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その11

リジーは恐怖と戦いながら、なんとか誰にもみられずにマンションから逃げ出す事ができた。


でもあてはない。

どうしたらいい?

シュナイダーに連絡したい。

でも、今どうなっているのかわからない。さっきは電話に出なかったし…。何かに巻き込まれたとか?

まさか…彼等はプロなのよと自分に言い聞かす。

目についた公衆電話のそばまで走って行き、携帯に表示されているシュナイダーの番号にかける。

すると今度は繋がった。

「もしもし…。」

「…君は誰だ?いや、まさかリジー?」

「貴方は誰?」

「俺だよ。シュナイダーだ。」

「ああ、よかった。無事だったのね?心配してたのよ。」

「それはこちらのセリフだ。今どこにいる?」

「貴方1人?」

「ああ、仲間は今はここにはいない。ここはどうやら奴らのアジトのようだ。」

「貴方もしかして捕まったの?」

「いや、まて、…奴らがくる。とりあえず今は隠れて様子を見ているところだ。電話切るよ。」

「あっ、シュナイダー。」

電話が切られ、リジーはどうしたものか考えた。今はとにかくシュナイダーのいる場所が悪い。奴らのアジトのそばにいるようだ。

だからこれ以上の通話は危険と判断し、リジーは今いるこの場所から移動する事に。


追ってはどうやら来ないようだ。

でも油断はできない。

焦らず、かつ素早く動かないと…。

人混みが多い場所がいいだろう。だが問題は靴を履いてないことかな。

どこかのショップに入って買わないといけない。だけどあいにくと手にしているのはわずかな現金とカードのみ。

カードは使うとあしがつくので使えない。とすると残りわずかな現金の中で買うしかない。リジーは近くにあった古着屋に駆け込むと、靴を一足買って履いた。

店員は何も言わず聞かなかった。

それがありがたい。

店から出ると普通の顔をして歩き出した。

当てはない。

あっ、一人いた。

サミーだ。

でもまって?彼女にも警護がついてるはず。でももし彼女のもとに行って彼女に迷惑かけたら?

いえ、出来ないわ。

トムならどうかしら?

彼は男だし、…力はちょっとないかな。でもいざという時はきっと…。

そう思い、トムの住む場所に向かうことにした。ただ問題なのは手持ちが少ないと言うことくらい。誰かに借りるわけにも行かない。

と言うか、この街には私の知り合いは少ない。だから無理ね。

ならあとは歩くしかない。

時間がかかってもいい。歩こう。



1時間かかって歩いたが、あともう少し歩かないといけない。

足が少し痛み始めていた。

慣れない靴だから仕方ない。

何処かで休憩でもしようと喫茶店を探したが、この近辺のことはあまりよくわからないので通り道にあれば入ろうと考えた。


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