ライバルお嬢様の真意
走る高級リムジンの車内。
「で…ユカリさんが大変っていうのは本当ですか、セイナさん?」
俺が尋ねると、ライバルお嬢様であるセイナさんは、胸元の豊満なダブルメロンGを揺らしながら艶やかに微笑んだ。
「ふふっ…嘘ですわ。ユカリをダシにでもしなければ、貴方様のようなお方は来てくださらないでしょう?」
「えっ…嘘!?じゃあ、俺を呼び出した本当の理由は?」
真剣な表情で問い詰める俺に対し、セイナさんは頬をポッと赤らめ、上目遣いでとんでもない言葉を口にした。
「ユカリだけでなく、わたくしにも種付けしてくださいまし〜♡」
「…あの、セイナさん。それって、そのダブルメロン、好きに食べてもいいって事なのか?」
「あ〜ん♡リオン様〜素敵ぃ〜♡」
断る理由など一ミクロンもなかった。
俺は前世の男子高校生としての野生を全開にし、その柔らかで豊かなダブルメロンGへと勢いよく顔面からダイブした。
◇◇◇
しかし、その頃。
リムジンの後部座席で繰り広げられる甘い惨劇?は、車内に同乗していたメイド配信者のスマホによって、バッチリと生配信されていた!
ただし、画質設定ミスと激しい車の揺れによって、カメラのピントは完全に崩壊。
画面全体がまるで高級なピンクモザイクがかかったかのような、とんでもなく妖しい映像と化していた。
セイナのメイド配信(※モザイク状態):
『リエちゃん…もう探さないであげて』
『うん…そうしよう』
『特定班、撤収〜!』
『クレープ食べてこよう、リエちゃん…』
『見なかったことにするのが一番の優しさなのよ』
一方、街中でスマホを片手にリオンを捜索していたリエは、コメント欄の異様な雰囲気に困惑していた。
「な、何があったの!?見つけたのね!?どこの配信よ!教えて!!」
リエの公式配信コメント欄:
『リエリエ!この配信見!』
『おい余計なこと教えるなwww』
『見ない方がいいと思うけどなぁ…』
『ピントが合ってないからモザイクみたいだけど…』
『なんか…凄く楽しそうにメロン揉み揉みしてる声だけ聞こえるわwww』
『ユカリのヘリ部隊、出動理由無くなってて草www』
『種付けしてくださいまし〜♡は強すぎるwww』
『結局セイナも速攻でメロメロになってて腹痛いwww』
「えっ…何これ?ブレブレで何も見えないけど…あいつの「あーむっ♡」って声だけ聞こえるんだけど!?」
空を飛び交うユカリの実家のヘリ群の下で、リエはなんとも言えない表情で立ち尽くしていた。




