↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙人に恋してる  作者: 02369385


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/44

アーカーシャ

アーカーシャの話しが出て来ます。


▼△▼△▼△


巨大な図書館にいた。

どこまで行っても本棚が上にも下にもある。

そしてこれはイメージであって実際は本も本棚も無い。

世界のデータが保存されている場所だ、と直感していた。


アーカーシャ


あの世というか高次元にあるらしい、簡単に言うと全ての事象のデータセンターだ。

そこをグルグル歩いていた。

階段を降りたり登ったり、廊下を歩いたりした。

ふと一つの本があり棚から取る。

それは私の魂の本だった。

苦しみも喜びも、私の知らない私の人生も、忘れている情報も書いてある。




そして前世の情報も書かれていた。




前世の私はシリウスにいる馬みたいな生物、というかそこにいるペガサスであった。

キレイな自然の中を飛んだり、走ったり、澄んだ水を飲んで、その水の下に棲む人魚のような生物を眺めたりしていた。


毎日楽しかったが、ある日この星へ宇宙船がやって来た。

彼らは種族をプレアデス星人と言った。

2本足の大きな彼らに最初は戸惑ったが、あるプレアデス星人と仲良くなった。

金髪と白髪の中間みたいな長いストレートの髪、緑色の目の人。

一緒に散歩したり、お気に入りの泉を教えてあげたり、宇宙船と一緒に上空を飛んだりした。


幸せだった。

ずっとこの生活が続けばいいと思っていた。


しかしある日、彼は違う星に行くと言う。


「一緒に来ませんか?」


と言われたが断った。


そして彼らが去った後、何年か経ちシリウス星で馬生(ばせい)を終える。

そんな死ぬ間際にようやく気づいた。


彼に恋していたと。


一緒に宇宙船に乗ればよかったのか?

でも自分はペガサスだ。

プレアデス星人とは多分付き合えないだろう、そしてもし、彼が同じプレアデス星人と付き合っているのを見たら耐えられるだろうか?

そんなことを無意識に思って乗れなかった。



そうして輪廻転生する。

今度は人間になり、またプレアデス星人を好きになる。

私はいつでも宇宙人に恋してる。


▼△▼△▼△


目覚めた。

目の周りが濡れている。

変な夢を見ていた。

ペガサスになってプレアデス星人に恋してる夢。

時計を見ると寝てから1時間くらい経っている。

妙にリアルな感覚のする夢だったので、しばらく茫然としていたが、冷蔵庫の水を取り出し飲んだ。


はたしてこれは夢なのか?私には判別がつかなかった。


窓を見ると部屋は無音なのに土砂降りだ。

夢はよく分からなかったが、何となくしない後悔はやめようと思った。


しばらくしてエヴァンさんと話しをし、桃と一緒に宇宙船に乗せてもらい、日本まで連れて行ってもらうことにした。

そして日本で直接ルイに会ってお礼を言いたいと申し出た。


それにエヴァンさんは驚いていたが、すぐ笑顔になってうなずき、手筈を整えてくれる。


どうなるかは分からない、ただやれることはやりたかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。