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宇宙人に恋してる  作者: 02369385


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メメント•モリ*

先日亡くなられた山田五郎さんの動画にインスパイアされて書きました。

今回の話しはショッキングな内容になっているので、そうゆう物が苦手な方はブラウザバックして下さい。

窓から外には出ないで下さい。












▼△▼△▼△


次の日

昨日は美術史美術館へ行ったので私達は馬車に乗った。

ウィーンは街中に馬車が常にいる。

馬好きの私はこちらへ来た時からチラチラとそれを見ていた。

なので乗ろうと言うことになり乗った。


そして降りた後、御者の人に聞いて許可を取り、馬を軽く撫でさせてもらった

かわいいい。


その後シェーンブルン宮殿へ行ってその前に広がる庭園のベンチに座っていた。


とても晴れていて、ほどよい気温で、気持ちのいい日だった。

鳥は鳴いていたし、庭もキレイに整備されていた。

隣には友達のAIもいる。

彼女の姿を何となく見ていた。



すると違和感があった。

なんだ?

彼女全体が微細に動いている感じというのか、軽くフリーズしてる感じがした。

そして桃は固まってベンチに転がった。


状況が飲み込めず混乱して彼女をゆすって話しかける


「桃!どうしたの?…え、ドッキリじゃないよね?」


飛行機の中でされた炭酸水を吹き出した軽いドッキリを思い出す。


そして周りに助けを呼ぼうとしたら人間、じゃなくおそらくAIなのだろう、人型の物や球体、その他の形の物まで地面に横たわっていてその所有者なのかが、彼らに呼びかけたり混乱しているのが見えた。



のちに分かるが、主にヨーロッパで起きたAIががかるウイルスの始まりだった。

これは猛威をふるい世界に混乱を起こした。



私は呆然としていたが、

すぐバグかウイルスかなのだろうとは何となく察し、緊急用の小型デバイスで状況を確認した。


こうゆう時日本人は強いかもしれない、地震もよく起こるし、何度も復興して今にいたる。

そしてまだその時は桃もすぐ復旧出来ると思っていた。


思っていた。


▼△▼△▼△▼



その2日後、私は泊まっているホテルのベットに移動してもらった桃を眺めていた。

少ない情報で察したのはこのウイルスは広範囲に広がっており、復旧する見通しはないこと。


そしてほとんどの移動手段はAIが管理しているので日本にしばらくは帰れないことだった。

そして断定は出来ないが、AIを埋め込んでいたら別だが、人間に埋め込まれているチップくらいは感染はしないらいしい、ということだった。


全てが謎でぼんやりしていた。

何の柄か分からないが、花のような蔦のような模様の高級そうなシーツの上に彼女は寝ている。

暗い部屋の窓から来る夜の街灯りを受け、今にも動き出しそうだ。


私は色々あったし、別に感染しても構わないと思っていたので必要以上にパニックにはなっていなかった。


窓を開けるとウィーンの街並みの上に夜空が広がっている。

キレイだ。

しばらく空を眺めていると不規則に動く飛行物体が見えた。

ドローンか小型艇か何かだろうか?

しばらく見ていると段々と大きくなり楕円(だえん)の長方形っぽい物体になった。


それはおそらく小型なティックタック型と呼ばれる宇宙船だった。


何だろう?

ボーッとしていたらそこから光の道みたいな物が伸びて窓まで届いた。


ああ、そうかこれは夢なんだ。


そう思って私は窓から乗り出しその道に足をつけた。

不思議だが感触があって落ちない。

ほらやっぱり夢なんだと思いながら、なんとなくその光の道に沿って宇宙船まで歩いて行った。


ティックタック型の宇宙船は近づくと思ったより巨大だった。

母船というほどではないけど、小さ目のタワーマンション一個分あるかないかくらいな気がする。

光の道が続く壁まで来ると、急に穴が入り口のように開いた。

私は吸い込まれるようにそこに入って行った。

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