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宇宙人に恋してる  作者: 02369385


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17/20

サロン

いつも読んで下さってありがとうございます。

今回はテレパシー、アカシックレコードなどの話しを含みます。














▽▲▽▲▽▲


今、私はエヴァンさんと施設内にあるサロンでお茶をしている。

部屋は高級なカフェという感じで、シャンデリアがあり、ローテーブルやソファなどがある。

しかしサイズ感は大きく、180cm越えてるこの体でも小人が座っている感じになってしまうので、普通の椅子一脚とサイドテーブルを出してもらい、腰をかけた。

なぜかコナーは大きなソファに子供の様に座ったのだが、知らん。


私たち宇宙人は本来テレパシーで会話する者もいるが、地球人と交流するためにこうやって宇宙人同士で発音してお茶を飲みながら会話の練習をしたりもする。


名前も地球に馴染むように新たに別の名前を付ける者もいる。

私のルイや、エヴァンさんコナーもそうだった。

エヴァンさんが話し始める。


「コナーさん、外ではもちろんですが、そもそもこの施設でも承諾もなく、テレパシーを使うのは禁止されていマス。

それを使って一部分とはいえ、ルイさんの思考を読み、好きな方を割り出し、会いに行くのは無視されてもしょうがない、と思いマスヨ。」


クソガキに注意してくれてるらしい、ありがとうございます。

そのコナーは


「えーでも、明らかにうきうきした顔してたり、次の日ものすごい落ち込んだ顔してるから、絶対恋でしょこれ!って思ったんだよねー。

そうしたらどうしも知りたくなっちゃって、ごめんなさい。」


自分がすぐ顔に出るタイプなのは自覚しているが、明らかだったらしい。


精神がぶれるとセキュリティが弱いパソコンみたいなもので、頭の情報もすぐハッキングされてしまう。

ちなみにテレパシーはAIロボットや、色んな物の情報を読み取ることも可能だ。

何でそんな事が出来るか仕組みとしては、

アカシックレコードとも呼ばれているここより高い次元にある、全ての未来今過去、全ての世界線の情報が保存されている精神的データバンクにアクセスし、今、この世界の知りたい情報のみ読み取っている。


私はコナー対策として、ジョークではなく仮面を被って生活しようかと思い始めた。



AIロボのウェイター達が紅茶2つとメロンソーダを持って来る。

だが1つの紅茶はボウルに取手が着いたような大きさの物に、白い大皿のような受け皿が敷かれている。

エヴァンさんの物だ。

人間の生活に慣れているので、やはり大きさにいつも驚いてしまう。

相手の大きさより、普段使っている物が特大サイズになっている方が違和感がすごい。


私はサイドテーブルに置かれた普通サイズの紅茶を一口飲んでから話し始めた。


「エヴァンさん、忠告して下さってありがとうございます。

実は色々あって考えたのですが、その彼女の事後処理が終わったら、シリウスの母船に帰ろうと思っています。

そもそもの発端は私の暇つぶしの結果ですし、シリウスで新たに役目を見つけようと思います。」


「えー!それ僕のせいだからルイが母船に帰ることなくない?

ヤコマちゃんに謝りに行くからさ、ここにいてよー」


コナーには話してないのだが、勝手に受け答えをされる。

私はあくまでエヴァンさんの目を見上げて彼に返答を求めた。


「それはヤコマさんとの事が起こる前にも検討したことがあったのでショウカ?」


エヴァンさんが鋭いことを聞いてくる。


「その通りです。

しかし、その時はシリウスに私の役目は無いような気がしたので残ることにしました。

でもそもそも地球での役目も『宇宙人の存在が一般の人間に公式に認知された』時点で無くなっていたので、完全に判断ミスでした。」


ヤコマと出会えたことには感謝しているしラッキーだったが、彼女を傷つけたのなら総合的に判断ミスなのだろう。

地球に残ったことに後悔はしていないが、これ以上ここにいてもしょうがない気がする。

私はまた紅茶に口を付けながらそう思った。

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