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眠れぬシズカとエロい保健室の先生

昼休み。

校舎裏のベンチで、腰の痛みも引き復帰したリエが、スマホに向かってひとり愚痴をこぼしていた。


「はぁ…リオンの彼女候補がなかなか見つからないのよね。あいつ、毎日一人で処理してるのがバレてるから…アレ(ティッシュ)をゴミ箱に捨てるたび、リオンの評判も落ちちゃうし。はぁ、まあ『私だけ』って言ってくれてるのは嬉しいんだけどさ…」


◇◇◇

リエの公式配信コメント欄:

『今日リオン様は?』

『居ないの?』

『いつものお弁当タイムは?』


「あー、今日のリオン?図書委員のおとなしい子が調子悪くてね。リオンが保健室まで付き添ってるのよ。なんか凄く寝不足だって言ってたけど…それより、なんか今日のコメント欄、やけに静かじゃない?どしたの?」


◇◇◇

リエの公式配信コメント欄:

『シズカw』

『シズカなのよwww』

『理由がシズカだけにwww』

『(※全員裏配信で事態を知っているため温かい目で見守り中)』


校舎裏でひとり首を傾げるリエは、まだ何も知らないでいた。


なぜ、図書委員のシズカが猛烈な寝不足に陥っているのかを。


◇◇◇


同時刻、保健室。


「シズカさん、大丈夫?」


「う、うん。ちょっと…眠れなかっただけ(ポチポチっ)」


保健室のパイプ椅子に座るシズカさんに、俺は心配そうに寄り添う。


顔を真っ赤にしたシズカさんは、制服の胸ポケットの二台目スマホへと爆速で指を走らせていた。


◇◇◇

シズカの裏配信コメント欄:

『主(シズカ):眠れる訳ないでしょ!!寝ようとしたらリオタンのが中からポコポコ溢れてくるのよ!!思い出しちゃって気が付いたら朝だったの!!』

『ポコポコ溢れて草www』

『昨日の今日だもんなwwwそりゃ寝れんわwww』

『シズカ、リアルでは大人しい顔して裏で爆吐露すんのやめろwww』


「ほら、ベッドに横になって…その、寝不足なのは分かってるんだけど…今日も太もも、いいかな?」


「う、うん……(ポチポチっ)」


『主(シズカ):んほ〜〜!きちゃ〜!』


ベッドに倒れ込んだシズカさんのすべすべな太ももに、俺は吸い寄せられるように顔を埋めた。


その時…カーテンがシャッと開いた。


「あら?誰かいると思ったら…リオンさんですか?お友達の付き添い?彼女、もう寝ちゃってるみたいだし…こっちで少しお話ししましょ♡」


現れたのは、白衣のボタンを大胆に開け、豊満な胸元を露わにした保健医の先生だった。


「え?寝てる?あれ…シズカさん、寝ちゃったのか…(※太ももから顔を上げる)」


「ふふ、リオンさん…先生の体温、測ってくれないかしら?…はい、体温計ここの『間』に挟んで♡」


そう言って、先生は体温計を自分の深く豊かな谷間へと指差し、上目遣いで俺の手を誘導した。


!!??


前世の男子高校生としてのスケベ心が爆発し、俺の脳内は一瞬で狂乱の渦に巻き込まれた。


「エッロ!!保健の先生エッロ!!!エロい保健室の先生とか漫画の世界だけだと思ってたけどヤバいって♡谷間で体温計挟んで測っていいのかよおい!!!!」


鼻の下を限界まで伸ばしてデレデレになる俺。


そして、ベッドの上で寝たフリをしているシズカさんの指が、布団の中で猛烈な速度でスマホを打ち鳴らしていた。


◇◇◇

シズカの裏配信コメント欄:

『主(シズカ):はぁぁぁ推せるわ♡巨乳保健医にメロメロになるリオタン♡最高だわ……(昇天)』

『おい主!寝たフリして鑑賞してんじゃねえwww』

『自分以外の女に鼻下伸ばす推しを見て「推せる♡」はガチオタクの思考なんよww』

『シズカのカプ厨属性が爆発してるwww』

『保健室の先生もリオン狙いに行ってて草www』

『リオン様、太ももから速攻で巨乳保健医に鞍替えしてるの草だろwww』

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