれなかった。

エイプリルさんはさらに話した。


「コナーの件は申し訳ありませんでした。」


そう言われて頭を下げられる。

私はもういいですよと言った。

すると続けてプレアデス星人さんに


「もしトミヤさんがよろしければ少し3人で話しませんか?」


そう言われた。




エイプリルさんは地球に来る前は色々な星を巡り、旅をし、その土地土地の植物を調査研究していたらしい。


そして頭に被っているのは月桂冠ではなく、オリーブ冠で、好きそうだからとコナーが作ってくれた物だった。

手に取って見せてもらったが、しっかりしてて売っても良さそうな作りだ。

コナーって器用なんだな。

そんな話しをしていたら、シヴァニさんが


「お話しが盛り上がっている所申し訳ないのですが、トミヤさんに伝えなければならない事項があります。

おそらく他人が聞いても大丈夫であろう内容ですが、エイプリルさんがいらっしゃる前で話してもよろしいでしょうか?」


と言った。

何だろう?重要なことなんだろうか?

私は頷いた。


「実はトミヤさん所有のAIやデバイスは暫くお返しできません。今日までにデバイスだけでもお返しするつもりでしたが、密閉されているとはいえ開封された場合、危険性が高いと判断され、安全性が高いワクチンが開発されるまでは全て預からせていただきます。」


彼女は続けた。


「今、ワクチンは世界各国、宇宙人や人間の手により開発が急ピッチで進んでいます。

なのでそれまでどうなさいますか?

仮にですが、1カ月程度でしたらこちらで特例として宿泊することも可能です。」


すごく重要なことだった。

話しを遮って伝えてくれてありがとう、と思った。


実際どうしようか?

デバイスだけなら買うことも出来るが、それだけでは出来ることも限られている。

シロリアンも桃がよぎって起動させるのもなんとなく気が重いし、しかしAIがない生活は自分は出来ないのもまた分かっている。


実際この宇宙人迎賓館も、日本は今の所感染を免れているからAI達、彼らが起動し、先ほどの料理やお茶も飲めているのだ。

そう私が考えていると、シヴァニさんに


「今すぐ答えなくても結構です。

できれば今日中に答えをいただきたいです。」


そう言われた。

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