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リスナー参加型企画!質問コーナーと萌えセリフ

「さあ!今日は配信者イベントの王道!リスナー参加型・質問コーナー&言ってほしいセリフ企画をやっちゃいま〜す!」


リエのハイテンションな挨拶で始まった今日の配信。


画面の横では、爆速でチャット欄が流れていく。


リエの公式配信コメント欄:

『きたぁぁぁぁぁ!!神企画!!』

『リオン様に言ってほしいセリフ山ほど送ったぞ!!』

『質問コーナー助かる!!』

『今日の配信、絶対神回になるwww』



「じゃあまずは【質問コーナー】から!ラジオネーム『Gカップは正義』さんからのお便り!」


『質問:リオン君は、女の子のどんな仕草や部位に一番キュンと来ますか?』

「おおっ、ストレートな質問だな!」


俺は腕を組み、キリッとした表情でカメラを見つめた。


頭の中では太もも!巨乳!ジッパー服!下から覗くチラリズム!と欲望が暴れ狂っていたが、口から出たのは無自覚な紳士の回答だった。


「やっぱり…寒そうにしてる時に、袖をキュッと引っ張って裾を伸ばす仕草、萌え袖かな。守ってあげたくなるし、すごく愛おしく感じるよ」


リエの公式配信コメント欄:

『ギャァァァァァ!!(キュン死)』

『萌え袖派かよぉぉぉ!!』

『脳内では太もも連呼してるはずなのに言葉が綺麗すぎるwww』

『守ってあげたくなる、はズルいwww』



「ふふっ、リオンったらカッコいいんだから♡じゃあ続いて…【言ってほしいセリフコーナー】にいってみよう!」


リエがニヤニヤしながら、抽選箱から一枚の紙を引き抜いた。


「ラジオネーム『裏配信の常連』さんから!…えーっと、シチュエーションは『甘えたい夜に、耳元で囁くセリフ』ね!リオン、感情を込めてお願い!」


「耳元で囁く?よーし、任せて!」


俺はカメラにグッと顔を近づけ、マイクの距離を調整した。


よし、前世で見た恋愛ドラマのイケメン俳優になりきるぞ!


フッと息を吹きかけるように、極上の低音ボイス(ASMR風)で囁く。


「…ねえ。今日はもう、どこにも行かせないよ。俺の側で、ずっと甘えてて?」


リエの公式配信コメント欄:

『あああああああ(全全全全女子即死)』

『イケボすぎる!!!!』

『吐息がヤバい!!耳が溶ける!!』

『投げ銭連打ぁぁぁぁぁ!!』

『なお本人は太ももに顔を埋めたい模様』

『かっこよすぎて腹立つwwwww』


「うぐっ♡リ、リオン…耳が…あたまが♡溶けるぅ♡」


極上のイケボと吐息を直接至近距離で浴びせられたリエは、顔を真っ赤にしてそのまま白目をむき、倒れ込むように気絶してしまった。


「あれ?リエ?おいリエ、大丈夫か?」


どうやら耳が幸せすぎて破壊されてしまったらしい。


相棒を失い一人残された俺だったが。

ふと画面の横で爆速で流れるコメント欄を見て、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。


「ふふん…なるほど。リエが気絶したってことは…ここからは俺のフリータイムってことだな!?」


ノリノリになった俺はマイクを限界まで近づけ、さらに過激なお題の紙を次々と引き抜き、タガが外れたようにイケボでささやき始めた。


「よし、次はこれだ!君の***(ピー♪)を食べていいか?」


「そして、俺の***(ピー♪)を、君の***(ピー♪)で包んでくれ」


「***(ピー♪)♡」


「***(ピー♪)!!」


放送事故レベルの過激なセリフの連発に、配信画面には容赦なく自主規制のピー音が被せられる。

しかし、俺の情熱的な吐息と低音ボイスは、もはやピー音すらも貫通して全世界の女子リスナーへダイレクトに届いていた!


リエの公式配信コメント欄:

『ヤバい♡ピー音貫通してるってぇぇぇ♡♡』

『よく聞こえないけど言いたいこと全部伝わってくるwww』

『耳が溶ける!!濡れちゃうよぉ♡』

『リエちゃんが気絶した途端に暴走し始めて草www』

『神回♡神回確定♡』

『リオン様、むっつりスケベを隠す気が一切無くなってて最高www』



そして、そのピー音貫通・暴走配信を、豪華絢爛な大邸宅の液晶モニターでリアルタイムで観ている人物がいた。


縦ロールの金髪を揺らし、極上のシルクのガウンを羽織った優雅なお嬢様。

ユカリの永遠のライバルであり、名門財閥の令嬢である。


彼女は画面の中でノリノリで卑猥な?決めセリフを連発するリオンを食い入るように見つめ、ワイングラスを握りしめる手にギュッと力を込めた。


「な、なんて破廉恥で…なんて雄々しいお方なのっ!あのGカップ女が躍起になって狙うわけですわ!」


画面越しでもビンビンに伝わってくるリオンの国宝級の男気と溢れ出る野生のスケベ心。


お嬢様は頬を紅潮させ、力強く立ち上がった。


「あの男の『種』…あたくしも頂きますわ!覚悟しなさい、ユカリ!!」


新たな高貴なる肉食ヒロインが、リオンを巡る争奪戦へと参戦を決意した瞬間であった。

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